鎖国されたゲルブ国で人魚を救った。冗談ではない。真面目な話である。
人が生きる世界。近年有害とされていた生物たちの他に合成種と呼ばれる半人の生物が突如出現し始めた。人はそれらを合成種と称し恐れながらも共存をしはじめた。
そんな世界における外
交を担う政府機関組織「Jupiter」に属する有明南乃は冷静沈着。簡単には表情を崩さない機械のような人として周囲から恐れられるエース格であった。
犬を拾い人魚を拾い、図らずも二人の命を救ってしまったがために南乃の人生は大きく転換することになる。
南乃とノエルの|成長録《RPG》。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 19:43:04
10390文字
会話率:40%
世界は常軌を逸していた。秩序は崩壊し、国と国との争いは絶え間なく続き、傍観していた中立国さえもテロの標的となり、人々は未来を悲観するばかりだった。
そんな中、テロリスト排除のために開発された超小型監視ロボットNP36。
テロリストの疑いのあ
る人間を監視させ、不穏な動きをすればNP36が政府にデータを送る。データを受け取った政府は現場に駆けつけ容疑者を確保する。
だが排除されたテロリストは氷山の一角でしかなく、テロは無くならない。
頭を抱えた政府は、地球上のすべての人間をNP36に監視させることにした。
だが日々NP36から膨大な件数の報告が上がり続けるばかりで、政府機関だけで対応するのは困難な状況であった。しかも政府の人間がが現場に向かった頃にはテロリストはNP36を破壊し逃亡した後であることも多く、テロリストの拘束率は上がらない。
そこで政府はNP36自身がテロリストを排除出来る機能を追加した。
NP36から送られたデータを見て、政府が排除すべきと判断をし、NP36に殺せと命ずると、NP36は体に仕込まれた毒針で容疑者を殺した。
これは効果的であった。テロリストの疑いのあるもの全てを排除した後も政府はすべての人間をNP36に監視させ続けることにした。
戦争をやめない国のトップとその側近たちはNP36により殺された。武器を作り利益を上げる企業のトップとその側近たちも殺された。麻薬を作る者売る者使う者もまた皆殺された。
当初はテロリスト対策であったが、やがて平和を乱すものを排除し、さらに時を経て現在は人間の行動全てをNP36が監視し小さなルール違反さえも許さないのだ。
そして、罪を犯していなくとも利を生み出さない大人は次々と排除され、回復の見込みのない病に侵された者も排除された。
全てにおいてNP36に監視される世界はこうやって出来上がった。
この世界に暮らす裕太と親友の栄太。栄太はこの社会の仕組みに違和感を感じていた。
裕太の知らぬ間に栄太は怪しい二人の大人と知り合いになっていた。裕太は栄太を理解できず悩みつつも変わらず親友の二人だった。
だがある事件が勃発した事で、裕太は栄太を理解し賛同し、この社会をぶち壊す計画を立てた。
監視されない社会を取り戻そうと、二人VS政府との戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 22:29:13
14682文字
会話率:29%
「まつろわぬ者」「ならず者」の街、市裏。そこは戦後以来やくざ組織の仕切っていた街であり、今では「元」やくざ組織の仕切っている街である。治安は最悪で、一日の犯罪発生率は百パーセント。しかし、戦後長らく悪徳が見過ごされてきたその街に、今更日本の
政府機関が介入できるはずもなく……今でもその街は、アウトサイダーの吹き溜まる街として存在している。
そしてその街、市裏には「事件屋」と呼ばれる組織があった。彼らは市裏の外から逃げてきた犯罪者を取り締まったり、市裏の中での事件を解決したりする、いわゆる「治安維持組織」である。そこの下っ端である主人公・黒澤は、狭い市裏の、およそまともとは言えない非日常を日常として、今日も事件屋の暴力担当員の一人として街を駆けずり回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 22:41:34
28208文字
会話率:39%
とある世界のとある国にある政府機関、その名も「保安庁保安部」。特殊任務を要求され、保安庁の中でも謎が多い部署。
だがその実態とは、悪事を働く人間を密かに抹殺する、暗殺集団だった。
『悪さをすると鷹が来る』
いつしか裏社会で呼ばれるように
なった名は、「Noir Faucon(黒い鷹)」。
鷹たちはそれぞれの思惑を抱え、今日も夜を駆ける―――!
※現在更新が滞っております。ゆっくりですが書き進めてはおりますので、どうぞ気長にお待ちいただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 19:17:24
16973文字
会話率:50%
ルシエ王国の重要な政府機関である『退魔省』。それは悪魔の力によって『不死者』と化した者を葬り去るための機関である。
その退魔省の騎士たちが人知れず暗躍するルシエ王国の片隅、ある戦場跡に鎧を着た男が歩いていた。パラディンの称号を持つ彼の目
的もまた、不死者をこの世から消し去ることだった。
そんな折、パラディンは餓死した女の死体を見つけ、蘇生させた。その女は退魔省大臣の娘――『聖女』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 08:00:00
7394文字
会話率:46%
この世界は、大都市Utopiaを中心に事が回っており、其の都市のあらゆる事は国家機密とされる政府機関が管理し、世界全体の秩序が保たれている。
とある田舎町の役場員の涼宮小柚は、どういう訳か政府機関から執務官と任命され、Utopiaに呼び
出される。
急な通知に不信感を募らせる小柚だったが、Utopiaへ向かい、この世界の真実を知る。
その真実に苛立ちを覚える小柚だったが、人を超越した能力者達の執務管理官として日々を過ごしていく内に自身の中で葛藤が生まれる。
真実を紡ぐ者、真実を覆そうとする者。どちらが正義でどちらが悪か。
これは、真実と生きる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 21:37:35
3132文字
会話率:53%
様々な思いを残して現世をさ迷う死者。
霊に適用の法律で成仏の手伝いをする政府機関「霊法基監督署」。
事案を通して成長する職員の葛藤と奮闘の物語。
僕らは誰よりも優しく、非情でなければならない。
最終更新:2017-09-27 01:11:57
1695文字
会話率:42%
世界各国の上空に現れた未確認飛行物体は、各地の軍事拠点を攻撃、各国政府機関の主要施設を破壊した。国連指揮下の地球防衛軍日本支部に所属していた『進士直道』は、事前に接触していた地球外生命体の亡命者『ドクターX』の協力を得て、日本上空の未確認飛
行物体を撃墜する。
しかし、その影響で未確認飛行物体に搭載されていた次元干渉装置が暴走、数多ある三次元の平行世界同士が衝突を起こし、時空の混乱が引き起こされた。その結果、未確認飛行物体群は姿を消したが、地球は様々な平行世界がつながり合う時空が混乱した世界へと変貌を遂げることになる。
そして、本来別世界であったはずの地底帝国、海底王国、ファンタジー異世界(仮)、魔界、昆虫軍団、ロボットワールド、電脳世界、といった並行世界の住人達が次々と名乗りを上げ、地球防衛軍日本支部に対して宣戦布告を行った。
地球防衛軍日本支部司令官となった『進士直道』は、復興第一を掲げる国策のため、人員確保に窮していたが、反社会的勢力・団体、社会不適合者、アウトローに無法者、社会的弱者等々の人々を大量採用して人員を増強する。
そうした人材を専門分野に特化した九つのチーム『非道』『外道』『鬼道』『修羅道』『色道』『餓鬼道』『邪道』『魔道』『極道』に分け、九つのチームの総称を『九頭(クズ)』、下っ端構成員を『下衆(ゲス)』と呼称した。
そして新任特務官『天野正道』、改造人間の開発を夢見る一条女史、性格は男前なのに恋愛には一途な乙女の財前女史、すぐ胃が痛くなる気弱な政府交渉担当真田ら幹部連、『九頭(クズ)』のメンバーと共に、様々な騒動を起こしながらも奮戦していく。
時には、国内の非戦派を中心に人権擁護団体、環境保護団体、動物愛護団体などの各種組織を取り込み、マスメディアも巻き込んで大きな大きな発言力を持った国内組織『ピース9』と世論の主導権争いをしながらも、奇想天外、荒唐無稽な作戦で異世界勢力と戦って行く。
この物語は、地球防衛軍日本支部が人類最後の日を阻止するまでの長い道程と、メンバーの本当はゆるい日常を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 00:27:05
181145文字
会話率:38%
日ノ本には、古来より「オニ」と呼ばれる者たちが居た。辺境の地に住み、古代から朝廷に忌み嫌われ、数々の英雄談において「悪役」として登場する彼らの本当の正体は、「現世」と「隠世」の境界を守護する者たちであった。
幕末の動乱期に入ってきた吸
血鬼という脅威に日本は晒される。
その事態に対処する為に創設された無名の組織を受け継ぎ、現代まで続く政府機関が「鎮守府」。吸血鬼に対抗できる「オニ」を育成し、その脅威を駆逐する為の機関である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 09:28:29
3854文字
会話率:39%
日本異世界転生転移機構|NAROR(ナロー)とは現代社会への適性が低いものやその予備軍を異世界へ送り込む政府機関である。
最終更新:2017-02-19 13:19:05
1062文字
会話率:0%
西暦2038年…
各国は保有する全軍備を一斉に廃棄、国境を廃止し、「1政府5連邦33州1諸島」で統一。
唯一の政府機関は北サウザ連邦のレズタクル州に配置された。
「戦争のない世界」――
それは全人類の悲願が達成された瞬間でもあった。
人々は世界政府の樹立と、訪れた平和を歓喜をもって迎えたのである。
世界政府樹立から数ヶ月。
2038年8月29日、ニューリオン島BNU化学研究所にて原因不明の
爆発事故が発生。
極秘裏に研究が進められていた特殊細菌が大気中に拡散し、あらゆる生物に感染、殺戮を繰り返す怪物へと変貌させた。
この事故から僅か半年で世界政府は崩壊。
皮肉にも、軍事力を放棄した人類は無力であった。
更に1年後には、全人類の6割に感染、死亡が確認される事になる…
「クライドラフト連邦大陸」
爆心地から最も遠く、間に聳え立つロストロッガー山脈に阻まれた地方に、僅かだが人類は生存していた。
爆発事故から2年後、過去の記憶を無くしたまま、彼はこの地方の医療施設で目覚める。
忌わしき爆発事故、過去の記憶、細菌の正体…
爆発事故と時を同じくして、鼓動を始めた陰謀…
全ての謎を紐解く事が出来るのは、彼なのか?それとも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 09:03:04
325文字
会話率:36%
不老不死な僕。政府機関からリストラされ、見つけた次の職はマフィアだった。
最終更新:2016-12-12 21:43:14
703文字
会話率:0%
2050年、各国政府機関から独立した地球全体の安寧と利益を考える組織団体、地球政府(通称EG)が発足。2061年にはEGが管轄管理する宇宙ステーション(通称スペース06)が正式に活動を開始した。
2146年3月。西山内閣首相の秘書官であ
る宮前純(32歳)はスペース06で4月に開催される首脳会議に向け、各政府とホログラム会議を行っていた。しかし通信機器が急に不調となったため会議は中断。西山首相から呼び出しを受けた純は厳重な情報規制の元でその原因――EGが地球外生命体である宇宙外交団から電波を受信したこと、及び彼らが地球側との交信を2時間後に指定してきたこと――を知らされる。
EG首相ネメスは地球人代表として宇宙外交団代表ウィルと交信する。ウィルは地球人の宇宙侵略を友好的に解決するため、外交テーブルにつくよう要請してきた。その一環として視察員六体を地球に派遣するという。視察国は日本、アメリカ、中国、インド、ブラジル、エチオピア。ネメスは地球人の同行を前提とした宇宙外交団員の視察に合意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 21:00:00
87555文字
会話率:46%
【2014年に投稿した〝アゾット ―女神創造計画― の全面改稿作品です。一から書き直しをしているので、内容は異なります。(物語の流れ、登場人物、結末等の骨子は変わりません)】
石油資源が突如として枯渇し、いとも容易く世界は崩壊した。
生活基盤を失い、途方に暮れる人類の前に突如現れた夢のエネルギー増幅結晶体《アゾット結晶》。その研究のために、人類は持てる力を振り絞って世界五か所に実験都市《アイランド》を作り上げる。しかし、アイランドは大きな問題を抱えていた。
一番目の実験都市《アイランド・ワン》へ、全アイランドの統括管理をしている非政府機関〝スピネル〟の治安維持部隊員として、〝千寿幹耶〟は、特殊な能力を持つ『アンジュ』のみで構成された清掃部隊(スイーパー)の一員として配属される。その主な任務はアイランドを狙うテロリストの殲滅、そしてアゾット結晶により生み出される〝ポリューション〟と呼ばれる怪物の除去だった。
配属初日に大型ポリューションとの戦闘を経験した幹耶は、それが何かしらの目的の為に、人為的に製造された物であった事を知る。
幹耶たちは調査を進めるうちに、頻発しているテロとの関連性や、巨大民間軍事企業〝アーマード・エレメント〟。そしてアゾット結晶に関する、非人道的な実験を繰り返して解体されたはずの〝バルミダ機関〟が関与している事を突き止めた。
複数の勢力による思惑が絡み合う中、幹耶たちが事態の全容を把握する前に、アイランドの要石である《マザーアゾット》を狙った大規模テロが発生してしまう。
一勢力が《マザーアゾット》を保有する事は、世界の力の均衡を崩し、やがて大きな争いを生み出す。本当の敵も解らない中、果たして幹耶たちはこの事態を乗り越える事ができるだろうか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 01:06:41
178749文字
会話率:46%
とある雇われ人が孤軍?もしくはみんなで奮闘して、自分より強い存在に抵抗するお話。
ずっと昔、マレビトと呼ばれる人間がどこからともなくやってくる世界。
彼らは巨大な力を奮って世界を救ってのける。
それ以外の人間は無力だった。ただただその
圧倒的な力に翻弄されるしかなかった。
時は過ぎる。いつしか彼らはそこから興味を失った。
文明も移り変わる。いつしか、偉大な業を人間も信じなくなってしまっていた。
そんな世界の、ある国の、政府機関に雇われた、今や数少ないマレビトと面会を行う男がいた。
内務省社会局外省人管理室技術員 裾川路郎は今日も彼らと擦れ合う日々を送っている。
------------------------------------------------------------------------------
初投稿です。よろしくお願いします。
15話で一区切り、3日おきの更新を目指しています。
→20話越えは確実です(16/10/13)。ゴールに向かって頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 00:00:08
93681文字
会話率:17%
西暦 二千百年、世界は二分されていた。
世界政府機関「ジェネシス」と反政府組織「メシア」の対立はより激しいものとなり、全人類はどちらにつくか選択を迫られる。どちらにつくのが正しいのか、どちらが目指す世界が平和なのか、その答えを各々が考え、そ
して答えを導き出さなければならない。
世界統一規約第一条:「十八歳(高校卒業)になったら、必ずどちらかの組織に組しなければならない」
そう、この世界には自由という答えがないのだ。中立というあやふやなものは存在しない。理不尽かもしれないが、「強者に弱者は従わなければならない」これが世界の真理だった。誰しもが考えることを放棄し、強者に従属する世界。
そんな世界である事件が起きる。反政府組織「メシア」新宿支部がある学校を包囲し、邪魔者である一人の少女を学校ごと排除しようと動いたのだった。そこに居た誰しもが絶望し、諦めていた。そして、ついに少女が追い詰められたとき、その目の前に一人の少年が立ちはだかる。
「邪魔だ。おとなしくその女を渡してもらおうか」
そう言って武装した男五人が近づいてきた瞬間、少年はにやりと笑い、一瞬で無力化し武器を奪ったのだった。
「 俺は誰にも従うつもりはない。俺の邪魔をするやつは誰であろうとぶっ潰す。たとえそれが世界であろうともな」
少年は圧倒的な力で部隊を退けた。
その出来事は世界中に報道され、全人類を震撼させた。この従属するのが当たり前の世界で一つのイレギュラーが生まれたからだ。
少年と少女はお互いに契約を交わし、協力して世界を変えるための戦いへと動き出していく。
「この世界を支配する世界政府機関「ジェネシス」と反政府組織「メシア」の皆様へ。私たちはどちらにも従属するつもりはありません。ここに自治組織「エスペラント」の設立を宣言いたします」
そしてこの世界に第三勢力となるべく、一つの小さい組織が生まれた。その組織を中心に世界を革命への渦えと誘うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 10:39:05
13885文字
会話率:57%
現在、宇宙人は16の政府機関と100を超えるNGOを通して地球の再生事業を援助しているが、そもそも手の届く日常を超える範囲への興味の薄い弧状列島の呑気な住人たちが、なぜ宇宙人とならざる得なかったのか。何をどうしたら人型大型ロボット兵器などと
いう与太なものを開発どころか大量生産しなければならなくなるのか。その不幸な過程の、簡単な要約である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 21:00:00
14897文字
会話率:0%
20XX年。日本の極東技研(通称”技研”)が高性能アンドロイドの開発に成功して以来、その影響力は世界へと徐々に広がり始めていた。彼らは高度な人工知能を持ち、人と遜色ない労働が可能なことから、世界各国はこれを迎合し、国際機人法(intern
ational android law)によって、人間に次ぐ高度知能種族としての地位を得ることになった。
しかし、アンドロイドはあくまで人間に次ぐ存在として開発され、人間と同等の権利は与えられなかった。
また彼らの人口増加により、人類が滅び、アンドロイド達が世界の覇権を握るのではないかと危惧する人々も出現し始めた。だがアンドロイドたちには、人間に危害を加える機能は付与されておらず、ロボット工学三原則に基づいて開発された極めて従順な存在であったのだが、人々はこれを信じようとはしなかった。
アンドロイドたちは政府機関や公共機関の職場、あるいは家政業などに従事することが決定され、人間の補助的役割を担うといった扱いでの運用が開始された。
その最中、アンドロイド開発の権益を拡充したい技研と日本政府は、人間とアンドロイドの共生を目的とした人工島”メガフロート”を建造。表面上は鉱物資源の採取を名目としたが、実際にはアンドロイドを人間と共生させる実験を行うのが目的で、日本近海に設けられたこの人工島へは多数のアンドロイドと人間が送り込まれ、独自の社会圏を形成していった。そして半世紀が経過した。
※1~2周間に一話のペースでの執筆となります。
投稿後、大幅な改稿を行う可能性もありますが、ご容赦ください。
用語の解説等は、随時行うつもりですが、基本的に略語(例:国際機人法=IAL(international android law))といった形で表記した上で、概説を行うのでご安心ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 08:00:06
32882文字
会話率:43%
ミニイベント『THE FEARFUL』の纏め。とある政府機関の依頼でモンタナ山中を訪れた謎のジャマイカ風な黒人の男は恐れなど抱く事なく、恐怖の渦中へと突き進んでゆく。田舎で起きた悍しい変死事件とその後起きた行方不明事件の真相が徐々に明かさ
れる中、彼を待ち受ける運命とは? 思わぬ再会とは? そして男の正体とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 02:49:49
46286文字
会話率:46%
城之内浩也とその娘が身を隠す高台。眼下には廃施設が見える。娘の腕の中には赤ん坊がいる。夜目にもキラキラと肌を耀かせ……。赤ん坊の存在はまだ社会問題となっていない。世界全体でも二十名ほどしかいないからだ。その父親とは……。
最終更新:2015-07-09 07:46:52
23766文字
会話率:68%