天都賀盾。人間の父親と天使の母親と天使の妹であるユリと暮らす、ただの人間の高校生。
ある日の家での夕食のあと、天使の住む天界と悪魔の住む魔界が戦争状態になったという連絡が入る。天使の軍団の司令官ミカエルである母親は天界へ戻ってしまい、と
りあえず状況を整理しようとした盾とユリの元に、悪魔の少女メイオ・ウラヌス・メフィストフェレスがやってきた。
上級魔族の令嬢だと語る彼女は、かつて天使の住む天界と人界との戦争の危機を止めた盾の力を目当てにやってきたと言う。しかし、なんの力も持っていない盾はメイオの目の前でベンチを殴って見せ、悪魔の期待する力などないことを示す。それでも、盾が天界と人界の危機を止めたことは事実であり、その手法を問い詰めようとするメイオ。そこにユリが乱入し、場を治める為と次の一手として、立場を逆転させた盾はメイオに自分たちとの共同生活を要求する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 21:49:16
61469文字
会話率:61%
「幽霊が出た!」
「ええっ!幽霊っ!?出たんすかっ!どこ!?」
廃屋『呪殺人形館』に心霊動画を撮りに来た5人の大学生達。しかし上級生達が外から目撃した人影の存在は、屋内を撮影していた下級生達の証言と撮影記録により否定される。目撃された人影
は幽霊だったのか?
『呪殺人形館』の幽霊の謎に大学生の瀬川君と南山田先輩が挑む。
全4回完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 14:47:09
13975文字
会話率:65%
ローレンス・ササキはヤグシルドマ王国の冒険者である。 所持スキルは【人に木棒】という、「木製の棒を所持している限り、様々な恩恵を受けられる」というよくわからないもの。ローレンスはこのスキルのため、木の棒以外の武器・道具をまともに扱えなかっ
た。そんな不遇な才能であっても、努力によってなんとか上級ギルド【黄金の天秤】の雑用として雇用される。雑用としてではあるが、縁の下の力持ちとしてギルドを支えていくローレンス。しかし、突如リーダーから「お前、明日から来なくていいぞ」と解雇されてしまう。見捨てられた哀しみから自暴自棄となった彼は、あまりに危険なため調査もまともに進んでいない【魔境アディヒ】の探索に乗り出す。その過酷な地で、ローレンスは真の才能を開花させる。一方、王国では宇宙人の侵略やAIの反乱といった未曾有の危機が多発。【黄金の天秤】もその対応に追われるも、失敗が続き落ちぶれ始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 03:26:00
7980文字
会話率:59%
高校入学初日に、中庭のベンチに座って同級生を待っていた。その時、突然現れた白い蛇!よける間もなく左手を噛まれてしまった。気が付くと、そこは異世界の洞窟が広がっていた。
蛇に噛まれて異世界に転生しただけでなく、なんと蛇になってしまった
のだ。
他のモンスターの攻撃をうけると、そのスキルをゲットできるという微妙なチート力。これは逆を言えば、攻撃を受けなければ大したスキルは手に入らない。といった、とんでもチート能力の蛇。
死にそうになることも、変な役割を持つことも、本当の能力以上の事をしないといけないこともある。
そんな中で生き残るために、いろんなモンスターの攻撃をうけて、スキルをもらって、大冒険をしていく。
洞窟の探索の中で、新たな仲間にであい、さまざまな種族と交流をもちながら、笑いあり、悲しみありの物語にしていきたいです。
第1章
スライムや毒蝶々と闘い、自身の能力を知っていく。ラクーン洞窟地下1階の主との死闘後、リザードのギィが仲間となる。
第2章
ギィのレベルアップをする中で、キルアント族のアリスと出会う。そこから、キルアント族との交流が始まる。
第3章
キルアント族の隠れ洞窟は西の王宮、南の上級キルアント族の居住区、入り口側の一般居住区、そして北にある商業地区で成り立っている。ここでは、一般のキルアント族との交流が行われる。
第4章
キルアント族の洞窟からさらに奥には、草むらの洞窟が広がっている。そこでは、初めて集団で襲ってくるモンスターと闘いを経験する。
第5章
ラクーン大洞窟地下2階は極寒エリアだった。強力な敵である白熊との激しい戦闘の結果、皆んながバラバラになってしまう。
第6章
ギィとアリスと師匠は極寒の地でスノウラビット族の不遇な状況を知り、それぞれが役割を果たそうと懸命になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 11:38:25
652427文字
会話率:28%
「ポーションを何個でも用意できる?安いアイテムがいくらあっても、お前と同じで役に立たねーよ」
おっとりお人好しな初級回復術師グラス。新たなスキル【アイテム無限増殖】を手に入れるが、その価値を理解しないパーティリーダーとギルド支部を見限り、回
復アイテム屋を開店する。
グラスの家にはポーションを擬人化した「アイテム娘」の「ポーションちゃん」がおり、彼女と抱き合ったりキスする事でポーションやハイポーションを無限増殖できるのだ。
その時、回復アイテムのドロップ率が下がり、回復魔法の消費MPが上昇するという怪現象が起こる。ポーションの価値が一気に増大し、グラスの店は大繁盛!
勇者パーティや王宮からの大口注文が入りウハウハ状態。
新たな「アイテム娘」も登場し、どんどん充実していくグラスの店……かわいい「アイテム娘」とのいちゃいちゃ同居生活でグラスの心もドキドキです!
グラスを切って上級回復術師を入れたパーティはこの現象のせいで冒険が上手く行かず、だんだんと追い詰められていくのだが……。
……父さん母さん、いつの間にか僕の唇とお尻がアイテム娘たちの間でシェアされることになったようです。ぼ、僕の意見が入る余地は……?
グラスのもとに集う「アイテム娘」たちが、やがて世界を救うカギに……?
これは、かわいい「アイテム娘」たちと、彼女たちに愛されるおっとり善人な初級回復術師が繰り広げるハーレム最強店舗経営ファンタジー!
ざまぁもあるよ!
※ノベプラなど、他サイトでも掲載予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 18:08:14
125275文字
会話率:39%
「……あなたの今後のご活躍をお祈りしています」
「わうわう」「グルル」「ヒヒ―ン」
Sランクユニークスキルを持つ少年レオ。帝国中央政府の採用試験を受験するも、使えないスキルだとお断りされ、下級公務員としてド田舎の潰れかけ公営動物園に追放さ
れてしまう。
だがその動物園には”もふもふケルベロス(最強)”、”氷河期世代ワイバーン(仕事中毒)”、”ゲスエロユニコーン(そのまま)”などの変わった上位魔獣達が棲んでいた。
何事にもめげないレオは、どんな魔獣とも話せる”獣会話”、体内のどんな問題も治せる”限定治癒”のスキルを武器に彼らと協力し、集客最強、ついでに戦闘力も最強のユニークな動物園を作り上げていく。キラキラと無条件に称賛してくれる超カワイイ副園長もいるし、この職場って最高!
そんななか、敵の魔獣を活用した新戦術に対抗できず、慌てた帝国はレオのスキルを必要とするが、いまさら採用するから戻ってこいって言われても。
ヤダよオレはこの動物園を世界一にする! そちらはそちらで頑張ってください。
世にも珍しいSランクスキルを持つ少年と、無自覚天使な美少女副園長、一癖も二癖もある魔獣達が織りなす、もふもふハートフルコメディ!
※レオのスキルは世界で彼にしか使えず、単体では微妙ですが、他のスキルと組み合わせることで最強スキルに化けます。
※ざまぁ要素は控えめですが、レオくんを不採用にした帝国中央政府はひどい目にあいます。 彼には関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 17:14:00
37409文字
会話率:28%
異世界の上流階級を、無慈悲なガチャとスパチャの嵐が襲う!
異世界とゲートが繋がった日本。
デスマーチを終えた社畜システムエンジニア俺、赤城 直也(あかぎ なおや)、弊社を見返してやる! と、現地の魔導学院との共同研究チームに志願、IT技術
を駆使して、魔法世界のデジタル革命を目指すことに。
チート能力は持ってないが、仲間を動かすのが得意な俺は、パートナーとなった天才少女たちと協力して、日本の誇る?デジタル文化(ガチャ課金ゲーム/SNS/ブイチューバ―)を詰め込んだ、斜め上に最凶なスマホを作り上げる。
異世界の上級から低確率ガチャで資金集めをした結果、悪の帝国が崩壊しました。
これは、デジタル技術と魔法技術を融合させた最強魔導スマホを駆使する主人公たちが、世界を変えていく物語。
※アルファポリスなどの他のサイトにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 16:10:13
136050文字
会話率:48%
スキルを売買やレンタルができるユニークスキル『技能取引者<スキルトレーダー>』を持つセインはパーティーメンバーに必要なスキルを売ったり、貸したりすることにより貢献をしていた。その結果セインの所属するパーティーはスキルを覚える時間を短縮でき
た上に、足りないスキルを補うことができ最速でランクアップしていった。
ついにAランクにいけるという時に、パーティーのリーダーから、「上級スキルを覚えた俺達にお前から買える基礎スキルはもう用済みだ」と追放されてしまう。
失意のまま宿屋に戻ったセインだったが、ちょっとした偶然でセインの事を聞いていたS級冒険者にスキルを買い取って他の人間に売ってほしいと持ち掛けられることによって世界は一変する。
この依頼をきっかけに彼は気づくことになる。本来は誰かに譲ることのできないスキルをお金さえ払えば自由に売買できてしまうこのスキルの有用さに。
『剣聖』や『聖剣の担い手』などの超レアスキルを本当に欲しがっている人に渡したり、呪われたスキルで悩んでいる少女からスキルを引きはがし命を救ったり、伸び悩んでいる冒険者に欲しがっているスキルを売って、感謝されていくうちに彼の名声はどんどんあがっていき、S級冒険者や王族の御用達となるのであった。そして彼自身も有用なスキルを組み合わせることによって強力な力を手にし、成り上がっていく。
一方、彼を追放したパーティーは基礎スキルがないために上級スキルがつかいこなせず大ピンチになり、失態を重ね崩壊することになる。
これは理不尽に追放された一人の技能取引者<スキルトレーダー>が多くの人を助け、能力を認められていく物語。
ヒロイン多め
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 11:13:48
111701文字
会話率:66%
「乙女ゲームの世界で悪役令嬢に転生するものの、攻略対象に婚約破棄されてしまい、領主として内政チートしていたら聖女であることが発覚し、勇者パーティーに入るものの役立たずで追放されて、後々に超有能だったと気付いた時には他国の後宮で女官から上級妃
に成り上り、王の寵愛を受けるもクーデターが発生し、死んでしまった後でもう一度子どもの頃に戻って人生二週目をやり直す転生がいいです」
『………はい?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 15:39:00
3349文字
会話率:60%
冒険者パーティに所属できる新人枠は二名まで。何故なら新人には、冒険者協会から人生でただ一度だけ使える『魂にスキルを刻む刻印のスクロール』が与えられるからだ。そして新人冒険者リクルのスキルは【レバレッジたったの1.0】という無意味な物だった
。新しい新人確保のため、あっさりその場でパーティから放逐されたリクル。だが、そのスキルには大きな成長へと繋がる隠された秘密があったのだ。そしてエルフの聖女率いる上級冒険者パーティと共に北方の聖教国を目指す事になったリクルは、やがて成長し勇者を拝命する事になった。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 18:00:00
361388文字
会話率:24%
心優しく愛らしい少女フルールが暮らす王国では、神からひとつだけ力を与えられる。
平凡な毎日が幸せで楽しく暮らしていた平民のフルール。
上級貴族のラーファと恋をしてから起こる日々の変化。
激動の人生を送ることになる2人を描く物語。
最終更新:2021-04-07 16:35:17
63025文字
会話率:60%
ギルドの事務作業を含めた幾つもの管理項目を請け負うジョブ『データバンク』、街を持ってるくらい上級ギルドの『ガイアバトラーズ』でデータバンクをしていたアロン・パルに襲い掛かる突然の追放、意気消沈のパルだったが、激務を積んでいた体はどうやら……
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 13:39:31
53701文字
会話率:47%
オッス、オラ鳥越慶一郎!
え?知らない?誰だって?
それはこの小説を読めば分かることさ
迷わず読めよ!
読めば分かるさ!!
イクぞー!!!
イチ・ニィ・サン・ダ
最終更新:2021-04-07 10:29:00
2725文字
会話率:14%
守銭奴な仲間の思惑によって、「上級冒険者」であり「元勇者」であったアレックスは本人さえ忘れていた「記録」の奇跡により15年前まで飛ばされてしまう。
その不遇とそれまでの功績を加味して、女神フェスティーナはそんな彼にそれまで使用していた「魔法
袋」と「スキル ファクルタース」を与えた。
若干15歳の駆け出し冒険者まで戻ってしまったアレックスは、与えられた「スキル ファクルタース」を使って仲間を探そうと考えるも、彼に付与されたのは実は「スキル ファタリテート」であった。
他人の「宿命」や「運命」を覗き見れてしまうこのスキルのために、アレックスは図らずも出会った少女たちの「運命」を見てしまい、結果として助ける事となる。
更には以前の仲間たちと戦う事となったり、前世でも知り得なかった「魔神族」との戦いに巻き込まれたりと、アレックスは以前とと全く違う人生を歩む羽目になった。
自分の「運命」すらままならず、他人の「宿命」に振り回される「元勇者」アレックスのやり直し人生を、是非ご覧ください!
※この物語には、キャッキャウフフにイヤーンな展開はありません。……多分。
※この作品はカクヨム、エブリスタ、ノベルアッププラスにも掲載しております。
※コンテストの応募等で、作品の公開を取り下げる可能性があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 17:00:00
267702文字
会話率:25%
ルクシオ・アインズワークは、王都立学園で『卑怯者』と呼ばれていた。
その理由というのも、彼が持つ固有スキル――【変速】にある。下級貴族をイジメていた上級貴族との戦いにおいて、ルクシオは勝利を収めた。だが、その勝利を周囲は認めなかったのだ
。
「物の動く速度を変えて戦うなど、卑劣極まりない!!」
「卑怯者はこの学園から追放だ!!」
平民に負けた、という恥もあったのだろう。
貴族たちの働きかけによって、ルクシオは追放――強制退学処分となった。だが少年は、すぐに気持ちを切り替えて冒険者ギルドの門を叩く。王都立学園からの追放は落第扱いであるため、最下級からのスタートとなったが、ルクシオは気にも留めない。
貴族中心の学園とは異なり、冒険者は実力によって認められる世界。
少年剣士は、己の力をいかんなく発揮していく。
一方その頃。
ルクシオを追放した貴族たちは、国王リガルドから詰問を受けるのだった。
やがてルクシオは、落第扱いから一転、王都でその名を知らぬ者はいない存在になる。そして、いつしか人々はルクシオのことをこう呼んだ。
並び立つものがない存在、すなわち【剣聖】――と。
これは弱きを助け、強きを挫く一人の正義の少年が、世界から認められていく物語。
※同名タイトルの連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 13:04:17
13158文字
会話率:35%
ルクシオ・アインズワークは、王都立学園で『卑怯者』と呼ばれていた。
その理由というのも、彼が持つ固有スキル――【変速】にある。下級貴族をイジメていた上級貴族との戦いにおいて、ルクシオはそのスキルを駆使して勝利を収めた。だが、その特異性を
周囲は認めなかったのだ。
「卑怯者はこの学園から追放だ」
平民に負けた、という恥もあったのだろう。
貴族たちの働きかけによって、ルクシオは追放――強制退学処分となった。だが少年は、すぐに気持ちを切り替えて冒険者ギルドの門を叩く。王都立学園からの追放は落第扱いであるため、最下級からのスタートとなったが、ルクシオは気にも留めない。それどころか自身の力をいかんなく発揮し、いつしか周囲を認めさせていった。
落第扱いから一転、彼は王都でその名を知らぬ者はいない存在になる。
そして、いつしか人々はルクシオのことをこう呼んだ。
並び立つものがない存在、すなわち【剣聖】――と。
これは弱きを助け、強きを挫く一人の正義の少年が、世界から認められていく物語。
その、始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 20:05:09
5889文字
会話率:36%
夢の中って、不思議だ。
願っても思うような夢を見れる事なんてあまりないし、夢の中では大体展開が急だ。
だけどおれは違う。そこらの人とは違うんだ!
おれはそこそこ好きなように夢を見ることが出来る!そこそこだけどね。
夢の中ではおれでも主人公に
なれる。だからおれは寝ることが一番好きだ!
もう、う〇こマンとは呼ばせない!
そして…若くして死亡したおれは、夢の中で見た世界に転生してしまった!?
主人公の高校生、山本タケルが、かつて夢の中で見た世界で冒険者となり、仲間と楽しく過ごしながら、ゆくゆくは上級職を目指そうかな?という物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 19:21:41
9928文字
会話率:41%
よく言うじゃない?
あの映画観て、泣いた。
あの本読んで、泣いた。
あのドラマ観て、泣いた。
あのマンガ読んで、泣いた。
あのアニメ観て、泣いた。
まぁ、感動したってことをあらわす比喩としては、最上級の部類かなぁ。
でもね、私は今回、比
喩じゃなくて、涙、ボロボロこぼれた。
まぁ、これが《詩》か?という疑問は残るが、定型詩じゃなく、自由(全てを包み込む、なんという壮大な言葉かしら?)詩なんだし。
自由、は、自由、やし。
それくらい、大目にみてくれよ〜。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-04-03 09:30:02
1765文字
会話率:4%
人は誰だって夢を見る。悪夢、予知夢、明晰夢、警告夢······。
しかしながら、そのどれもが現実とは関わりつつも、どうしたって現実での出来事足り得ない。夢で見たものは全て虚構なのだ。
───これは、夢を見る少年少女が綴る、もう一つの世
界での日記。
古より語り継がれる逸話でも、ましてや英雄譚でもなく、ただ騒がしく慌ただしい日常が綴られた名前の無い夢日記である。
ある日目を覚ますと、そこはいつもの風景ではなかった。
ゲームのような雰囲気を纏った世界に加えて、耳の尖った女性や全身毛むくじゃらの大男、そして剣や防具などの武装を施した人間たち。
「これって······"異世界転生"ってやつ······?」
突如として異世界へ転生してしまった男子高校生、赤城慎也。
そこは『冒険者の国』と呼ばれる非現実的な辺境だった。
「冒険者ギルド······」
生計を建てるべく、冒険者になることを決意した慎也。魔法の才能も無ければ、戦闘の技術もない。
無能と呼ばれた慎也の異世界冒険ライフが始まった······かと思われたのだが。
「······あれ、夢?」
目を覚ますといつもの光景が広がっていた。
「元に戻った······のか?」
皆目見当もつかないまま、普段と変わらない一日を過ごした慎也。
(目が覚めてから変わったことは特に無い······やっぱり、あれは夢だったのか)
しかし、眠りについた慎也の足は、再び異世界の地に降り立っていた。
「一体何がどうなってるんだ······」
冒険者として初のクエストを終え、一人街から外れた公園で一人悩んでいたところで、とある出会いを果たす。
「綺麗ですよね、この公園から見える街並み。私、結構好きなんです」
「お前······もしかして、榛名か?」
声を掛けたのは、慎也と同じ学校に通う榛名真昼だった。
彼女はなんと、上級職の冒険者の魔法使いであり、そして慎也と同じ境遇にいた唯一の少女だった───
───これは、繋がるはずのない平行世界を『眠る』ことで行き来する"特異体質"を持ってしまった、二人の少年少女の物語。
冒険をしたり、勉強をしたり、魔法を使ったり、友達と遊んだり······とにかく何もかもが騒がしいスローライフを綴った、名前の無い夢日記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 03:01:04
8973文字
会話率:46%
ある日交通事故で死んだ四十路の男が、異世界へと転生した。
男の身に次々と閃く強力な『最上級スキル』。
言いよる美少女たち。
とまどいながらも、持ち前のハードボイルド的スルースキルで状況の変化を強引に受け流していく男。
そこまではありふれ
た話だった。何もかもが都合よく運んでいた。初日、あのドラゴンを倒すまでは––––。
竜殺しの英雄となった男に小国の姫との婚姻話が舞い込んでくる。
一旦は断った男だったが……その世界では伝説の存在である「転生者」と知られた瞬間、姫が仲間の美少女と共に襲いかかってきた!
強力な力を持つ転生者を自分たちのハーレムの中心に据えて、この世を思うがままに謳歌するために!
男は『スキル』を駆使して逃げようとしたが、なぜかその『スキル』が発動しなくなる。
少女たちは、転生者の『スキル』だけを封じることのできる謎の召喚獣を持っていたのだ。
いにしえの魔女が造ったというスキル殺しの魔獣、『ヌルチート』を──!
捕まれば即性奴隷! 傍若無人で強欲なヒロインたちからサバイブせよ!
無駄にハードボイルドな元中年の奇天烈な冒険が今始まる!
※挿絵があります。苦手な方は非表示を推奨します。
サブタイトルに※印のついているものに挿絵があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:04:40
1390405文字
会話率:40%
【 第1部 チンピラ編 】
15歳の仲良しコンビ 雑賀千寿留(さいがちずる)と椿本万世(つばきもとまよ)。
二人が地元商店街を漫歩していると、突如、チンピラたちが現れて金銭を要求してくる。
だが、なぜか彼らは傷を負っていてフラフラ状態。
お
人よしの椿本万世は、チンピラたちを自宅へ招いて手当てしてあげようと言い出すのだが……
【 第2部 高校入学編 】
春の新学期。一人体操服で登校してきた新入生の犬山忍(いぬやましのぶ)は、さっそく空手部の上級生に目をつけられ、からまれてしまう。
だが、偶然通りかかった明星守(みょうじょうまもる)なる少年によって救われる形となる。
懇意になった二人は校舎屋上で昼食を共にするが、そこへ空手部主将の神原天法(かんばらてんほう)がお礼参りにやって来て……
【 第3部 プロレス編 】
海外武者修行としてイギリスを訪れた新人レスラーの寵児(ちょうじ)。
彼はそこで、アフリカの古武術“ボンバイエ”の使い手であるコジョという名の黒人青年に出会う。
コジョに弟子入りした寵児は、プロレスそっちのけでボンバイエの練習に励み、見事マスターしてみせる。
そして、日本へ帰国した彼は、総合格闘技への転向を決心するのだが……
埼玉県の架空都市 大藁輪市(おおわらわし)にて繰り広げられる笑いと涙の群像劇。
ギャグ 死語 パロディが随所に散りばめられた独特の世界観をとくとご堪能あれ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 05:32:51
133054文字
会話率:34%
───魔法。
それは、統一歴840年現在、二つの様相を見せていた。
中等学院を卒業し、魔法学院へと入学したセネト・ハヤツキ。周りとは違う魔法とそれを上手く扱えない理由を持つ彼は、友人との関係、上級生、そして講師。
様々な人間関係の中で抱く感
情に紆余曲折しながらも学院生活の中で成長していく。
その中で露わになる世界の闇。
それを経験したセネトの脳裏に抱かれるのは憎むべき、そして嫌悪すべき過去の記憶。
そんな彼が歩みを進めるその先に見据えるものは、復讐か、正義か。
これは、セネト・ハヤツキとその仲間達が紡ぐ一時の英雄譚。
───*───*───*───
ゆるっと、ふわっと進んでいく作品です(たぶん)。
日常と、非日常とを描けていけると良いなと思います。だらだらとしているかもしれませんが、素人なりに、前向きに、途中加筆をしたり、改稿をしたりすることもあるかと思いますが、ご容赦を。
数ヶ月、または半年、はたまた数年に一回程度見直すと『あれ?』って感じに変わってるかも……しれません。
作者もそこはわかりません。変わるかもしれないし、変わらないかもしれません。
未来の自分自身に任せるとします。
注: 更新遅めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 11:00:00
93485文字
会話率:42%
高身長と爽やか王子様フェイスでまわりに女として見てもらえない体育会系女子高生、早乙女葵。上級生に絡まれていた新入生、瀬戸晃を助けてあげたら、めちゃくちゃ懐いて毎日お弁当作ってくれて帰りも一緒に帰る仲に。年下の子犬系男子は恋愛対象外だけど、懐
いてくれてるのを嬉しく思っていた葵だが、ある日チンピラに襲われてしまう。そこに現れた晃は、いつもの子犬系とはほど遠い狂犬だった。
ギャップ萌えを狙って書きました。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 17:24:07
9249文字
会話率:31%