美曲(みわ)はある記憶を隠し持つ、女子高生。世間のなんてことない、”その他大勢”に当てはまるようにひっそり暮らしていた。けれどある日、そんな彼女に転機が訪れる。それは、『SCAIR』という男性ユニットの握手会だった____。
高校で初め
てできた友人、由紀(ゆき)につれられ参加した握手会で、まさかのスカウト!?いつも通りがずっと続くと思っていた彼女の人生に、ちょっぴり苦くて、でもとろけるように甘いスパイスがふりかかる。
「俺と夢、叶えるんだろ?」
「俺と一緒にどこまでも歌おうよ」
「僕、美曲とずっと一緒がいい!」
「美曲、手、出して?ん、これでいい。約束ね」
ずっとずっと、この時間が続きますように。
淡いのに、ふと胸が苦しくなるこの気持ちは何だろう。
『ねぇ、君は、何色に染まる?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 18:00:00
21734文字
会話率:35%
魔術大国であるオスマンサスで生まれた主人公・柊颯斗は、物心ついた時から町外れの小さな孤児院にいた。
そんな颯斗に転機が訪れる。五歳の誕生日の前夜。
いつものように一人寂しく窓の外を眺めていた颯斗は、三十代半ばくらいの、眼鏡をかけた男性が歩
いているのを見た。この辺りで知らない人を見ることはめずらしいので、興味をそそられじっと見つめていると、ふいにその人が颯斗の方を向いた。
颯斗は驚いて窓際から逃げ出しそうになったが、
「まあ、待て坊や、少し見ておいで」
その言葉には魔法のような力があり、自然と足を止めてそちらを向くことができた。
その様子ににっこりと笑った彼は、自然な仕草で腕を前に出し、その周辺のあらゆるものを凍らせてみせた。
「これは、《氷》という魔術だ。君は【まだ】魔術は使えないだろう。魔術は限られた人にしか使えない。使えるようになったら、魔術学校においで。待っているよ」
あの人の言葉に励まされて、魔術を使えるようになりたいと、強く願い続けることができたのかもしれない。
その結果、今、僕は…
ずっと、もし魔術が使えるようになったら魔術学校に、今はもう顔も覚えていないあの人を探しに行こうと決めていた。そして、あのときには伝えることのできなかった、感謝を伝えよう。
その後は…
なるべく静かに学校生活を送れたらそれでいいかな。
これは、一人の孤独だった少年の波乱の人生の一幕を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 19:38:20
2171文字
会話率:14%
ろくな人生を送らず早31年。
毎日毎日同じことを繰り返す日々。
大晦日、藤田大樹は学生時代、あんなことをしていなければと酒を片手に後悔する。
だがそんな彼にも転機は訪れた。
元日の朝、毎年恒例の近所のオンボロ神社に初詣に行き、帰り、ソファに
身を投げる。
いつの間にか眠ってしまっていた彼は朝日と懐かしい声に起こされる。
そこには若き頃の母がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 22:26:11
4695文字
会話率:8%
わたくしは、由緒正しき公爵家の令嬢。ちまたでは、なぜか悪役令嬢とよばれておりますの。転機は突然やってまいりました。帝都の貴族院の卒業パーティ、王子に婚約破棄されたのです。そして、その日とんでもないことがおきましたの。なにがどうなってしまった
のか、わたくしが家畜の養オークのような殿方になってしまったのですわ! しかも、まったく見知らぬ場所で! とはいえ、ただ動揺していても仕方がありませんもの。わたくし、かならず再起してみせますわよ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:00:00
29681文字
会話率:39%
乙女ゲームの世界に転生した私は、いつも悪役令嬢に苛めらて、『ジメメヌ』(地味眼鏡雌犬の略)という蔑称で呼ばれた。
ある日彼女は呪いを使って私の胸を縮めて嫌がらせしようとしたが、間違って私の体ごと縮んで手のひらサイズの小人になってしまった。
幸いお守りのお陰で私が無事に元に戻ったが、その代わりに彼女は呪い返しで小人になった。自業自得だな。
これは復讐ざまぁのチャンス……とでも期待する人もいるだろうが、そんなことは虚しいだけ。
実は前世でゲームをやっていた時から私は彼女のことが大好きだった。見た目は私のタイプで、声は好きな声優だし。それに彼女は根から悪い人ではなく、好きな人に対してはすごく優しくて積極的だとわかっている。
ということで、軽いお仕置きして私にメロメロにさせることにします。これは穏便な解決だ!
注意:虐めの話なので、基本的に暗いところも多いが、酷い虐待の場面の直接描写がだいぶ略し、終盤はほのぼのになり、最終的にはハッピーエンドになります。
短めの物語で、最後まで書いてあるので完結は確約です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:17:28
28294文字
会話率:46%
私、鋼我は2015年の1月に交通事故にあった。右足にひどい怪我を負い、結果的に切断。義足となった。凄まじい体験だった。痛みと苦しみにまみれた経験だった。そして、人生の大いなる転機となった。
しかしそんな体験も、時間が立てば忘れてしまうも
の。長編が書き終わって一区切りついたため、思い立って記録とすることにした。
ノンフィクション。一人の怠け者が足を失ってから社会復帰するまでの記録。
注意:この話には怪我に関する描写があります。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 18:00:00
29161文字
会話率:8%
冒険者フランはユニークスキル『壁削り』と、幼き頃の友達との約束が心の拠り所。
生まれが原因で不遇な日々も送ってきた。
200年前からダンジョンだらけになった世界。フランは、授けられたユニークスキルを信じて9年間、今日もダンジョンに潜ってス
キルを使い続いている。
そして19歳になったフランにピンチと転機が訪れる。
とんでも性能に開花したスキルを手に、唯一の友達を探したり、新しい世界を見て回ったりします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 07:00:00
88870文字
会話率:39%
アルペンハイム王国のツヴァイク辺境伯の三男ラインには人知れない秘密があった。
それは赤ん坊の時から、自分の脳内には自分ではない他人の記憶があった。
アルバート‧フォン‧ノーザンクロス、千年前、世界に大きな転機をもたらした”稀代の英傑”
。
それにどんな意味があるのか、どんな運命を齎すのか……正直に言ってラインにとってはどうでもいい。
「私、ただ平穏無事に、出来れば悠々自適に暮らしたいだけなんですけどぉ。」
注意書き:
1.転生ではないし、転移でもない。
2.主人公は王道とは程遠い、ストーリーも多分邪道にひた走るだと思う。
3.美少女とキャッキャウフフしない、綺麗なお姉さんとあは~んうふ~んもしない。全肯定BOTも存在しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 23:46:41
26855文字
会話率:17%
俺の名は 藤堂 春人。 あだ名はハル。
冴えない高校一年生。
そんな俺にも転機が訪れる。
オカルト部 部長の金髪ギャル 鳳凰院 エリカとの出会いは非日常のオカルト体験へと巻き込まれることになった。
なんだかんだ巻き込まれたり、ひどい目にあっ
てもギャルのハイテンションと寺生まれの謎パワーですべてをどうにかしてくれる。
「やっぱり寺生まれのギャルってすげー!」
(デス)フラグブレイカーホラー青春ストーリー始まります!
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一応10話程度の中編予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 19:36:00
27563文字
会話率:20%
コミュ力がなく、パーティに入れないまま無所属のまま活動していた勇者、ノア。ある日、いつも通り退屈なミッションをこなしていると、ミッションの華麗なこなし具合を見た戦士・ターシャに強引にパーティに入会させられそうになる。一旦は断るが、パーティの
魔術師・ケントの転機により、パーティのリーダーを探すという「契約」としてパーティに入会することに。個性あふれる凸凹パーティがおくる、ほのぼのファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 20:00:00
2416文字
会話率:49%
俺、佐藤十兵衛は高スペックだけどちょっとシャイで陰キャぼっちでコミュ障の高校2年生。友達0人の俺に転機が訪れる。同じクラスであり全男子を夢中にさせている学校のアイドル黒宮寧々から告白されてしまう。しかし、嘘告白だったので丁重に振った。それ
がきっかけでアイドルの裏の顔を知ってしまい、黒宮寧々に付き纏われてしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 20:00:00
113101文字
会話率:48%
ある日、平凡な主人公、天国 達也(あまくに たつや)に転機が訪れる。
天国は一度の七人の女子に告白されたのだった。
彼女たちはそれぞれヒロインとしての最強の属性を持っており、個性豊かなヒロインたちだ。
一体天国は誰を選び、誰と結ばれるのか…
…。
これはそんな最強属性のヒロインたちとの青春ラブコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 11:09:33
183217文字
会話率:48%
とある男に使役される亡霊。
意思もなく足もなく、ただただ指定された相手を脅かすだけ……。
そんな怨霊に一つの転機が訪れる。
とあるイケメンへの依頼によって……。
最終更新:2023-10-07 16:00:00
8630文字
会話率:38%
神の代弁者にして神から聖遺物を授かるもの、聖女。
その一人であるヴィオラは聖遺物「スマホ」の使い方も分からず、落ちこぼれとしてマリベルという聖女の令嬢などから数多くの嫌がらせを受けていた。
しかし、神の言葉に従いスマホの使い方を理解した時、
転機が訪れた。
だが、数日後に王が聖遺物の確認に訪れた時、マリベルによってスマホが盗難されていることに気づく。
聖遺物の紛失は重罪となる。その危機を乗り越えることができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 21:43:39
6889文字
会話率:36%
連載再開です。
第一章完結! 読むなら今っすよ! 今!
「引退したVRMMOに復帰したら黒歴史の嵐で辛い」
古城柚葉は近所の大学に通う一人暮らしの女子大生。容姿端麗品行方正、優等生キャラを地で行く彼女にとある転機が訪れる。
幼馴染
の大親友がどうしてもやりたいと語るVRMMORPG「オルタナティブ・ワールド・コーリング」(略称:オルワコ/蔑称:オワコン)。以前、それをプレイしていた彼女は「だったら私が教えてあげる」と約束を交わし、引退していたオルワコを再びをプレイすることとなったのだ。
だが、中学以来にオルワコの世界へ降り立った彼女を待っていたのは、やけに中二要素に凝ったキャラメイク、全身呪われた装備の縛りプレイ、運営から嫌われた種族という黒歴史のオンパレード。
さらには翼が生えたり、尻尾が生えたり、爪が伸びたり、脚が燃えたり……一体全体どうなってんの!?
片やお利巧女子大生、片や人外悪魔っ娘。
見栄と虚像で作り上げた現在。黒歴史と忘れようとした過去。ゲームを通してその二つと向かい合い、彼女は少しずつ変わっていく。その先にあるものは……?
「一体中学時代の私は何やってたの……ほんと、嫌になる」
彼女はそう嘆きながら、今日もオルワコをプレイするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 20:15:30
113326文字
会話率:52%
浪人生、加藤環は失恋をし、恋愛不審になる。そんな彼がまた恋愛をしたいと思う転機が訪れる。もちろんその恋も順調にいくわけもなく......
最終更新:2023-09-30 19:50:59
5012文字
会話率:57%
地球にダンジョンが出現して約九年が経過していた。
高校一年生の三剣フウガは、ダンジョンに二年前から潜り続ける配信者である。
だが、配信を開始して二年が経ってもなお、鳴かず飛ばずの日々を送っていた。
しかしある時、売れない配信者に転
機が訪れる。
同じダンジョン内で魔物に殺されかかっていた少女を、フウガは魔剣を使って救ったところ、
多くの視聴者達が彼を探し始めることに。
そして、あっという間に特定されたフウガのチャンネルに人々は雪崩れこみ始めた。
異常なほど配信がバズりだし、先日まで無名だった少年はビビりまくってしまう。
だが、本当に驚くことになるのは視聴者達だった。
実は彼の武器は魔剣ではなく、ただ頑丈なだけの模造品であり、その強さはフウガ自身の力だったのだ。
更には、彼自身の素性にも秘密が……。
まったく自らの強さに気づかぬまま、無双を続けるフウガはやがて日本のみならず、世界中を驚愕の渦に引き摺り込んでいく。
これは一つの始まりであった。配信界に一つの伝説を越えて神話とさえ呼ばれることになる男の、最も過激だった時期の話である。
※カクヨムでも連載しています。
※タグが優柔不断な感じですみませんmm折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 19:00:00
121613文字
会話率:37%
ローレンス家の長女、アリシアはかわいい物とお菓子が大好きな少女だった。
そんなアリシアに転機が訪れたのは七歳の時。クロッカー伯爵家のエリックに出会った時――。
彼から言われた言葉がきっかけとなり、アリシアは剣を手に取ることになる。
最終更新:2023-09-10 22:59:07
5417文字
会話率:27%
人の悪意によって家族を失った流喜(るき)。もともと入りたかった組織である護民隊(ごみんたい)に入隊しようとするも入隊試験に採用されることなかった。どうしようもない人生と嘆く流喜は命に代えてでも復習を誓うがその時にある人物に救ってもらい、それ
が人生の転機となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 00:14:33
1763文字
会話率:34%
魔法。
ある者が言った、それは人類が引き越せる奇跡だと。
魔術。
ある者が言った、それは魔法の劣化版だと。
北条真奈は今年から学園生(高校生)になる。
魔法師の中でも最低ランクであるEランク魔法師の称号を中学時代に手にした少女は多くの魔術
師が憧れる桜花学園に入学した。
そこで平和な学園生活を送りたいと願う彼女。
だけど入学早々、新入生代表として挨拶をすることに。
学園の最高意思決定機関とも呼ばれるレグナントの職員が凡才の彼女を天才少女と勘違いしたためだ。
――確かに彼女には親友にも秘密していることが一つある。
Eランク魔法師の肉体に宿る魔術師の頂点Aランク魔術師を超える第四種魔法師の魂を宿していることだ。
気分転換を兼ねた気まぐれによる替え玉受験から始まった騒動はもう誰にも止める事はできない。
これを転機と捉え底辺の魔術師は『最強』を演じる学園生活が始まる。
それは二人の一心同体とも言える存在となった北条真奈と織神姫の願いのため、お互いがお互いを利用する学園生活を意味していた。
※カクヨムでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 15:09:00
24630文字
会話率:37%