闇の炎。いったいいつからその炎が存在するのか。今では誰にもわからない。歴史書にも記載されていない謎多き炎。ならば、なぜ人々は闇の炎と呼ぶのか? わかっていることは、世界中にさまざまな色を持った闇の炎が存在しているということだけ。
そんな闇
の炎が存在する世界に住む少年ヤミノ・ゴーマドは、平凡に日々を過ごしていた。幼馴染のミュレットとは小さい頃に将来結婚をする約束し、仲も良好。未来も明るい。そう思っていた……だが、その日は突然起こった。異世界より勇者が召喚された。それすなわち世界に危機が及ぶという予兆。そして、勇者が召喚されたことにより世界中から三人の選ばれし者へ神々より神託が下る。
ヤミノの幼馴染ミュレットにも、神託が下り、聖女に選ばれた。いずれ世界を救うため勇者と共に救済の旅に出る。そう簡単には会えない。ヤミノはいつしかミュレットが無事に帰ってくること願って、王都へ向かう彼女を見送った。
まさか、ミュレットを勇者に寝取られると思わずに。サプライズとばかりに王都に行ったヤミノが見たのは、自分にしか向けたことがない笑顔。ヤミノは絶望した。たった二ヶ月でこうも変わるのかと。自棄になったヤミノは、夜の街を駆けた。
「ひょっほー!! 闇の炎様ー!! 俺を抱いてくれー!!!」
まるで闇の炎に魅了されたかのように、躊躇なく、ヤミノは闇の炎へと飛び込んだ。そして、次に目が覚めた時には……可愛い娘ができていた。これは、絶望し闇の炎に抱かれた? 男が、可愛い娘達と共に世界を救いつつ、幸せな毎日を過ごす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 21:01:56
431375文字
会話率:53%
誰に対しても、物怖じせず正面からぶつかる皇帝の嫡女エリザヴェータ。それは相手が皇帝であっても不変。
エリザヴェータの中に上下関係や差別の概念は存在しない。良くも悪くも、全ての人間と対等に接する。
エリザヴェータは地位や名誉、名前さえも躊躇
なく捨てる。かと思えば、欠陥がある人間ばかりを集める。
無応答、落ちこぼれ、自我がない――。
善や悪、風評を気にしない。何にも縛られず、ただただ自由に生きる。
* * *
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・名称とは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 05:00:00
20439文字
会話率:25%
世界を統べる中心の都、『魔導枢機霊王国まどうすうきれいおうこく・ソドムゴモラ』
その国王は、年若き16歳の少女、魔導王・ホロボサターリャだ。
魔法を肌で感じ取り、大気中から無尽蔵の魔力を引き出す神の因子アーティファクトを持って
いただけのホロボサターリャは、世界大戦の決戦兵器とされ、名ばかりの王として祭り上げられた。
神の与えし祝福の人型機械兵器・『魔導枢機ヴァーズマキナ・エゼキエル』を操縦できる唯一の人間として、その人生を縛られたのだ。
ホロボサターリャは、貧民街で生まれ育った普通の町娘だ。
そんな、小さな羽虫すら殺すのを躊躇する心優しき少女に求められたのは――。蟲の殲滅。
それは、人類を世界大戦の勝者へ導く事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 01:18:22
8890文字
会話率:37%
1396年、5歳の主人公は村で「自由のために戦う」という言葉を耳にします。当時は意味を理解できませんでしたが、16年後、その言葉の重みを知ることになります。
21歳で帝国軍事組織CTIQAに入隊した主人公は、すぐさまDeadNight(D
N)という反乱組織との戦いに巻き込まれます。戦場で自身がDN支配地域の出身だと知り、衝撃を受けます。激しい戦闘の中で意識を失った主人公は、目覚めると2063年の未来世界にいました。
そこで主人公は、CTIQAが敗北し、新たな組織CREWが立ち上がったことを知ります。DNはさらに強大化しており、CREWの隊長は主人公に協力を求めます。主人公は躊躇しながらも同意し、10年間新しい戦闘技術を学びます。
2073年、第21回DVC戦争が勃発します。主人公は過去の経験と新しい技術を駆使して戦い、敵陣に単身で乗り込み、敵軍大将軍の代理者を倒します。この勝利により、両軍に退避命令が出されます。主人公がCREW本部の総括官に呼び出され、主人公は自分の役割や、この終わりなき戦いの行方について考えを巡らせながら、総括官室へ向かいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 00:00:00
15695文字
会話率:53%
彼女いない歴=年齢の若草尊は、どこにでもいる大学生。
手当たり次第に学内の女子に告白し続け、いよいよ失敗回数も三桁を越えようという青年だった。大学生になれば彼女など勝手にできると思っていたのだが、そうそう上手くいかないものである。
「
くそ……だったら、自分で作ってやる!」
そんな日々が、尊の頭をおかしくしたのか。
彼は見様見真似でプログラミングをし、自分にとって都合の良い人工知能を生み出そうとした。すると――。
「ん、なんだこれ。……扉を開きますか?」
表示されたのは、まったく知らないメッセージ。
いつもなら躊躇するところだったが、やぶれかぶれになっていた彼は警戒心もなく承認するのだった。
その直後、彼の目の前に理想の彼女が現れる……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 18:05:31
1482文字
会話率:36%
謎の寄生虫、『リボソーム変異体』に寄生された不死川アカリは、不老不死の肉体を手に入れていた。
研究所から逃げ出し、やっとの思いで生まれ故郷である旭川市にたどり着いたが、彼女は家族に迷惑をかけまいと、ある「友人」の元へと訪ねようとしていた
。
友人とは中学時代の元カレであり、“初体験”の相手。
藤堂ツバサ。
訳あって高校時代に別れたきり、彼とは連絡を取っていなかった。
ある組織に追われる身となった彼女は、組織の実態を探ろうとしていた「国際刑事警察委員会(ICPC)」の日本支部の場所を突き止め、その身を預けようとするが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:20:44
25110文字
会話率:18%
「よく来たね、勇者くん」
大きな机の後ろで、椅子が回転する。そこに座っていたのは魔王...いや、高級スーツに身を包んだ中年の男性だった。
「僕は...魔王を倒しに来たんです」タカシは躊躇いがちに言う。
男性は微笑む。「そう、物語通りにね。で
も、ここでは私はCEOさ」
「CEO?魔王企業の?」
男性は軽く笑う。「魔王企業。悪くない響きだ。でも違うんだ。この物語全体のCEOさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 13:55:19
7758文字
会話率:26%
名も無き女暗殺者に特命が下る。
人間国家連合は、長らく続く人と魔物の戦争に終止符を打つべく、聖女を魔王の伴侶として捧げる計画を立てた。
しかし、真の狙いは聖女に扮した暗殺者を送り込み、その寝首を掻くこと。
聖女役に選ばれた女暗殺者はまん
まと魔王の城へ入り込むが、
そこで彼女が目にしたのは、魔王ではなく、その後継者となる少年だった。
魔王は先の戦いですでに亡くなり、息子が後を継いでいたのだ。
彼女はその事実に戸惑うものの、城に留まって彼を暗殺する機会をうかがう。
城で過ごすうちに、少年と魔王の秘密を知り、魔物達との思いがけない親交を経て、
女暗殺者は任務に躊躇いを抱くようになっていく。
家族を知らない彼女が魔物達に家族を見て、忌むべき城を安息の地と捉えるようになる頃、
暗殺失敗を危惧した人間国家連合は新たな策略を巡らせ始める。
その策略は、魔物達の存亡にかかわる事態へと発展していく……。
人間としての使命を選ぶか?
魔物に与して安息を選ぶか?
彼女は人と魔物の狭間で懊悩していく。
これは、人と魔物の種族を超えた愛の物語。
※本作は「ノベルアップ+」でも公開中です。
※第4回HJ小説大賞後期 二次選考通過作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:36:02
108822文字
会話率:45%
狂気とは何だろうか。それは度が過ぎた感情である。ただ、“普通”というものよりも少し、いやとても抱く感情の振れ幅が大きいだけで、狂気なんてものは誰もが持つ感情と変わりはないのである。感情だからこそ、自分で制御できないのだが。
世界は混沌
に包まれていた。“普通”という秩序で守られた世界は、とうの昔に跡形もなく消え去った。狂気が人々に理性という名のブレーキを緩ませて、その人々が欲求を押し通そうとした、その結果である。
それでも世界は回っている。そう、回ってしまうのだ。世界が狂気という混沌に満たされても、そんなことは関係ないとばかりに、変わりようがなく在り続けた。
というのも、狂気というのは、一般に悪い方に捉われることがほとんどであるが、正義となりたい、自分を削ってでも他者を救いたい。そんな、善方面とでも言うようなものであっても、過ぎれば狂気でしかない。
悪を遂行する側と悪を駆逐する側、そのどちらもが狂気に存在するなら、ある程度どちらもが、抑圧されるというものだ。それもすべての人間は生まれながらにして、狂器という異能を持ち、狂気を胸に抱いているからだろう。簡単に欲求を叶えてしまえる武器があるのなら、人は躊躇いもなく振りかざすだろう。
そんな世界は混沌とした世界と表現するにふさわしいだろう。しかし、そんな世界であっても、法則というものはあり、均衡というのは自然と保たれるものだ。
その結果、混沌とした秩序が形成されるに至ったのだ。
そんな世界で、一人の青年が“普通”を探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 11:00:45
29884文字
会話率:69%
異世界召喚から始まる王道?物語。ただし主人公は歪んでいます。
人を殺すことに躊躇しないので、苦手な方はひかえてください。
短編として投稿しましたが、需要がありそうなら連載を考えます。
最終更新:2024-07-14 01:00:00
7534文字
会話率:54%
とある女性の家の近くで飛行機が墜落したが、奇跡的にけがをしなかったという夢を見て以来、夢を見た女性の家に行き来出来るようになった竹内は女性に対して性欲を募らせていく。その一方で女性も狂気に目覚めていき、下劣な欲望を向けている男共を躊躇なく殺
していくようになっていく。更に彼女も竹内の家に行き来できるようになっていき……
3話程度、15000文字程度で終わる短編です。気軽に読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 16:16:26
15310文字
会話率:49%
――幽霊を見た。
深海生物や資源の調査研究を目的とし、国から支援を受けてハムシング社とノープ社によって共同開発された深海基地『クリリアメイタ』
研究員たちの間で、始めは声を潜めて話すことすら躊躇いがあったその内容は、幽霊の姿形に具体
性を帯びるともに大きく、そして震えを伴って彼らの口からこぼれ落ちるようになっていった。
幽霊の姿をはっきりと見た者、朧気に見た者、声を聞いた者、ほんの僅かだが会話をした者、後ろ姿しか見たことがない者など、その目撃証言も異なっていたが、基地に在住する十数名の研究員の話の内容を総括すると、その幽霊は子供の姿をしていることが共通していた。
震え上がる研究員たち。しかし、唯一その幽霊の後ろ髪すら見たことがない研究所所長が全員を一喝した。
「いいか、その幽霊は、地上で暮らしている自分の子供に会いたいというお前たちの心の弱さが見せた幻だ!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-12 11:00:00
2382文字
会話率:41%
「ふぃぃ、おれがいらっしゃいましたよっと……う!?」
そう呟き、そのバーに入った瞬間、酔いが醒め、後悔が押し寄せてきた。
今夜はすでに酒が入っており、気が大きくなっていた。仕事は順調。数日前から二歳年上の会社の先輩と付き合い始め、十万
円だが宝くじが当選。おれが、少なくとも今週はおれがこの世界の主人公だ、と調子に乗っていたのだ。
だから、おいおいおい良い感じのバーがあるなぁ、と普段なら躊躇するところをドアを開けて入ってしまったのだ。
しかし、そこは別空間。おれが、うっ、と戸惑ったのは気圧の変化のせいじゃない。この雰囲気だ。店の中にいた連中から一斉に鋭い視線を注がれ、おれに呼吸さえも躊躇わせた。
常連客がわいわいやる居酒屋。その空間に入り込むあの感じ。否、それどころではない。場違いも場違い。引き返すべきだ。そう考えた。なのになぜかおれはゆっくりと、一歩一歩前に進んだ。
照明はやや暖色系で薄暗い。床は黒い、大理石だろうか。靴音を立てていいものか悩み、結局静かに歩く。
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最終更新:2024-04-07 11:00:00
3825文字
会話率:35%
「はぁー、はぁー、はぁー!」
次第に荒くなる息遣い。顔は赤く、汗の量も尋常ではなかった。背中には大きなシミができている。爆発寸前の爆弾を彷彿とさせるその形相。それもそのはず、その男が見つめるのは暗い銃口。
「はっ、はっ、はっ、はっ」
銃を構える彼の内に今あるのは躊躇いそのもの。その脳内では壁に跳ね返るボールのように、先程からずっと声がしている。
――撃てよ。さぁさぁ撃て撃て。正しいことをするんだ。ほーらぁ、しぃーっかりと狙ってなぁ、脳みそを吹き飛ばしてやれぃ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 11:00:00
2366文字
会話率:18%
「もう我慢できませんわ!」
公爵令嬢アイリーンは、思い切りブチ切れた。
婚約者の第3王子が、浮気相手に傾倒して、なんと交換留学に自分ではなく浮気相手を連れて行ってしまったのだ。
「許せませんわ! ありえませんわ!」
こうなったらもうア
レしかないと、彼女は真夜中に屋敷を抜け出した。
森の中の立ち入り禁止の古教会に忍び込むと、魔法陣の前で叫んだ。
「出でよ! 悪魔!」
凄まじい風と光と共に現れたのは、この世の物とは思えない美しい悪魔。
「何を望む?」と尋ねられ、アイリーンは躊躇なく叫んだ。
「あの女を何とかして下さいませ!」
「あの女?」
そう尋ねられ、アイリーンはしゃべりまくった。
悪魔が聞いてくれることをいいことに、溜まりに溜まった10年のうっ憤を吐き出す。
そして、全てを吐き出した彼女は気が付いた。
「あら、わたくし、なんかスッキリしてますわ」
「もしかして、これって悪魔を呼び出すほどのことではなかったのではなくて?」
「ま、まずいですわ!」
一方、呼び出された悪魔も困っていて……。
この話は、ブチ切れて勢いで読んでしまった悪魔に、何とか穏便に帰ってもらおうと画策する残念令嬢と、気まぐれに呼び出された美しい悪魔が、すったもんだする話である。
※全39話、約9万字、全話登録済み、2~5話ずつ一気に投稿します。
※ネタバレ防止のために感想欄は閉じております。完結後に開きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 01:10:00
93539文字
会話率:28%
判事補面接会場で蚊を潰す、独りよがりな正義感の持ち主の女。
子供の頃、ウイルスを媒介する蚊を駆逐すべくボウフラ狩りに精を出していた。
女の中の“正義”が否定された時、鉄槌を下すことにもはや躊躇いはなかった。その対象が愛した男であったとしても
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 14:30:00
14684文字
会話率:40%
碧紫神社の境内に並ぶ仲見世通りには、五坪に満たない小さな空き地がある。
彼岸と此岸の境目にあるその空き地では、碧紫神社とその神域に祀られているカミサマの眷属である白犬と白狐、そして白蛇が店員を務める茶房――高天原茶房が営業をしているのだ。
高天原茶房はお勤めしているカミサマが高天原からお茶をしにきたり、井戸端会議をすませたりする会場になるほか、悩みを持っていたり地に足が付いていなかったりするニンゲンが迷い込んだりする喫茶店だ。
カミサマたちは迷い込んだニンゲンから相談事を受けるのが大好きな割に、面倒くさいことは眷属に任せる適当っぷり。
白犬、白狐、白蛇はお客のオーダーを叶えるため奔走するけれど、彼岸の者のドタバタは此岸の世界も巻き込んでしまうから大騒ぎになることもしばしばだ。
さて、そんな茶房に今日もひとりのニンゲンが迷い込んできた。
彼は長く付き合った彼女との結婚を、とある理由から躊躇っているという。
遊びに来ている噂話が大好きな縁結びの女神がしゃしゃり出ると面倒だ、と白狐はやんわりと話を終わらせようとしたけれどそうは問屋が卸さない。ちゃっかり聞いていた女神は早速縁結びを企み始める。
時給アップをちらつかせられた白犬と白狐、白蛇は彼を躊躇させる原因を取り除けという女神の頼みを受け入れるが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 20:00:00
22178文字
会話率:47%
高等部に上がる、入学式の時主人公である鈴村恋華は告白をされた。男にだ。その告白相手は過去の初恋相手で引っ越しをした幼馴染の空野初月だった。だが、恋華本人は告白を拒否する。その理由はその幼馴染の初月が原因だった。
だが、初月は告白を拒否されて
も諦めず、毎日告白をし愛を捧げていた。その一方で恋華は初月に塩対応をしながら、何で好かれているのかをずっと考えていた。
ある日を境に恋華は初月に好意を抱き始め、次第に好きになっていく、だが、過去の事が原因で恋をするを躊躇ってしまう。
だが、初月の愛や説得もあり、付き合う事になる。
周りの恋愛事情に巻き込まれながら、初月と付き合うまで、そして付き合った後のストーリーを書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 20:56:47
4342文字
会話率:77%
朝、家でハエトリグモを見つけた彼女は、縁起がいいとされる朝蜘蛛を殺害することに躊躇しますが、最終的には恐怖心に負けて殺してしまいます。その後、彼女の日常は蜘蛛の連続的な出現によって狂い始め、仕事や社交生活にも影響を及ぼします。彼女の精神状態
は徐々に不安定になり・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 08:50:00
5828文字
会話率:33%
とある街の大通り。そこに佇む少女は、記憶を失っていた。
自分が何者なのかすらも解らない少女の耳に届いたのは、ひったくりを捕まえてくれ、という声。少女は躊躇いも無くそのひったくりを捕らえ、そして一瞬……殺したい、と考えていた。
ひったくりを
捕らえ、荷物を被害者に返した少女は、大慌てで大通りを離れ、一人、街の住宅街の公園にいた。そこで、僅かながらに記憶を取り戻す少女。
自分は、『殺し屋』だ。
その事を思い出した少女の前に現れたのは、共に殺し屋として活動していたかつての仲間達。
何故、仲間達に襲われるのか。
何故、自分は記憶を失ったのか。
過去を取り戻す為、少女は仲間達と戦いながら、一人孤独に前へ進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 22:33:47
5619文字
会話率:10%
ある日、少女・桜は交差点ですれ違った青年・聡介に一目惚れをしてしまう。
見知らぬ男性に声をかける事について躊躇いのある桜は、同級生にして『ナンパのプロ』を自称する関谷の助けを借りて聡介に接触しようと試みた。
しかし、なんと聡介は警視庁公安
部の人間であり、不自然に近づこうとする二人に対して犯罪組織の擁する『探り屋』ではないかと嫌疑を掛けられてしまう。
取調室でなんとか自分の無罪を晴らそうとする桜たちだったが、突如そこに現れた謎の人物によって疑いを晴らせぬまま連れ去られる事に。
恐ろしいことに謎の人物までもがなぜか桜たちを『治安組織と敵対する者』だと認識しており、勝手に助け出された事で指名手配になるであろう未来を予見した桜は怒りのままに謎の人物を殴りつけた。
その拍子にフードに隠されていた素顔が露わになるが、そこにあったのは桜と全く同じ顔であった……。
「私は二十三回目の桜だ」という彼女の言葉の意味とは――折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-18 00:17:04
8235文字
会話率:40%
今の気持ちを整理する意味で書きました。
兄弟と老母で温泉に一泊する計画の話です。
最終更新:2024-05-04 20:00:51
667文字
会話率:0%