受験勉強に勤しむ毎日の中で、ある日聞こえるようになった同じマンションに住む赤子の夜泣き。その夜泣きに不思議な魅力を感じるが、その赤子の母親は育児ノイローゼで日に日にやつれていく……
最終更新:2008-08-03 15:17:08
3559文字
会話率:6%
男は悪魔と契約した。悪魔は男の「心」を要求し、男は悪魔から「幸福」を授かった。「心」とは人間性であり、男は「幸福」に興じた瞬間から「心」を破棄し、幸福な「獣」となった。悪魔は「心」を手に入れる。
最終更新:2008-08-02 17:13:17
6182文字
会話率:4%
■【どす黒ホラー/サスペンス/全3話】■なにも見えない。見えなかった。暗かったせいだったと言い訳を残して。これから夜が明ける。空暗さは薄くなり明けていく。さあ、快楽の始まりだ――『夏ホラー2008百物語編』企画参加作品◇第3弾。怖さとは?
最終更新:2008-08-01 23:58:05
13072文字
会話率:23%
■【グロいミュージカル風/短編】■おかしなまち。オカシナマチ。みんなお菓子の名前がついている。相手をお菓子の名前で呼んでいる。ただひたすらに平凡な日常を好み、変わりのない生活が続くものだと、思っていたかった。『夏ホラー2008百物語編』企画
参加作品◇第2弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-18 22:58:05
8475文字
会話率:28%
■【ホラー/ファンタジー/短編】■かつて美術部員だった生徒が学校内に残した1枚のポスターがあった。Pは思う、この真実を誰かに伝えられたら、と……『夏ホラー2008百物語編』企画初参加作品◇第1弾。
最終更新:2008-07-10 23:57:15
5406文字
会話率:7%
「かごめかごめ」を十三人でやると、何時の間にか一人増えて、居ない筈の十四人目が居るんだって。
最終更新:2008-07-30 01:34:46
1727文字
会話率:56%
夏のある晩、僕は腹を刺された。生死の狭間で会った黒ずくめの男。これから僕は何をすべきなのか。どこに向えばいいのか。『夏ホラー2008百物語編』参加作品です。
最終更新:2008-07-29 22:44:00
13184文字
会話率:18%
ちょっと変わってると評判の『彼女』。彼女と過ごす毎日は、彼女にはありふれたものだけど、どことなく奇妙で面白い。その日常を、ほんのちょっとだけ、『私』、徳島夕実がお話しましょう。まったく怖いお話じゃないですよ。ほんの少し。うん、ほんの少しだけ
、不思議なお話かもしれません。でもまったく普通の一日なんです。彼女と私のいつもの日常。よければ聞いてくれますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-26 06:15:28
9404文字
会話率:27%
車を買い換えたころから聞こえる幻聴。誰と知らぬその声に助けられていたのだけれど――それは始まりでしかなく、既に主婦の運命は決まっていた。
最終更新:2008-07-23 12:12:21
8576文字
会話率:17%
イタリア人映画監督のダリオ・トッティーは東京で行われるホラー映画際出展の為に来日していた。この映画祭に参加したことにより、トッティーの運命は大きく歯車が狂っていくことになる。トッティーに待ちうける運命とは……夏ホラー2008百物語参加作品。
最終更新:2008-07-21 05:05:13
19265文字
会話率:32%
例外なる死神、真白。彼女が命じられた仕事は尋常ではない死に方をした魂の回収であった。死のわだかまる廃屋で二人何を見るか――夏ホラー2008百物語編参加作品です。7/17完結しました。
最終更新:2008-07-17 22:51:00
16629文字
会話率:28%
戦争を終えたばかりの日本。ある廃校で見つかった謎の物体。狂っていく日常。壊れていく人たち。巻き込まれていく少年少女は、いったいどのような道を取捨選択していくのか……。「夏ホラー2008百物語」出展作品です。
最終更新:2008-07-12 05:06:25
20090文字
会話率:30%
ある年のクリスマス、我々は覗かれていた。夏ホラー2008投稿作品です。
最終更新:2008-07-11 06:56:03
6140文字
会話率:20%
蒸し暑い夜に「僕」が体験した、たった一度の恐怖体験。【夏ホラー企画2008〜百物語編】参加作品です。
最終更新:2008-07-11 01:33:07
3733文字
会話率:10%
少女ゆり子は、新しく来た担任の先生に恋をしました。せつない片思いを続けていたのですが、ある日、ひょんなことから先生と同居する機会が巡ってきたのです!夏ホラー企画2008〜百物語編参加作品です。
最終更新:2008-07-10 21:52:26
4594文字
会話率:40%
山中に聳え立つ巨塔“旧図書館”そこには様々な噂話が伝わっている。曰く“旧図書館の宝”曰く“車椅子の少女”・・・・・・『夏ホラー2008百物語編』参加作品です。
最終更新:2008-07-10 03:56:26
11404文字
会話率:24%
香織はある日、不思議な夢を見る。『かごめかごめ』は呪いの歌なんだ。だから歌った者は、呪われるんだ――。楽し気にそう言う子供の声。その声の正体は?
最終更新:2008-05-06 13:05:16
14063文字
会話率:0%
病院の窓の外には、つたの葉っぱがゆらゆら揺れていた。あの葉っぱが全部散っちゃったら、ほのかちゃんは死んじゃうの?※この作品は、夏ホラーサイトに書き下ろしたものを、企画の終了に伴い、こちらに再投稿したものです。
最終更新:2007-10-05 23:51:57
1982文字
会話率:41%
いつもと変わらない、一日の始まり。私は鼻歌なんかを歌いながら、洋輔のために朝食を作っていた。今日のメニューはご飯にお味噌汁。そして目玉焼きと焼きシシャモ。※この作品は、夏ホラーサイトのために書き下ろしたものを、企画の終了に伴いこちらに移した
ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-10-05 23:44:16
3080文字
会話率:40%
――なら、聞き流せばすぐ終わることも知っているでしょう?/軽い既視感があった。つくづく僕はこういった――頭は良いが何処かが欠けている、あるいは有り剰っている――人間に当たってしまう体質らしい。今までの経験上、回避が失敗した場合に取る方法はひ
とつしかないと知っていた。//Nが語る、とかく「整合性」の無い話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-22 02:17:18
3816文字
会話率:2%
着信履歴に残る、死んだ友人の名前。「返信」は、どこに繋がるのか。誰に繋がるのか。
最終更新:2007-08-22 01:04:21
7359文字
会話率:65%
開けてと叫び声。軋む扉。執拗に繰り返される毎夜の悪夢。悪夢と現実の境を喪失し、少しずつ歪に歪む思考。二十年前の悪夢が侵食を開始する。
最終更新:2007-08-13 19:41:15
7303文字
会話率:27%
帰りたくても帰れない。木下は悪夢に苛まれていた。会社から、どうしても家に戻れないのだ。帰宅した記憶が全くない、にもかかわらず、愛妻弁当はいつものようにぎっしりと詰まって、彼の手に握られている。【完結】
最終更新:2007-08-18 07:13:48
14455文字
会話率:25%
電話の切れた後のツーツーという音を13回聞くと、どこかへ電話が繋がる。それは、他愛もない都市伝説のはずだった。好奇心が恐怖に勝ったとき、電話は、『向こう』へと繋がる。
最終更新:2007-08-18 00:16:46
7406文字
会話率:28%
これは、現代の御伽話――。ある日、邑音の元に送られてきたおびただしい量の赤いクレヨンと、周囲で聴こえ始めた奇妙な鈴の音。全ては、九年前に犯した罪の為。
最終更新:2006-08-14 00:06:35
6070文字
会話率:24%