吟遊詩人のグリドウィンが訪れたのは、王国が興ったころの大いくさで滅び去った妖精族の古城だった。そこで出会った妖精の貴婦人に、かれはある頼みごとをされ……
最終更新:2023-02-15 12:21:11
8280文字
会話率:14%
記憶を大切に抱えて蘇る少女は『輪廻の血族』と呼ばれた。変わらぬ人生の繰り返しに捕らわれ続ける少女・イベリスは調査隊の少年・グラジオと出会う。二人の出会いは死を越えて時を巡り、少しずつ運命をほどいてゆく。
*1~20話は毎日2話ずつ10
日連続で投稿する予定です。まだ完結はしませんが……
*投稿時間は12:10頃と18:10頃を予定しています。大幅に遅れる日があるかも(保険)
*21話以降の投稿は現時点で未定ですが、完結までの構想は完成しているので必ず投稿していきます!
どうかそれまでお付き合い下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 12:12:01
121677文字
会話率:44%
魔女と拾われた少年の温かくも切ない一時のお話――。
最終更新:2023-02-06 16:10:02
4088文字
会話率:47%
ここに一冊の日記帳がある。
色褪せたそれの持ち主はすでにこの世にはない……
胸くそ悪い内容です。
全12話
☆他社でも公開中
最終更新:2023-02-04 12:00:00
17730文字
会話率:18%
クラスの人気者、彌富華弥に恋をする速水正直。
彌富華弥の親友で速水正直のとある弱みを握る、瑠璃川紗月。
速水正直の友人で、親友の瑠璃川紗月が大好きな彌富華弥。
三人の過去と今。
アネモネの花言葉を題材にした切ない愛の物語。
※カクヨムさ
ん、ステキブンゲイさんにも同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 16:00:00
166015文字
会話率:37%
信長勃興以前の尾張にて、若き武将・梁田政綱は、未来からきたという浩之と出会う。戦乱の終結と浩之の帰還のために協力した彼らは、密かに信長の天下統一を支援するが浩之は悩み始める。こうして戦国で生きて、いつか未来に戻ったらもとのように生きていける
のか?やがて信長の比叡山焼き討ち……史実のために、子供を含む大勢を見殺しにしなければいけないのか?未来に、家族のもとに帰れるのだろうか……?
カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:00:00
97593文字
会話率:33%
朱鷺愛理(ときあいり)は、年の割に達観している節がある小学生だった。周りの小学生と遊んでいても、いつも何か物足りなさを感じていた。それが何なのかわからず、もやもやとした毎日を送っていた。
そんな愛理の日常が幸か不幸か、ある事件をきっかけに
壊れてしまう。退屈で平穏な毎日は終わってしまう。代わりに訪れたのは……。
時間を売り買いできる世の中で、愛理は様々な人に出会う。
時間売買を仕事にしている人、他人の時間を延ばすために時間を買う人、愛する者のために長生きしようと決めた老人、時間売買の秘密を知ってしまい仕事から遠ざかった人。
人ではない、白髪紅瞳の謎の少年も愛理の前に現れる。彼の正体は一体……。
彼らとの出会いによって、愛理はどのように成長していくのだろうか。そして、愛理は時間売買に何を見出すのだろうか。
※アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 12:00:00
130923文字
会話率:60%
世界は火·氷·風·地·光 の5つの宝珠によって平和が保たれていた。
しかし…5つの宝珠を手に入れるとどんな願い事も叶うと言う噂が広まり…宝珠を手に入れようとする者達が現れ始めた―――。
数年前 風の宝珠を護る村が何者かに襲われた…。当時
3歳だった少女は、母親に助けられ、命からがら村を脱出した。
13歳になった少女は、殺された家族や仲間の仇を取るため、そして「貴女には家族がいる」と言う母の遺した言葉を信じ 独りで旅に出た…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 22:42:53
70956文字
会話率:65%
10年前、職人や技術者や学者であふれる街イルトタムリで行われた音楽祭の際に一つの事件が起こった。
その事件を境に、イルトタムリは「見つからない街」となってしまった。
だが近々実現させたい「大陸横断鉄道」の中継地点としてどうしても必要な地域で
あるその場所が「見つからない」ままではどうにもならない。
十年間に何度か送った調査隊もなしのつぶてである中、現皇帝は自身の異母弟妹達を調査に向かわせることにした。
皇室の先祖返りの異能を持ち、当初から帝位選定レースから降りていた彼等は、皇帝の命によってその街を見つけ、原因を究明し、道を開くことを命じられる。
だがたどり着いた彼等の前に現れたのは、自動人形達とその作り手だった――
*
一応一連の「帝国」の話ではありますが、単品で大丈夫である様に書く予定です。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 20:07:50
16557文字
会話率:49%
とある夏の避暑地。ローライン侯爵家の夏屋敷のお茶会に招待された六つの家の夫妻及び令嬢。
ゆったりとした時間が送れると期待していたのだが、登場したこの日の主催者であるローライン夫妻のうち、女学者侯爵夫人と呼ばれているルージュの口からこう切り出
される。「離婚を宣言する」と。
驚く夫ティムス。
かくしてお茶会公開裁判の場となるのであった。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 16:30:19
22823文字
会話率:44%
想いあっているのに、愛の証である指輪だけを残し、別れを選択した彼女。彼女がぼくのそばを離れた理由は?
……これは、その離れてしまった彼女を思い続ける、とある男の話です──。
最終更新:2023-01-10 15:00:00
8000文字
会話率:52%
果たして、演じるとはどういうことなのか。
「……わかった。やろう。君の言うとおりにする」
僕がそう答えると、彼女は心底ほっとしたように詰めていた息を吐き出した。そして、僕の手を両手で包み込むようにして握る。
「ありがとうございます」
「いいんだ。でも……」
「でも?」
「いや、なんでもない」
首を傾げる彼女に、僕は微笑みかけた。
「大丈夫だ。きっとうまくいくさ」
彼女は一瞬きょとんとした空気を放ってから、小さく吐き出すように笑った。
「ふふっ。はい」
笑ったように感じた。彼女の顔は無表情だった。まるで仮面を貼りつけたような無表情。けれど確かにそのとき、彼女は笑っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 15:00:00
8000文字
会話率:59%
寝苦しい熱帯夜。織子は寝ることを諦めて、夜の散歩へと繰り出す。
規則正しく聴こえる波音だけが遠くに聴こえる街の中をのんびりと歩き、小高い丘の頂上へと辿り着くと、丘の上に広がる向日葵畑の端に備え付けられたベンチで、のんびと空を見上げていた
白鳥に声をかけられた。
「眠れないのかい?」
空を見上げたまま、優しく問い掛けてくる白鳥のそばへ歩み寄りながら、織子はコクリと頷いた。
「ええ。寝苦しくて。少し夜風に当たろうと思ったんです。それに、もうじきかなとも思ったので」
「ああ。そっか。でも、今日は無理みたいだよ」
困ったように眉尻を下げた白鳥の言葉に、織子は、軽く肩を落とす。
「期待して来たのかい?」
「いえ。今日は、月が明るいですから。そんなには」
視線を黒い海へまっすぐ投げながら、織子はかぶりを振った。
「でも、そろそろかなとは思っています」
海を見たまま、静かに言葉を交わす、織子と白鳥。夏の夜に向日葵畑で、二人が待っているものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 15:00:00
8000文字
会話率:42%
リエルは名門貴族、フォルネーゼ家の次女として生を受けた伯爵令嬢である。
美しい母と姉、弟がいるが、リエルの外見はそれとは別の方向で人目を引いた。
リエルは事故のため、左目の視力を失い、その傷を隠すために眼帯を装着していたためである。
この
ように風貌こそ人目を引くリエルだったが、性格的には自己主張が苦手で、社交界では地味で大人しい娘と評され、その異質な容姿もあいまって、フォルネーゼ家のごくつぶしなどと囁かれていた。
伯爵家の娘とはいえ隻眼のため縁談もなく、当主になった弟を陰ながら支えるリエルだったが、本人はそれを嘆いてはいなかった。弟や使用人達と穏やかな日々を繰り返すことは、リエルにとって好ましいものだった。
だが、そんなある日、屋敷で開催した舞踏会に世間を賑わす怪盗『黒猫』が現れ、フォルネーゼ家の家宝が盗まれてしまう。
怪盗『黒猫』を捕らえるためにリエル達はその場に居合わせた薔薇騎士の協力を得て動き出すが……、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:00:00
831684文字
会話率:42%
「私が貴女を愛することはない」初めて会った日にリュシアンにそう告げられたシオン。生まれる前からの婚約者であるリュシアンは、前世で支え合うようにして共に生きた人だった。しかしシオンは悪女と名高く、しかもリュシアンが憎む相手の娘として生まれ
変わってしまったのだ。想う人を守る為に強くなったリュシアン。想う人を守る為に自らが代わりとなる事を望んだシオン。前世の願いは叶ったのに、思うようにいかない二人の想いはーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 08:37:03
199616文字
会話率:49%
私は侍女のサラサ。辺境伯のヴィル様が大好きな女の子。毎日のように告白してもそれが叶うことはない。それでもいつも私はヴィル様にこの想いを伝えているの。だけどそんなある日、ヴィル様に縁談が舞い込んできた。それは貴族の美しいお嬢様。そして、そのお
嬢様は前世の記憶を持っているって言うの! 悲しい過去を持つヴィル様がかつて愛した女性なんだって! そして幸せだった日々は脆く崩れていって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 08:36:53
94328文字
会話率:41%
とある国に二人の赤子が生まれた。
一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。
慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決
して相容れるものではない。
これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。
だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。
大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。
そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。
そして取り替えられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていった。
慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。
想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 09:22:42
265366文字
会話率:37%
魔界で生まれ落ちた悪魔はいつも孤独だった。
裕福な家庭に生まれ育った人間も、孤独だった。
二人は契約を取り交わし、穏やかな日々を過ごすが
異能を得た人間に恐怖した人々は彼等二人を引き裂いた。
※残酷な描写あり。最後は悲しい結末で終わりを迎
えますが、救いは必ず起きます。現在作成中の小説があり、このキャラこんな過去があったら萌えると思って書き殴りました。
※作者の好みは「可哀想は可愛い 美しい」です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 01:23:52
3062文字
会話率:28%
侯爵令嬢アンジェリーナは、学園の卒業パーティーで、婚約者の第二王子から婚約破棄と国外追放を宣言された。
それだけでなく、第二王子に剣を振り上げられてしまう。
絶体絶命の危機と思えたその瞬間、魔法陣が起動し、アンジェリーナは1ヶ月前の自室に
戻っていた。
時戻り(タイムリープ)を効果とすると思しきその魔法は、卒業式の日に毎回発動し、アンジェリーナを1ヶ月前に戻してしまう。
時戻りを繰り返し、自分がこの1ヶ月間という時間の中に閉じ込められてしまったことを認識するアンジェリーナ。
アンジェリーナが1ヶ月前に時戻りをしてしまう原因は一体何なのか?
事故なのか、犯人がいるのか。
彼女は、この時戻りのループを抜け出すことができるのだろうか。
【主な登場人物】
①ラインハルト(第二王子。婚約者)《ライトフット王国》
②マリアンヌ(婚約者の浮気相手。同級生)《マーブル男爵家》
③カルロス(宰相の息子。同級生)《カーペンター侯爵家》
④マルセル(近衛騎士の息子。同級生)《マクファーレン伯爵家》
⑤オルトヴィーン(研究者志望。同級生)《オルクス伯爵家》
⑥ニコラス(隣国からの短期留学生)《ニューウェル公爵家》
⑦テレーザ(親友。同級生)《テトトロン公爵家》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 19:00:00
273692文字
会話率:47%
シーディーは竜帝の寵姫となったが、病気でその人生を終えた。
気づくと、同じ世界に生まれ変わっており、今度は幸せに暮らそうと竜帝に関わらないようにしたが、何故か生まれ変わったことが竜帝にばれ……
すごく短くて、切ない話が書きたくて書きま
した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 10:19:03
2596文字
会話率:29%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生していたルビーは、このままだとずっと好きだった王太子殿下に自分が捨てられ、乙女ゲームの主人公に“ざまぁ”されることに気づき、深い悲しみに襲われながらもなんとかそれを乗り越えようとするお話。
切ない話が書きたくて書
きました。
転生したら推しに捨てられる婚約者でした、それでも推しの幸せを祈りますのスピンオフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 22:32:53
9973文字
会話率:27%
世界中にゾンビが溢れた。
ホラー映画やアクションゲームとは違い、現実のゾンビは人を襲わなかった。
ゾンビになった元人間たちの「死後」の幸福を実現する仕事に就いた「俺」は、消えない罪悪感を抱えて生きている。
ゾンビになってしまった母とともに…
…。
Twitterで連載した、怖くない、切ないゾンビ小説です。ちょっとだけ残酷な表現があります。
全5話。今日から5日間、22時ごろ更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 22:00:00
9209文字
会話率:32%
都立✕✕精神科病院。通称『檻』。
『檻の通所』に通う私は、サッカー大会で出会った彼に片思いをする。
1週間後の卓球大会で私は――。
切ない私小説、4作目。
最終更新:2022-12-01 11:56:53
3382文字
会話率:21%
都立✕✕精神科病院。通称『檻』。
その中の一つ、『檻の通所』に通う私は空き時間に革細工をしていた。
無意識のうちに編んだブレスレット。
それはあなたとの大切な記憶で――。
切ない私小説、3作目。
最終更新:2022-11-29 10:12:50
805文字
会話率:35%
中学生になり、急に男子も女子もお互いを意識し始めて戸惑う少女、立野蒼(たてのあおい)。自分はどちらにも属せていないと悩んでいた。
そんな蒼は「好き」という言葉で片付けたくない気持ちを抱くようになる。その蒼の特別な存在だった青木澄広(あおきす
みひろ)は、猫を助けるために死んでしまう。澄広の死を受け入れられず、悲しみにくれる蒼。そんな蒼の前に現れたのは澄広の幽霊だった。
なぜ澄広は蒼の前に現れたのか? 中学生活に馴染めず、部活のハイジャンプばかりに打ち込む蒼は、自分の性と異性を好きになるという感情を受け入れられるのか?
とっつきにくい思春期少女蒼と笑顔が爽やかな素直少年澄広の二つの視点から書いた青春恋愛小説。
どちらかというとライトノベルっぽくないかもしれません。
*別ペンネームにて「空の時間」として公開していた作品を大幅に改稿したものになります。盗作ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 20:00:00
52323文字
会話率:29%
「あんな子供みたいな女は嫌いなんだよ!」
夫と義母の会話を聞いてしまったことを、リリアーナは後悔した。
好きだった、愛していた。けれどこの恋は無残に砕け散ってしまった。
リリアーナはかわいそうな恋の欠片たちを一片も残さず拾い集めて胸の奥
底にしまった。
…もうあなたを信じることはできない。
なのに、なぜ今更私にかまうのですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 21:00:00
14742文字
会話率:50%
不作が続き、魔物が増え、彼女は『災厄の魔女』と呼ばれた。
人攫いに遭って初めて踏み入れた国は豊かな土地だった。
死を覚悟したその土地で、人の暖かみを知り、大事な人を得た。
心を開いた彼女は、自分の真の正体を知ることとなる……。
最終更新:2022-11-21 09:58:59
8999文字
会話率:23%