科学を用いたはずの実験。
結局は転生というのは1度体を捨てないといけない。なんともオカルトで非科学的な実験。
そのために躊躇いもなく羽ばたけるのは勇気があるのか、麻痺しているのか。
身勝手な主人公と、主人公が作った登場人物達。
身勝手な主
人公は転生世界で成長ができるのだろうか。
この物語はフィクションです。世界の全てと無関係です。
理想は20話完結。現段階21話から24話以内の完結を想定しています。更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 11:45:28
2444文字
会話率:14%
冒険者を気取る父ヴァハグンが6年ぶりに帰ってきた。その父親が笑顔で差し出すお土産に一瞬、躊躇するヴィナール。父親からの「お土産」には何かと訳ありで「厄介事」の匂いしかしない。でも今回は円らな瞳をした愛らしい小羊ですぐに彼女のお気に入りとな
るが、さすがあの父がお土産にするだけあってただの小羊ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 17:00:00
89411文字
会話率:61%
【10話完結の中編小説です】
冴えない俺は、車から身を挺して一学年下の後輩、羽黒澪を庇った。
それからというもの助けた美少女、澪に懐かれたらしく毎日かまってくるようになった。
「セーンパイ、一緒に帰りましょ♪」
「センパイ、明日デートに行
きませんか?」
チョロい俺は当然惚れてしまう。
それを見計らったようなタイミングでなんと澪の方から告白してきたのだ。
躊躇う理由などない俺は当然OKして晴れて澪と付き合うことになった。
その後も順調に付き合いを重ねて、そして付き合って1ヶ月の記念日……
「センパイ……目を瞑ってください」
モジモジとそう言った澪を見て俺は確信する。
ついにその時が来たのだと。
俺は言われた通りに目を瞑った。
……
…………
………………カプっ
首筋にチクリとした痛みが走り目を開けると……なんと澪が俺の首筋に歯を突き立てて血を吸っていた。
なんと澪は吸血鬼で、最初から俺のカラダ目当て、血液目当てで付き合っていたのだと言う。
「別れますか? 無理ですよね? だってセンパイ私にもうベタ惚れですもん」
惚れた弱みに付け込まれ、付き合う対価に血液を要求されることとなった。
純情な心を弄ばれた俺は復讐を決意する。
澪を俺の血無しでは生きられないカラダになるまで調教してやる……と。
【一途な主人公と小悪魔系後輩が織りなす誰も不幸にならないざまぁラブコメ、開幕】
※カクヨム様にても投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 20:10:38
23920文字
会話率:40%
「死」。普通それについて話題にしたりむやみに考えることはタブーとされている。
だが、ネクロマンサーで、魔物狩りをやっている俺、神谷優平は、どうしてもそれについて考えてしまっていた。
そんな中、俺はある日吸血鬼の少女、夜雪詩織に
三億円で三年間護衛するように頼まれた。
三億円に目が眩んだ俺は、うっかりその依頼を引き受けてしまう。
その結果、俺は世界中の死にたくない奴らから詩織を守りながら生活するハメになってしまった……。しかも詩織の野郎は一瞬の躊躇もなく自分の首や手を切断したり俺を同居させたりと割と頭イッてるときた。
おまけに俺自身も魔物から恨みを買っていてそっちからも命を狙われてしまう。
正直今すぐにでもやめたいが、今更やめると言ってももう遅いだろう。
ネクロマンサー、吸血鬼、転生者、死に戻り体質の少女、時空の外に行く者、機械と同化した者。
これは、そんな死から逃げまくってるような奴らの物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 14:13:55
66980文字
会話率:58%
本能は思考せず
本能は飛躍せず
キーワード:
最終更新:2021-06-07 23:00:00
204文字
会話率:0%
コミュ障の弟の為に姉の沙耶が用意したゲーム。
ドラゴンズエッグ、通称ドラエグ。その中に入ってから
俊にも友達ができた。それがクラスメイトの礼司だと知って、
動揺する。しかし礼司は俊に気付く事なく一緒に狩りをする事に。
友達も出来なかった俊に
とって、礼司はかけがえのない友人だった。
しかし礼司の方は俊のアバターから俊の事を女性だと勘違いしていて、
だんだん惹かれていく。
勘違いを解きたいけど、言うのを躊躇う俊。
そんな、淡い青春をお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 04:00:00
37295文字
会話率:45%
迫りくる邪神の脅威に対抗するため、王国は異世界から聖女を召喚する。
元の世界への帰還を条件に聖女は王国一番の戦士である勇者とともに邪神を討ち滅ぼすが、実際には元の世界へ戻る方法は存在していなかった。
嘘をついた国王に聖女は謝罪を求める
が、国王は安易な謝罪で権威に傷がつくのに躊躇する。
その僅かな躊躇が王国の命運を決めた。
嘘で自分を利用した王国を敵と判断した聖女は、国の重鎮を皆殺しにすると決めた。
全セクション版はnoteに投稿しています
https://note.com/wavellite/n/n916d82356ffa折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 12:00:00
10446文字
会話率:28%
「私が貴男をグチャグチャに切り刻んでやる」
明鏡高校に通う女子高生、刻宮矢車は赤いニット帽と茶短髪が特徴的な問題児である。不定期に登校遅刻を繰り返しては、すぐに居眠り。の割には学力は中の上。特進科なのに退学させられていないのにはそれ相応
の実力があった。
それとは裏腹、|惑露味燐廻《かのじょ》は殺しの才能ーーーー否、体質を持ち合わせていた。転校前の学校で殺人鬼となった。
そして、惹かれ合った。
|苦綯白羅《くどうはくら》に勧誘され、家族となった。
現在、殺人鬼として生きている燐廻。現実で矢車として生きる中、一つの感情と向き合うこととなる。他人をひどく嫌うのだが、最近絡まれるとあるクラスメイトはしつこい。告白もされ、裏として生きる身として躊躇もなく断るも話しかけ続ける。不快に思ったが不思議と興味を引いてしまった彼女。好かれた理由も、その人間の本質も知り、生まれた感情と向き合う。
家族以外に、“愛”をむけぬ彼女が選ぶ選択はーーー!?
|殺人《愛》を知った彼女が|気持ち悪いもの《恋》を理解するまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 07:47:04
13612文字
会話率:43%
人間は何の躊躇もなく、豚や魚を食う。それらに命があることや家族がいることなど知りもしないで食らい尽くす。
なのに何故、いざ自分たちが餌側に回ると喚くのだろう、反逆を起こすのだろう。
豚や魚が反撃しないのをいいことに、自分が生きながらえる
ための栄養を摂取しているのに、何故自分たちには抵抗する権利があると思うのでしょう。
ヴァンパイアに両親を殺されたヴァンパイアハンター、御剣千里。
人間の血を吸うことを拒絶するヴァンパイアの王子、リギル・ヒスタリア。
これは悲しい物語。互いを憎むことしか出来ない私たちが描く、終焉のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 03:09:00
63334文字
会話率:55%
暗殺者ネーレイウスに拾われてアサシンとして育てられた少年ヒロ。
そんなある日、育ての親であるネーレイウスが何者かによって殺害されてしまう。
ヒロは、ネーレイウスの敵討ちと彼に課せられたアサシンとしての任務オリオン王子を暗殺する為の
旅へ幼馴染みの少女カルディアと共に旅立つ。
途中で出会った三人の少女アウラ、カカ、イオも仲間に加わる。
しかし、ヒロは暗殺対象であるオリオンの人柄に触れ、彼の暗殺を躊躇してしまう。
オリオンとの闘いを通して、彼に忠誠を誓い行動を共にするヒロとカルディア達。
彼らは共闘して、様々な苦難を乗り越えていく。
ヒロには封印された力があり、オリオンによって解放されたその力によって、ヒロは最強の戦士へと生まれ変わる。
そしてヒロの秘密が暴かれると共に、ヒロとオリオン二人の間に新たな絆が生まれてくる。
一方、現世界。
社長令嬢の女子高生浩美は、父母を何者かによって暗殺されてしまう。
父母を殺したアサシンに魅いられてしまった彼女は、異世界へ拐われていってしまう。そして彼女は異世界で暗殺者として育てられる事になる。
異世界と現世界の交錯する世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 12:00:00
107907文字
会話率:8%
アリア・ランドリス・グラウデス公爵令嬢は、婚約者の王子にパーティーでありもない濡れ衣で断罪され、服毒処刑されてしまった。
それから10年の月日が流れ、アリアは目覚めた。魔導王にして不死王と謳われるリッチとして!
それから更に5年の月
日が流れた。
アリアは先代リッチの名前を引き継ぎ「エルプスユンデ」と名乗り、冒険者をする傍ら趣味の魔導研究をする自由気ままな生活を送っていた。
【魔導人形】
ある日、アリアは領主の娘・オルティナから家庭教師の依頼を受ける。
隣接している領主の息子・アルバトスから、「魔導人形(ゴーレム)」を使った試合をして、負けたら婚約しないといけないらしい。
自身にも苦い記憶がある婚姻関係なので躊躇っていると、オルティナが出してきた「魔導人形」はかつてアリアが造り出したものだった。
アルバトスが自身が造り出した「魔導人形」をバカにしていると知ったアリアは、一転して依頼を受けることにした。
【肉の芽】
突然だけど『肉の芽』という妖魔がいる。
無念や非業の死を遂げた人間が死んだ直後に肉体に発生する妖魔で、近くにいる他人へと寄生すると、元の人間と同じ姿形に変え、元と同じように生活をする。擬似的な死者蘇生を行使する幻の妖魔でもある。
そんな妖魔に、まさか、まさか、「不死王」「魔導王」最近だと魔王とまで呼ばれているリッチたる私が寄生されてしまうなんて!
※基本的に1話完結となっています。
※短編で投稿していましたが、書きたいことが幾つか出来たため、短編を削除して連載としてまとめました。
感想を頂いてましたが、返信できずに申し訳ありません。
※この作品には「Pixiv」と「カクヨム」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 05:26:19
46939文字
会話率:30%
ここは数年前ダンジョンが出現し、「昇華者」といわれる、「職業」に目覚めた者達が日々モンスターと戦いダンジョンの謎を解き明かすべく奮闘する世界。
ある町の地元の中学校に通う雨宮陽は平々凡々なモブ男であった。
勉強は普通。運動も人並みに。顔は
さしてイケメンでもブスでもない。趣味はゲームをすること。
そんな彼のモットーは「平凡で自由な生活を送る」だった。彼に言わせれば昇華者など危険すぎて言語道断らしい。
だが、下校途中ひょんなことからダンジョンの崩壊に伴った地上へのモンスターの放出に巻き込まれてしまい、友達の大半がモンスターに喰い殺されてしまう。
残ったのは親友の浅井平雲と陽のみ。
陽は「俺なんかが生き残るよりも、絶対将来有望な平雲を逃がすほうがいい」と考え、自分を囮にして躊躇う平雲を逃がすことにした。
平雲が逃げた後必死に逃げ惑う陽はついにモンスターに追い詰められてしまう。
陽は「もう平凡な生活とかどうでもいいから、もっと生きたかったなあ」と考え、陽の眼前には敵の攻撃が迫るそのとき……
<雨宮陽の願いが受理されました>
<雨宮陽の適性を調べています…
雨宮陽の適性のある職業は【紋章師】です>
<【紋章師】使用の認可を要請しています…
認可されました>
『…』
『星の子よ…眼前の運命に抗ってみせよ…』
『其の命の輝きをみせてみよ…』
今ここに世界で唯一の【紋章師】が生まれた。
作者です。この作品が処女作なので大目に見てください。
この作品を見てくださるあなたが楽しんでくれるように頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 00:26:26
56650文字
会話率:51%
故郷の街を陥落させたモンスターに強い恨みを持っている少年、綾峰隼人は、学校の帰り道、モンスターと思わしき影を目撃した。
「まさか」と思い、その影を追ってみると、「なんだこれ?」何かの体液を発見。更に探索をすると「ッ⁉︎」損傷したスライムを発
見した。
スライムくらいなら俺でも殺せる、そう思っていると、なんとスライムは人間の姿に変身した。
【擬態モンスター】と呼ばれるそのモンスターは、10代前後の少女の姿をしていた。
野放しにしてはおけないと思った隼人は、そのモンスターを殺そうとする。
しかし、彼は躊躇した。理由は、そのモンスターが泣いていたからだった。
これは、少年とモンスターが互いに助け合いながら生きていく現代ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 14:27:42
27108文字
会話率:41%
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛
の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義にて掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 16:00:00
34008文字
会話率:28%
50年前、魔法は突然降ってきた。その島で、人類は魔法を所有し、使用する。
ある日、少女は行方不明になった父親と姉を探して、とある事務所を訪れた。
そこは魔法相続を扱う事務所。
詳しい話を聞くと、どうやら父親はすでに亡くなっているらしい。そ
れならば魔法相続士の出番だが、男は躊躇する。
なぜなら男の仕事には重大な欠陥があるからだ。
ひとまず、行方不明の姉を探そうと調査を開始する。すると、意外な事実が浮かび上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 20:19:37
50428文字
会話率:50%
高校2年生の間に一人の男子生徒が転校してきました。彼は腕に包帯を巻き、興味なさそうな顔をして教室に座っていました。彼は誰ともまともに話をしないし、相手を侮辱することにも躊躇しない。彼は他人に殴られ、また自分も他人を殴る。彼が何を考えているの
か、誰も知らないし、声に出して言うこともない。
彼は自分の過去については語らず、将来の計画についても他人に話さない。彼はいつも無限の考えに夢中になっていて、窓の外を見るのが好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 19:33:07
226文字
会話率:0%
中間試験に向けた小中野の家での勉強会初日、妹ときわもまた、この部屋に来ていたことを知った伯斗は、帰宅後母親から帰りが遅いうえに携帯の応答もないと叱責されてしまい、今後七時までには帰宅するようにと門限を設けられてしまう。
そんな中、母親か
ら週末くらいは家で勉強してから夕食を共にするよう言われた伯斗は、照れ臭さを押し殺しながら小中野を誘い了承を取り付けた直後、何かしらの異変を察知した小中野を見て、またも彼女の過去と生い立ちについて意識せざるを得なくなってしまう。
そして週末、勉強開始から二時間、ときわを交えながら休憩していたが、再び二人きりになった後、兄妹のやりとりを見て羨ましいと呟いた小中野は、つい照れ隠しで家族に対する不満点を論った伯斗に、自分の過去の一部を打ち明ける。
そして日曜日の夜、小中野を家まで送り届けた伯斗はその帰り道、付近ではあまり見かけたことのない地方ナンバーの黒塗り高級車を目にする。
翌週の試験を何とか無事に終わらせ、親友の藤崎から週末は久々に外出しないかと誘われた伯斗はこれを承諾、更には小中野も誘えとの提案に一度は躊躇するも、何とか了承を得られたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 20:00:00
24928文字
会話率:50%
4月1日、世界は激変した。
エイプリルフールのCG映像と思われていやソレは現実であった。
銃弾やミサイルの効かないモンスターが現実となり世界はファンタジーへと変質してしまった。
魔法が使えるようになった世界で、四半世紀中二病をこじらせ
てきた中年はやっとすべてを開放可能になった。
躊躇する理湯などあるだろうか?
ないよな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 20:00:00
20765文字
会話率:18%
21世紀も4分の1が過ぎようとした地球ではパンデミックに次ぐ騒ぎを某大国が引き起こしてくれた。
それは4月1日に初めてネット空間に映像が流れたためにCGだとしか思われなかったが、数日後には某大国の大都市が一つ。文字通りに消滅した。
それを皮切りに周辺国へもその混乱が広まっていくのだが、それはまったく現実離れした話ばかりをもたらしていた。
アニメやライトノベルに感化された欧米各国では早速アニメそのものの出で立ちを行うものが現れ、被害が拡大するシベリアにはアニメや映画に出てくるような魔法使いや戦士たちが集いだしていた。
そんな中、アニメやライトノベルを見下す日本においてはテレビも政治も現実を受け入れることなく、近隣の半島や島国、大陸において魔法が使えるようになっても、そんな現実を一切を認めようとしなかった。
日本国内でもネットを通じて騒ぎになり、魔法を使う者も現れるが、国内に妖怪やモンスターが現れ被害が出るまで政府は事実を否定し続け、犠牲が出て初めてテレビはそれまでの姿勢を急転換して政府批判を始めた。
銃やミサイルと言った実体弾による物理攻撃がほとんど効果を見せない相手に対して自衛隊も警察も無力で、ただ魔法を抑えつけるだけであった行政は急に彼ら「冒険者」を公共組織として認めるという泥縄の決定を行う。
そんな時、製造元と市場を失った地方企業が倒産し、路頭に迷った中年はあるネット記事を見つけた。
曰く、政府が立ち上げた魔法研究所でテスターを募集しているという。
中二病であった中年は迷うことなく応募し、ストレートでテスターとして採用されることとなる。
魔法強化アーマーのテスターとなり、中二な夢が叶った中年は、アーマーの限界テストを何のためらいもなく行い、「冒険者」達とファンタジックなモンスターや妖怪と対峙する事になった。
何十年も中二病を引きずる中年が今更躊躇いなどと言う物を持ち合わせているはずもなく、困難なはずの討伐をいともたやすくこなしてしまうヒーロー?へと変貌していく。
そんな、中二病な中年が躊躇しない話である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 23:00:00
3018文字
会話率:25%
拙作「水属性の魔法使い」の主役涼と、準主役アベルの会話を、つらつらと、なんとなく、ぐだぐだと書いていくものです。
肩の力を抜いて読んで欲しいです。
「なあ、リョウ」
「なんです、アベル」
「その、ものすごく物欲しそうな目で見るのは、なん
とかならんか?」
「アベルの気のせいじゃないですか? 僕はいつも通りですよ」
涼の爛々と輝く目は、アベルの手元のイチゴのショートケーキに向いたままだ。
そして言葉を発する。
「ケーキは、一日一個までと決まっています」
「うん、俺は何も言っていないぞ」
「でも、権力者が、どうしても二個目を食べろと言えば、それは不可抗力というかなんと言うか……」
「……」
(第一話より抜粋)
各話1000字~3000字程度で、さらっと読んでいただける……はず……予定……多分。
もちろん、全部新作です。
web版にも書籍版にも載っていません。
初出。
だいたいにおいて、アベルの執務室が舞台となります。
基本的に、「水属性の魔法使い」本編読者向けのものではあります。
そのため、本編を読むと、より一層楽しんでいただけると思います。
とはいえ、「本編、100万字超えてるじゃないか、長いよ!」と思い、
読むのを躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方向けに、配役の説明
涼(リョウ)=ボケ役:水属性の魔法使い、C級冒険者、本編主役
アベル=ツッコミ役:剣士、A級冒険者、ちょっと偉い立場、本編準主役
二人の関係性=いうなれば戦友? 涼はアベルの護衛的立場でもある
上記の配役を頭に入れておけば、読むのに役立つかと思います。
本編読了の皆様は、本作を読み、二人の会話を懐かしんでいただければ嬉しいです。
本編未読了の皆様は、本作を読み、「水属性の魔法使い」本編に興味を持っていただければ嬉しいです。
「午後の会話」ですので、ケーキとコーヒー成分が多めです。
本編「水属性の魔法使い」には、こんな会話をいっぱい入れております。
面白いなと思っていただけたなら、ぜひ本編を……。
(ちなみに書籍版は、web版の数割増しで、こんな会話が増えております)
とりあえず、書籍版が出版されるまで更新予定です。
更新は、毎週金曜日21時頃予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:00:00
24679文字
会話率:45%
神川咲乱は、昔からずっと好きな幼馴染みに、自分の気持ちを伝えるのを躊躇っていた。伝える機会は、これまで過ごしてきた人生の中に何回でもあった。その何も起きない、いつも通りの日常を彼女と過ごしていくうちにいつの間にか、高校2年生になっていた。
新学期始まる頃、いつも通り隣の家から出てきた片思いの彼女と一緒に登校しようとすると、大地震がこの2人を襲う。崩れ落ちる建物から、自分の死を覚悟して守った彼女に、自分が建物に潰される前に想いを伝える。
彼はその気持ちを伝えられただけで、充分満足していた。しかし、彼はまだ知らない。彼の人生は、まだ始まったばかりだと言うことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 06:01:03
51811文字
会話率:42%