「セレナ、お前と第二王子の婚約は白紙となった」
「お父様、今度は一体なにをしたのですか?」
オセアン公爵が娘のセレナを溺愛しているのは、有名な話だ。
今も、やっと結んだ婚約が白紙になったというのに満面の笑みを浮かべる始末。
怒ったセレナ
だったが、話を聞くと、父のせいではなく王家からの意向であった。
どうやら、王太子から外れたことを理由に第一王子の婚約者であったレジーナが我儘を言い、第一王子と第二王子の婚約を交換するよう根回ししたらしい。
セレナは仕方ないと割り切って、新たに婚約者となった元王太子のロベルトに会いにいった。
はじめて会ったロベルトはベッドに寝たきりで、周囲からも見放されて、がっつり心を病んでいた。
その姿があまりに不憫だったので、連れて帰って癒してさしあげることにしたお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 16:21:43
13985文字
会話率:39%
元王子の騎士の中の騎士の嫌われ者の中の嫌われ者の俺が!まさかの逆手のひら返し転劇で王子や陛下や団長等々愛されまくって逃げ出したい!!!
最終更新:2021-02-11 18:24:08
15037文字
会話率:19%
【予告調のあらすじ】
ここは世界中の袂にあるエルフの国。
お堅いイメージは今や昔。遊興施設が立ち並ぶ歓楽街として大きな発展を見せていた。
宮廷でNo.1ホステスとして君臨していた元王国魔法師団長のネオンは
何者かに仕組まれた罠に陥り、冤
罪で宮廷を追放される。
流刑地に向かう彼女の前に現れたのはかつての仲間達。
「異世界転移して、消えた王様を探せ!」
この世界は異世界からの静かなる侵略を受けていた。世界を救うには消えた王様の力が必要。
探し出す力はお前にしかない。そう仲間達に促され、ネオンは異世界へと旅立つ。
転移した異世界「ニホン」で繰り広げられるのはホステスとしての女の戦い?
それとも世界存亡を賭けた血で血を洗う壮絶な争いなのか?
「夜の女王」が世界を支配する。目指せ「夜の女王」!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 07:04:51
6447文字
会話率:57%
10年前に滅んだフリースラント王国の王子であったアーチボルト・ギー・フリースラントは身を寄せたファティマ国で、今は探索専門の冒険者ギーとして暮らしていた。最近ぱったりと依頼が途絶えたため口利きしてもらった食堂で働いていたある日、店に訪れた客
に荷物の受け取りを頼まれる。何でもない依頼のはずだったが、これをきっかけに厄介事に巻き込まれていく。そんな中、食堂兼宿屋のオーナーであるイヴリンに惹かれていき、生きる理由を見つけたギーはフリースラント王国の再興へと進んでいくことになる。
不定期投稿になります。
また設定が甘いですので寛大な気持ちでお読み頂けると嬉しいです。
ギーの人生に関わるお話のためジャンル変更いたしました。
※背景に『うっかり後釜になりました。何で私が王太子妃に!』の設定を使用していますが、今のところ同じ登場人物が出てくる予定はございません。
※誤字脱字のご報告ありがとうございます。とても助かっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 23:53:20
158225文字
会話率:59%
戦争が終わり無用の長物となったSランク魔法使いギン。戦争を終わらせ邪魔物にされた元王太子フィリオ。
彼らは王国にとって未知の領域、『魔境』を開拓することになったのだが……
開拓もの、ざまぁものをやりたくて書いてみました。
一応賞ように書い
てみるつもりです。
ネット小説大賞七ダメでした。悩みましたがとりあえず賞に応募出来るような作品を意識しつつ、今後も続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 11:15:58
95948文字
会話率:40%
ソフィーナ・マヨルカ侯爵令嬢は十八歳の時に、クライス・ナルジス王太子に求婚を受けて王妃となった。
王妃候補として集められた年頃の令嬢の中からたまたま選ばれてしまったのである。幸せに過ごしたのはほんの一か月、クライスの元へと隣国の姫、エリス・
シルフィードが嫁いできた。
ソフィーナは側妃へと立場をかえ、クライスの正妃になったのはエリスだった。
城には居場所がない。けれど、クライスは離してくれない。マヨルカ侯爵家に帰ってくるようにという兄からの手紙もあり、側妃として過ごすことが限界だったソフィーナは城から逃げ出したところで、どういうわけか死んでしまった。理由はわからないし思い出せないけれど。
私、椎名月夜にはそんな記憶がある。だから今回は王子様とは絶対に結婚しないのだ。この世界には王子様なんて滅多にいないのだけれど。
現代に転生した元王妃と、元兄と元夫の、繰り返し。
ヤンデレ二人に追いかけられる、昼ドラ展開が苦手な楽天家の少女の話。
ジャンルが異世界かどうか微妙なところですが、元世界が異世界なので異世界にしました。
アルファポリス様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 15:39:07
39636文字
会話率:26%
17歳にして王子から『元王子』になってしまった俺は、与えられた領地に向かう途中で、時代錯誤な魔女狩りに遭っていた女の子を助けた。
何でも、彼女はこの地域で村人が選んだ“聖女”だったのに、村人たちは彼女が魔女だといって火刑にしようというのだ。
どうにか彼らを言い負かして、俺は彼女を自分の領地まで連れて帰ったのだけど(よく見たらとんでもない美少女でびっくりしてしまった)、彼女は知れば知るほど超絶チートな力の持ち主だった。
たぶん、彼女を失った元の村がヤバいことになると思うけど、俺は彼女を幸せにするのに精一杯なので後は知らん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 20:54:09
14119文字
会話率:21%
神のちょっとした計算ミスで死んだ蒼花光は、手違いを起こした神が管理する世界に転生することになる。
「じゃあ、これで転生先決めてください」
「ルーレット!?嘘だろ!?」
結局回した彼が転生することになった先は―――妖精。
だが異世界では
、妖精は地上を生きるすべての種族より上の最上位種だった!
超ラッキー、と思いきや。
「妖精はそもそも生殖もしないし排泄も必要ないから、性別も性欲もないわよ」
「なん・・・だと・・・」
それから四百年経ち、フィラは一人の少女を見つける。
『風』の妖精フィラを惹きつける特異体質だった彼女は、壮絶な過去を抱えていて。
「任せろ。俺がお前と契約して、鍛えて、『ざまぁ』させてやる」
妖精に『無性』転生したフィラと、それを惹きつけてやまない特異体質者ソノカ。彼女たちの行く道はどうなるのか。
世界最強種の妖精と、純朴な元王女の、『ざまぁ』を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 01:07:01
66419文字
会話率:47%
少女ロサは十四歳。ウェントゥス王国の東の海上に浮かぶソール島の屋敷で、ウェントゥス王国の元王子であり諸島の領主アルベルトと、たくさんの猫と共に、平和に暮らしている。ある昼下がり、町に下りたロサは、行き倒れの青年スクルータを拾い――。
最終更新:2020-11-25 20:00:00
35681文字
会話率:40%
東の国から、癒しの水場と温泉をもとめ諸国を旅する私、名前はラシル。自分のことは平凡な女性だと思っていました。縁あって投宿した場所が、双子の母である元王妃様が営む湯治村の宿。周囲で起こる騒動に巻き込まれ、思わぬ長期滞在をします。もっと別の思惑
があって旅を始めたのですが、随分方向性が変わってしまいました・・・。
「お主、名は何という?」
(ひゃ、ラ、ラシルといいます・・・)
「必ず我が嫁に迎える故、もうしばらく待て・・・」
「はい?」
まさか、こんなことになるなんて・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 19:19:12
67985文字
会話率:40%
商人を介し元王国騎士の一人の屋敷に着いたのは一人の初心な少女なる物。
花を頭部に生やす可愛い物静かな少女とは一体…。
そんな少女に恋する屋敷主の元王国騎士の悲恋なお話。
最終更新:2020-11-09 12:00:00
2520文字
会話率:33%
男装してアレクスという名で学院に通っているアレクシア・ロイエル公爵令嬢。平民の少女に嫌がらせをしたという理由で退学させられてしまったのだ。
今度はおとなしく学院生活を送ろうと思うが、生徒会に所属させられて日々雑用をこなしていく日々。
なぜか
かわいがってくる生徒会の面々や、正体を見抜いてきた先輩、退学させられることになった平民の少女と交流し、平穏無事な学院生活を送ろうとがんばっていきます!
男装しているとおもいのほかかわいらしい面が出てきているのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 15:37:28
76904文字
会話率:22%
現実世界で普通に生活をしている高校1年生の朝霧紅矢は、幼なじみの川津麗美と共に平凡な学校生活をおくっていた。
ある日、2人の前に魔同士クロンが現れて自分の世界を救って欲しいと懇願される。
訳もわからぬまま、2人は異世界カトリーゼ
に飛ばされ魔法の修行を始めることになる。
カトリーゼの王女であり守り神でもあるイオナ・メルエードをさらいに、敵国ティラミの元王の息子であるルアンが侵略兵器メイドロイドを連れて襲いかかって来ていた。彼女を守れなかったクロンは悔やみ、彼女が残して行った気の精霊の守護の下、新しい主になる人物を探して現代までやってきたのだ。
イオナを愛しているルアンは、彼女を手に入れる為には手段を選ばない。ようやくイオナを側におけた喜びから、そのまま彼女を自分の妃に迎えようと企む。
イオナがいなくなってしまったカトリーゼは、国を維持するパワーが弱くなり結界がとぎれてしまっていた。イオナを取り戻す為に、紅矢と麗美は気の精霊とタッグを組んで向かっていく。
邪魔な2人を阻止する為に、ルアンは再びメイドロイドを送り込み邪魔をさせる。
紅矢は気の精霊の力がある時は強すぎるのだが、センスがなく、それに匹敵する強さのメイドロイドは負けじと死神の鎌のような武器で互角に刃を交わす。
メイドロイドを倒し、ルアンからイオナを取り返せるのか。
カトリーゼとイオナの終わりが、刻々と迫っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 14:51:37
6885文字
会話率:32%
【第三回フェアリーキス大賞銀賞作品、書籍化に伴い改稿、改題しました。】
幼い頃から王太子妃を目指し血の滲む努力をしてきた伯爵令嬢ルイーザ。勉学に励み、作法を学び、社交での人脈も作った。しかし、肝心の王太子の心は射止められず。
中々うまくい
かずに苛立つ中、何者かの手によって大型犬の姿に変えられてしまったルイーザは、暫く王宮で飼われる番犬の振りをすることになり──!?
「わん!」(なんでよ!)
*****
渋々番犬生活を送るルイーザのもとに現れたのは、なんと王太子。。
ルイーザ(犬)を前にした王太子は、今までの紳士的で誠実な印象とは大きく異なっていた。
「可愛いなあ、女の子かな? よーしよしよし、よーしよしよし。 ああ……公務の疲れが吹き飛ぶよ」
紳士な仮面を捨て去り、全力でルイーザをモフりつつ愚痴までこぼす彼に、ルイーザは呆れつつも放っておけない気持ちになっていき――?
(旧題:元王太子妃候補、現王宮の番犬(仮))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 21:21:47
128197文字
会話率:30%
エリカは香水の調合師だ。そして自分自身がこの国一番の調合師であると自負している。そんなエリカのもとに、元王族のクリストファーが香水の調合を依頼したいと尋ねた。
最終更新:2020-10-07 17:00:00
13397文字
会話率:56%
気がつくと死んでいた元王女のラファリアは、魔人の仲間を名乗る者によって、実姉の王女に取り憑く幽霊になって、姉の行いを眺める日々を送ることになった。自分が死ぬきっかけとなった者たちへ姉が挑む戦いを眺める日々は、やがて、遠い過去の記憶と力を呼び
さまし・・・あれ? なんで私達こんな目にあってるんだっけ? もう全部あなたたちだけでいいんじゃない? 解説役の幼女と共に、ツッコミ入れる元王女さまの来世は果たしてどっち?
あーもう、姉上の隣で咲いてる花にでもなりたい。
※チートキャラが複数存在しますが、出てくるのはほぼ終盤。そして主人公は基本的に傍観者。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 06:00:00
317574文字
会話率:59%
中国が隋にとって統一されようとされている時、大和の大王家に一人の王が生まれた。その名は厩戸王、即ち聖徳太子である。
彼は南中国・陳の高僧である南嶽大師・慧思の転生であった。天界より祝福されて生まれてきた厩戸王であるが、産まれた瞬間から世俗
の政治に巻き込まれることとなる。
※極力史実に反しないように書いていますが、聖徳太子が慧思の転生であるという伝説を始め、スピリチュアル要素のある伝承についても作中に取り入れています。
※「九州王朝説」「十二年後差説」「多元王朝説」を採用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 10:00:00
66722文字
会話率:68%
まだ倭国が筑紫朝廷(九州王朝)によって支配され、大和王朝は九州王朝の分家であった頃の話。大和の大王である額田部女王(推古天皇)の崩御をきっかけに大和王朝を巡る様々な矛盾が噴出する。
飢饉で民が苦しむ中で権力闘争に明け暮れる大和の群臣を見た
一人の少年・中臣鎌足(藤原鎌足)は、父から教わった『六韜』を基に謀略によって私利私欲を追求する群臣を排除した上で、大和王朝の初代大王・磐余彦(神武天皇)が述べたという「八紘為宇」の理想国家を樹立することを誓う。
推古天皇崩御から天智天皇までの時代を独自の仮説を導入しつつ描く。
※九州王朝説、多元王朝説を設定に用いています。
※十二年後差説を使用しているので編年が通説と異なります。
※なるべく史料に忠実にはしていますがこの作品はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 21:14:18
22895文字
会話率:63%
魔法研究が大好きな男爵令嬢・シェリルはある日、女王陛下から結婚を打診される。
相手は革命によって王位継承権を失った、「廃品王子」と呼ばれる元王子・エグバート。彼と結婚しても魔法研究を続けてもいいどころか研究資金も与えられると聞き、シェリルは
話を受けることに。
結婚した相手は、品行方正で頑強な体を持つ、騎士の鑑のような実直な青年。
でも一緒に暮らしていると、彼の意外な面が見えてきて……?
「まずは、恋愛から始めませんか?」
「これは……『可愛い恋人を口説くための、三十の方法』……?」
「……交換日記をしよう」
元王子と魔法研究好き魔道士は恋愛初心者同士、ぎこちなくも温かいふれあいを重ねていく。
だがエグバートには、自分が「廃品」呼ばわりされる原因になった、ある悩みがあるようで――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 19:00:00
192227文字
会話率:40%
海に落ち、北の帝国の海岸に打ち上げられた少女は、一人生き残った亡国の王女であった。
帝国の皇族でありながら自由気ままに生きる皇子の胸には、旅先で見かけた、南の大国に捕われ寂しげに佇む少女の姿が焼き付いていた。
帰る場所もなく明るい未来を
描けない元王女と、どこまでも強気で前向きな皇子の物語。
*****
ご覧頂きありがとうございます。
架空の国を舞台としているため異世界としていますが、魔法などのファンタジー要素はありません。
全十三話。完結しました。m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
45627文字
会話率:47%
この作品は、『カオナシ姫と失われた宝』の番外編であり、先日投稿した短編『☆無能勇者と悪役令嬢☆』の後日譚となります。
この作品だけでも楽しめます。
婚約破棄したら父親及び国から捨てられた元王太子・ルドルフ。
彼は、愛していた筈の
令嬢さえ元側近に連れて行かれ、一人寂しく魔物蔓延る危険地帯に追放された。
そこで隣国から追放されて来た元聖女・エメラルドと出会う。
そして、二人は、新天地に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 16:36:30
6558文字
会話率:32%