世界でも指折りの大財閥
【妻良木(つまらぎ)コンツェルン】の現総裁
妻良木 覇(ひゃく)
彼の頭脳は人類史でも群を抜いており、14歳でMIT(マサチューセッツ工科大学)の院を卒業という偉業を成している。
発想力も素晴らしく、産み出したアイ
デアは世界のあらゆる産業に影響を及ぼすほどで、容姿や性格は言うに及ばず他人から見たら勝ち組という言葉さえ烏滸がましい完璧超人のようであった。
ただ、彼には誰にも知られることのない弱点が一つだけ備わっていたのだ。
それは……
《自身が、好意を持った女性に対して告白・またはそれを他人に話す事ができない》
というもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-05 08:05:34
207文字
会話率:50%
真田冬馬の出会った不思議な先輩、倉科きらりは、絵に描いたようなダメ人間であった。
そんな彼女にひかれるように集まった人々に冬馬は振り回されていく。
最終更新:2015-07-24 18:00:00
161421文字
会話率:50%
2089年のボストン、小山内栄二はMITの学生として留学中であった。そこへ、国際環境学会で金沢大学からMITへ発表に来ていた女子大生の布裕美に一目惚れしてしまう。小山内と布裕美の出会いがもたらす人類破滅の危機、しかしその危機は2020年の
下北沢から始まっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-09 08:22:23
103699文字
会話率:46%