わかっていた。
そう、わかっていたの。
私が彼女の身代わりだった事は…。
それでもいいと思っていた。
でも日に日に辛さは増すばかり。
今更よね。バカな私。
~~~~~~~~~
*飽くまでもフィクションであり、作者の脳内での妄想・空想の物
語なので、実在する事象、名称、人物、団体等とは一切関係ありません。
*作者のご都合主義的な内容となっております。
*センシティブな内容の為、R15を付けています。
*残酷、胸糞悪くなる不快な描写、表現等、配慮が必要な内容が有りますのでご注意下さい。
*アルファポリスの方でも同タイトル、別のペンネームで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:41:08
8876文字
会話率:20%
レントリア国の末姫エセルは、魔物の来襲から城を救ってくれた若い剣士と心を通わせるようになる。けれど彼には、隠し通さなければならない秘密があった。
エセルは彼の心にさらに近づこうとするが、秘密が明らかになったのは、彼が魔物と闘っているその
さなかだった。
相討ちのはてに川に転落していく剣士。けれど誰もがその死を信じた数日後、彼が川下の土地にある丘の上で生きているのではないかとの情報が入る。
会いたい一心で城を抜け出すエセル姫。道案内をしてくれる少年の助けを借りながら丘を登った彼女が、やがて出会った真実は……。
現在の状況と過去の回想が交互に語られ、結末に向かって収斂していく構成です。
人を好きになる気持ち、思いやる気持ち。切ない気持ち、うれしい気持ち。生きたい気持ちと死にたい気持ち。
そうしたものを、西洋中世の美しい自然と一緒に、きれいな文章で表現することをめざして書きました。
(自サイトにも転載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:15:12
76716文字
会話率:22%
私版「美女と野獣」で童話祭に初参加します。
もしも野獣が魔物だったら……妖しくて切ない感じの短編です。
「出会いの窓は南の塔に」の前日譚でもありますが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
2021.2 黒森冬炎さま主催「変身企画」にも参加
させていただきました。
素敵な企画をありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 10:14:35
12449文字
会話率:21%
全5回で完結予定、毎日更新。表紙イラストつき。
反乱分子に追われて逃げる姫君と従者。その行き着く先と結末は……?
綺麗で切ない恋物語です。
(「光と闇の間にありて」を読んで下さったかたへ)この物語は前日譚その3に当たります。エセルたちとは
別の国のお話になりますが、こちらもよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 09:38:54
14303文字
会話率:31%
人とは異なる魔力を持っているが為に特別クラスに割り振られてしまった12歳の少女であるアリスとリリー。そんな2人の元に届いた魔道士シオンからのスカウトを発端に、特別クラスから卒業することを決意する。学園生活ではなく旅を通じて、新しい出会い、楽
しい日常、立ちはだかる試練、時には切ない決別を経て成長していく、2人の少女と1人の魔道士(保護者)の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 14:48:12
2740文字
会話率:51%
天文学者リークスは銀河飛行のためのエネルギー研究を若き科学者ノーザン・トワイライトに打診され、共同で「スターダストコークス」の完成にとりかかった。
ノーザンは自分は管理された禁忌の人間であると言い、自分が何を望んで生きているのか忘れてしまっ
たというが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 09:00:00
31476文字
会話率:60%
人工都市「サイレス」に出稼ぎに来ていたサーカスの花形、リンレイは故郷に帰ろうとして列車に乗れない不可思議な状況に戸惑っていた。
そこへあらわれた少年は告げる。
「列車に乗ることはできない。なぜなら君はもう死んでいるから」
少年……創は人類は
滅亡したのだと言う。
信じられないリンレイは拒絶するが、次第に現実を知っていく。
はたしてリンレイはサイレスの管理者、「D.U=04」の作り出した夢の世界から魂は故郷へ帰ることができるのか。
遠い未来の幻想と追憶の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 17:00:00
26071文字
会話率:41%
菊花はもう長いこと、2番目の恋をしている。
※平日14時に更新します。
最終更新:2023-09-27 14:00:00
94101文字
会話率:49%
間島蒼佑は、結婚を前に引っ越しの荷物をまとめていた時、一冊の本を見付ける。それは、尾道から東京に引っ越した蒼佑に当てて、初恋相手から送られてきた本だった。だが、それは本棚の奥深くに隠していた本だった。初恋相手はその直後、亡くなってしまったた
めに、記憶にふたをしたかったからだ。
蒼佑の結婚相手である麻子はその時の同級生であり、初恋相手の美和の美術部の部長をしていたが、美和の死については口を開くことはなく、哀しそうに首を振るだけだった。
親友の巧の言葉をきっかけに、その時に仲が良かった弘大に連絡を取ったことから、その真実に近づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 23:04:33
59525文字
会話率:53%
家名ではなく自身を認めさせたい。旧家クラソン家の息女エイダは、そんな思いを抱き新聞記者として日々奮闘していた。伝説の英雄、戦神・セスの未だ見つからない墓所を探し出し、誰もが無視できない功績を打ち立てたい。
歴史への言及を拒み続ける戦神の
副官、賢人・ジャスパーの直系子孫に宛て、粘り強く手紙を送り続けていた。熱意が伝わったのか、ついに面談に応じると返事が届く。
エイダは乗り物酔いに必死に耐えながら、一路、伝説が生まれた舞台の北部「ヘイヴン」へと向かった。
当主に出された奇妙な条件に従い、ヘイヴンに留まるうちに巻き込まれた、ヘイヴン家の孫・レナルドとの婚約騒動。レナルドと共に厳重に隠されていた歴史を紐解く時間が、エイダの心にレナルドとの確かな絆と変化をもたらしていく。
辿り着いた歴史の真実に、エイダは本当に求める自分の道を見つけた。
1900年代の架空の世界を舞台に、美しく残酷な歴史を辿る愛の物語。
※他サイト掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 20:00:00
107830文字
会話率:52%
夏の終わりはいつも少しだけ寂しい。恋を忘れ物にしてしまうからだろうか――。
地表が汚染され、人類が地下シェルターで暮らすようになった世界。
そこで季節管理局に勤務する新山晴樹は、夏担当で出向してきた監査官の神宮寺ナツメに想いを寄せる。そ
して夏が終わる日がやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 16:43:53
7666文字
会話率:46%
アンドロイドAI学習施設に勤務する若き研究者の夏川大輝は、最新の女性型アンドロイドに「夏を教えてほしい」という依頼を受ける。
漠然としたものの学習は難しく、試行錯誤するが彼女は夏を理解してはくれない。
そこで彼は一計を案じる。
夏を理解した
彼女を依頼人へと返し、うまくいっているように見えた。
だが数日後、依頼主が怒鳴り込んでくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 19:27:21
8271文字
会話率:35%
平凡を愛し、平凡に見られることに徹している高校生の野田美波。そんな彼女がある日再会したのは小学校時代に天才少女と呼ばれたある同い年の少女だった。彼女の出現で美波の平凡は大きく揺らいでいく。
これは平穏無事な日々を願う少女に訪れたある試練と、
彼女が何故平凡を愛するようになったのかについての青春物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:00:00
7981文字
会話率:51%
「愛は人を狂わせ、桜は人を死に至らしめる」
人にそんな呪いの言葉さえ吐かせた不治の病、桜の花びらのような斑点が浮かび上がり、
桜の散るころに亡くなる『桜病』が流行して十年・・・。
最後の患者の最後の恋物語。
最終更新:2023-09-23 19:16:08
124393文字
会話率:12%
「彼女を殺した償いをしてもらいます。」
都市から遠く離れたとある集落で、主人公ミスタは平凡な生活を送っていた。魔力が全てと言われる世の中で、彼の魔力はまさかの0。けれどもミスタは幸せだった。その理由は、自分には勿体ないほど完璧な許嫁、ニケ
の存在だった。彼女が居ればどんな苦難も乗り越えられる。
はずだった。
自らの夢を追うため集落から旅立った許嫁は、変わり果てた姿で帰ってきた。そんな彼女を殺したのは、誰よりも彼女を愛していたミスタ自身だった。
失望に打ちひしがれる彼の目の前に現れたのは、己を「死神(新人)」と名乗る銀髪碧眼の少女。
「貴方は殺人を犯した。その罪を償うため、私と共に来てもらいます。これから旅先で出会う100人の死を見届けなさい。貴方がこの世の死の在り方を見届けた後───私が貴方を処刑します。」
これは、農村に住むしがない少年が、一夜にして人殺しになり、美しい死神と出会い、この世の真実を知る。その記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 16:42:41
11946文字
会話率:39%
◎全13話 毎日19時更新
●あらすじ
プロ作家を目指す月神子は、出版社からオファーが来たことがきっかけで、なろう小説を書籍化することになった。
商業作家デビューを果たせたことで月神子は増長し、ネットの世界でもさんざんイキリ散らすように
なる。
だが同時に、月神子は現実では無職の男であった。
父親からは毎日のように「働け」と怒鳴られ続け、父親への憎しみも募らせていく。
月神子は過去に大学受験に失敗し、そして就職活動にも失敗していた。
そんな負け犬の人生を送ってきた彼は、次第に大きなコンプレックスを爆弾のように抱えるようになる。
“見返してやる”
月神子は心の奥底で執念を宿した。誰にぶつけたら良いかもわからない復讐心が燻っていた。
“見返してやる”
だからこそ、月神子はプロ作家として生きる道を選んだ。
世間の奴らが誰も己を見下せないような、特別な人間になりたいと願った。
だが、その月神子の肥大しすぎた承認欲求は、やがて彼を怪物へと変えていく。
もはや後戻りができないほどに、彼の心は醜くなり、暴走をはじめていく。
そして事件は起こった。
※この作品はフィクションです。実在する人物や団体とは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 19:00:00
32799文字
会話率:27%
困っている人に手を差し伸べる心優しい女子高生の佐々木 茉奈(ささき まな)。一方でその幼馴染の濱岡 慧祐(はまおか けいすけ) は茉奈に対して他人のために自分を犠牲にするなんて馬鹿げていると苛立ちをぶつけてくる。しかしある時、茉奈の命の危
機に慧祐が命を懸けて行動し……
注:(多分)すっきりしない切ない終わり方の物語です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 21:55:12
8968文字
会話率:37%
若き献血医と黒竜のドナーの、長い長い旅
***
自身の強すぎる血の力に蝕まれていた黒竜は、旅の医師である青年カスカダに出会い、人々の命を救う旅をすることに。
●他サイトでも公開しています。
最終更新:2023-09-03 21:13:30
9427文字
会話率:21%
今年最初の雪が薄らと降り積もった、
寒い寒い冬の日のこと。
奇妙な縁から青年・治と、
大きな白鼬の物の怪が出会う。
ふたりは互いを友と呼び、
誰も訪ねることのない小屋で
冬を越すのだが……
●この作品は、ノベルアップ+、ノベマ!、Be
rry's Cafe、野いちご、pixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 07:43:00
7337文字
会話率:31%
書いて✏というアプリから
1日1回出される【お題】
私はそれに挑戦すべく頭を抱える。
果たして、お題にそった話しを書き切って、
アプリに投稿して、それから
こちらのサイトにアップできるのか!?
長いこと話しを書いてこなかった、
ア
プリ頼りのリハビリ短編集。
(不定期アップ)
※【書いて】というアプリから出された、
お題にそった文章を書いたものを、
見て欲しいと思い、こちらにまとめました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 02:54:23
18930文字
会話率:14%
「愛してる」の言葉を、かけがえのない人に贈ること。
それは、共に生きることですか。
--あるいは、殺すことですか。
恋愛にトラウマを抱える大学2年の藤間悠也は、ひょんなきっかけから謎の美少女、立花すずと出会う。
晴れてすずと恋人同士になり
、幸せな日々を送る悠也だったが、その身に不可解な出来事が起き始める。
そして徐々に、悠也の日常は崩れ始め--
『言葉』を”食べる”少女と、”食べられる”少年
二人が織りなす--決して叶えてはいけない、愛の物語
※本作は、下記サイトでも公開しております。
■Web小説
カクヨム/アルファポリス(外部公開)/魔法のiランド/エブリスタ/Twitter
■チャットノベル
Teller Novel/TikTok折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:48:29
43920文字
会話率:47%
ニセ聖女めと断罪されるミヤ。 だけれど、この国にミヤが来た目的は他にあった。 ちょっぴり切ないお話です。
最終更新:2023-08-23 17:15:16
4859文字
会話率:30%
私は恋人に射殺された。
走馬灯の中で何故こうなってしまったのか、今朝のことを思い出していた。
その理由は……。
とても短い切ない話。
最終更新:2023-08-07 15:28:14
1451文字
会話率:4%
数年前、ひとりの同僚が姿を消した。
禁忌を犯してあるべき世を去った彼なき後、同じ役割を担う者たちの負担が増し、世を儚む者もちらほらと現れ始め……ちょうどその頃だった。
ある患者の治療を終えたと同時に、見たこともないほど幼い患者が僕の前に現
れたのは。
*
2023.7.29/公開開始
2023.8.6/完結
(初出:2014.11)
■既出作品『You can't catch me』スピンオフ作品
■残虐描写あり
■別所でも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 20:00:00
46519文字
会話率:25%
会社を退職し、残った有給休暇を消化すべく、あてのないひとり旅に出た。
しかし、一度も利用したことのない駅に降り立った直後、交差点に突っ込んできた大型トラックに轢かれてしまったらしい。
生死を彷徨うような大怪我をした私を助けてくれたのは、救
急車でも医師でもなく、ひとりの見知らぬ男性だった。
*
2023.7.8/公開開始
2023.7.19/完結
(初出:2014.8)
■別所でも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 20:00:00
55892文字
会話率:24%
夕闇迫る黄昏時、キミが呟いた。
それが、キミとの最後に交わした言葉。
今でも忘れない。切ないキミの笑み。
最終更新:2023-08-06 01:26:54
263文字
会話率:0%
小さい頃出会った2人が大人になって再会した時、彼は彼女のことを覚えていなかった。
彼女が自分の正体を知ることで、彼は後に後悔することになる……。
最終更新:2023-07-31 20:00:00
3351文字
会話率:15%
戦国の世。
ある夜毛利元就が向かった先は、正室の美伊の方の部屋だった。
たった一日の短くも暖かい、最期の日の物語。
最終更新:2023-07-31 18:09:14
3828文字
会話率:19%