豊かな自然に恵まれた東京の奥多摩。そこで働くある一人の中年美容師。彼には隠された秘密があった……。
最終更新:2023-07-18 17:05:21
9216文字
会話率:0%
眩しい朝陽と小鳥の鳴き声。
よく言えば豊かな自然溢れる、悪く言えばとことん田舎のとある村。
そんな長閑な村の外れの丘の上。
そこにその屋敷はあった。
屋敷に住むのは一人の侯爵令嬢。名をヴィオレット・エメ・シェーレンブルクという。
噂によれば
聖女に無礼をはたらいて王子の逆鱗に触れ、婚約を解消された上で王都を追い出されたらしい。
そんなヴィオレットは、今はすっかり寂れた貴族の保養地で、今日も元気に高笑いしつつ我儘放題にスローライフを送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 12:37:32
16495文字
会話率:30%
この世界の名は「アイドルアイル」。淡い空と豊かな自然に彩られた、風光明媚な丸い星。大気に満ちる神の愛は魔法へと姿を変え、人々の発展を助けてきた。……されど、神の愛は無償ではない。選ばれた者が祈りを捧げねば、魔法は永遠に失われてしまうという
。祈りはいつしか歌となり踊りとなり、神託によって選ばれし者たち――偶像神威は皆のため、世界を支え、愛を巡らせていく。 ◆◆◆ という内容の、早い話がファンタジーアイドル系乙女ゲームに登場する悪役ヒロイン「マリアアザミ」に転生した私。数多待ち構える破滅・死亡エンドはなんとかなる。しかし彼女には、とんでもない黒歴史があった。……いやだー! あんな黒歴史が私のものとして扱われると? そんなの破滅の方がマシ……いや、破滅も嫌だな……。黒歴史の永久封印、なおかつ破滅を防ぐ! そのためには! とりあえず仕事しよ。 ◆◆◆ 元社畜系OLがおりなす、異世界アイドルマネージャー奮闘記です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 18:00:00
134741文字
会話率:33%
武蔵野というキーワードで、個人的に真っ先に思いつくのが武蔵野線。
豊かな自然の中を走り抜け、多くの人々に利用される路線だが、作者的には昔散々苦労させられたイメージが強く……
そんな想い出をつらつらと書いてみました。
ちなみに、武蔵野をテー
マとした某コンテストに応募して見事落選した作品です( ノД`)
武蔵野線ばかり語って武蔵野を語ってないから当然といえば当然か。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 19:32:08
2868文字
会話率:0%
北に深き森を、南に広き海を、そして突き抜けるような空を――豊かな自然に恵まれた、レフィエリ。
魚人族、そしてその末裔によって守られ続けてきたその地は、聖地とも呼ばれている。
幼き日女王レフィエリシナに拾われ育てられた女性フィオーネ。
彼女
は、母と慕うレフィエリシナを護る道をゆく決意を胸に、日々剣の腕を磨いていた。
そんな彼女を待つ未来、行く道の先には、何があるのか……。
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※シリーズ タナベ・バトラーズ レフィエリ編 の短編を編集し、新しい部分も追加したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 17:40:57
122750文字
会話率:46%
ドラゴンがまだ伝説の生き物であった時代。人間を含むヒト族は数を増やして繫栄した。だがその見返りとして、豊かな土地をめぐって血を血で洗う争いを繰り返すようになった。
そんな世界で、豊かな自然に守られたテーゼル王国では、新たな武器を開発し
ようとしていた。
※10月24日から28日まで、毎日12時に投稿いたします。
※28日が最終回となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 12:00:00
15743文字
会話率:56%
大正十年、薄暑のこと。帝都で写真家をしていた伊達夢明(だてゆめあき)は、豊かな自然を撮るため七年振りに盛岡へ帰郷する。下宿先として紹介された洋館「蚕屋敷」の主、蚕影天涯(こかげてんがい)とその娘、嘉多子(かたこ)に歓待される中、夢明は迷い
込んだ桑林でひとりの娘と会う。
姫子(ひめこ)と名乗る白髪に白無垢を纏った少女は、帝都からの稀人である夢明と、彼の持つ写真機に興味を抱き、己が姿を撮影して欲しいと請う。それを契機にふたりは逢瀬を重ね、互いに惹かれ合うが、姫子は自身に蟲の血が流れることを、そして来訪神に捧げられる生贄であることを夢明に打ち明ける。
「妾は、あの化物に犯され、喰われて果てる。そのためだけに産まれた贄なのよ」
夢明は姫子を帝都へ連れ出そうとするが、少女の一族が、そして少女の良心がそれを赦さない。どうすることもできぬまま儀式の夜が迫り、ついに神官達の手によって、繭の中で眠る姫子は攫われてしまい――。
近代日本において、古の慣習に囚われた蚕達と、写真家としての在り方に煩悶する若き男の物語。
――――――――――
※この物語は作者の妄想に基づく完全なるフィクションです。登場する団体、職名、地名、氏名その他名称において万一符号することがあっても、創作上の偶然であることをお断り致します。
※かつて異なる筆名で本サイトに投稿していたものを加筆修正した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 19:16:54
78373文字
会話率:37%
ここは、私だけが生きる静寂の世界。
豊かな自然に囲まれながら、
退屈ながらも平和な日々を過ごしている。
時折寂しくなる事があるが、
最近は、こんな生活も悪くは無いと思い始めている。
そんな私の元には、何枚もの手紙が届く。
誰からなのか分から
ない名無しの手紙は、
どれも理解し難い変な内容ばかりである。
届く理由は分からない。
それでも私は、
受け取った手紙を捨てられないのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 03:00:00
24307文字
会話率:6%
「わたくし、結婚活動を始めます!」
豊かな自然に囲まれた何もない田舎の小国、クレイン王国。そこには大陸一の美女と謳われる王女、シャーロットがいた。
彼女は国王が倒れたことを機に、後継ぎが姫一人のみで経済力も軍事力も無い国の今後を憂い
、その現状を打破するため結婚活動を宣言する。頭を抱える幼馴染であり、宰相のレオナルドを横目に彼女は3つの婚活要項を発表する。
其の一、王家に婿入りできる者であること
其の二、経済的に我が国を支援できる者であること
其の三、国民を第一に考え、愛すること
シャーロット姫の婚活は大陸中で話題となり、日夜様々な男が訪ねてくる。しかし、貴族や商人、果ては王子までもが結婚を迫るがどの男も性格や素行に難ありのダメ男ばかりで————。
——姫様、愛のない結婚など言語道断です! せめてこの私が、姫様に相応しいお相手を見つけてみせましょう!
世間知らずの愛され王女と苦労人宰相のドタバタ婚活コメディー開幕!
※この作品は「アルファポリス」様にも掲載しています。そちらも読んでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 20:03:47
72139文字
会話率:51%
豊かな自然と一杯の珈琲。
その為だけの人生?
あなたは今。幸せですか?
最終更新:2022-04-12 20:00:00
1675文字
会話率:5%
昔々、あるところに一人の青年が住んでいました。
青年は若くして両親を亡くしていましたが、幼い頃から手先が器用だったこともあり、丈夫な木の皮を編んで笠や籠を作ったり、木片を削って見事な工芸品を作ったりしては、町に売りに行くことで糊口を凌いで
いました。
その日も青年は、淡雪の降る初冬の山道を抜けて、人里から離れたあばら家まで帰ってきました。
「いやぁ、それにしても今日はたくさん売れた。これでしばらくは暮らしていけそうだ。あの町の人達はみんないつも優しい。本当にありがたいことだ」
青年は生来口下手で、商いが得意な方ではありませんでした。
しかし、誠実で思いやりのある人柄と持ち前の器量のよさで、町に暮らす人々の心を鷲掴みにして放しませんでした。
「暮らしを心配され、土産に鰯までいただいてしまった」
青年は風呂敷に包まれた鰯に視線を落とし、申し訳ない気持ちになりましたが、腹の虫が鳴いたので、感謝の気持ちと共に夕餉の支度に取り掛かりました。
すると、そのときのことでした。
コンコンと静かに戸を叩く音が聞こえてきました。
普段この豊かな自然に囲まれたあばら家には訪ねてくる者もおらず、青年は訝しげな表情になりながら戸に近付きました。
風の音ではありません。そこには確かに生ける者の気配がありました。
「何者か」
「道に迷って途方に暮れていたところ、明かりを見つけまして……」
「なんと、それは」
思わぬ女の声に、青年は驚きました。
外はすでに暗くなっており、古くから妖怪変化の住むと噂される山の夜道は女一人ではとても危険でした。
青年は、脳裏にぼんやりと「鶴の恩返し」の話を思い浮かべながらも、いやいやあれはただの昔話だと打ち消しつつ、戸に手を掛けました。
「中に入られよ」
そこに立っていたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 08:48:03
3634文字
会話率:47%
近年栄華を極めているというレーヴ国の子爵令嬢•リーゼは、隣国で田舎国とも揶揄されているプティット国の公爵•エリオットと縁談話が舞い込む。豊かな自然のある美しい国で暮らすのも悪くない、それにエリオットはなかなかの美男子だ。出会ってすぐに距離を
縮める二人……リーゼはこのまま幸せな日々が続くと思っていた。
※アルファポリス、カクヨム、ツギクルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 15:00:00
20238文字
会話率:45%
ペンション『キャビン』物語、第二稿です。
ひとつ前に投降した第一稿と基本的には同じ話です。
表現方法の変更と、エピソードの追加をしていきます。
*あらすじ*
ペンション『キャビン』……
人里離れた高原にただひっそりと佇む小さなペンシ
ョン
そこにあるのは、豊かな自然と……
ただゆっくりと流れる時間だけ……
ある冬の日、そのペンション『キャビン』に“彼”が泊まりに来る。
彼が滞在する間、そこに泊まりに来る様々な『客』達……
日常と非日常の狭間
彼らとの交流は、彼に小さな変化をもたらす……
これはその七日間の物語……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 00:24:14
4988文字
会話率:40%
イギリスを構成する国の一つ、ウェールズは有名なアーサー王伝説が生まれた土地。豊かな自然と古城に囲まれ、各地にアーサー王伝説伝承の品々が点在し、国旗には赤い竜。そんなお伽話のような国に生まれた少年オーウェン。彼が生まれた街、カーマーゼンはその
お伽話をより色濃く残す“魔術師マーリンの生誕地“。毎年3月に行われるマーリン祭でオーウェンは魔術師と名乗る男とその妹に出会う。“一緒にマーリンを探しに行こう“という男の言葉に半信半疑になりながら、少年オーウェンのちょっとした冒険が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 23:28:38
34003文字
会話率:45%
ある日、私は他人の別荘に住むことになった。豊かな自然、ふかふかの高級布団、炊事以外に瑕疵のない最高の一人暮らしは幸せの日々だった。料理に思いを馳せながら、やがて怠惰で新たな高校生活が始まる。そんな暮らしに、笑顔を携え介入してくる生徒会長――
「奴」は敵か、味方か。
平凡から少しずれた、平凡の隣を行く女子高生・七瀬梓真の日常を描いた物語。
○本編完結済み
※現代舞台ですがファンタジー要素を含みます
※同性愛表現を含みますがメインではありません
※主人公は捻くれ・口悪いです
※鬱展開あります
※学生生活は「5-1」から始まります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 22:38:04
576953文字
会話率:37%
豊かな自然に囲まれた、ヒューイット王国。
かつてこの地で争いを繰り広げた、人間族と聖獣族との間に和解をもたらした伝説の英雄のひとり・魔導士ムネタカは、人間と自身の欲に失望して農村に隠居し、20年の時が経過していた。
平和な時代しか知らない
18歳のわがまま王女・レナ姫は、聖獣族の子どもに危害を加えた罪により獣化の呪いをかけられ、王宮のエリート魔導士・シオンの力で最悪の事態は逃れるも、耳と肉球、尻尾だけが獣化した姿となった。
レナとシオンはムネタカの力を借り、再び聖獣族との和解を目指すが、20年の歳月は英雄達の間に格差を生み、一方で獣化したレナは愛らしい姿と正直な性格で、逆に王国民の人気者になってしまう……。
★1話あたり3000文字前後で週4〜5回更新、更新時刻は20:00〜22:00頃の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:03:17
100683文字
会話率:32%
西暦2655年地球は文字通り二つに割れた。大地は崩れ、海は荒れた。割れた大地の底は暗く光の届かない空間。海は大きな渦が流れ近寄るものを容赦なく飲み込んだ。今まで人類が歩んできた文明が突如として滅びた。国は国力を失い、多くの土地を失った。
それから数百年が過ぎると荒れていた大地は木々が芽生え動物たちも増えていった。豊かな自然が地球の大半を占めた。人類の総数は10分の1程まで減ってしまった。大きな都市や集落や村などが各地に点々としていた。そして各地で稀に不思議な力を持って産まれる子供が現れるようになった。時と共に力を持つ者は増えていき、総人口の半分以上が不思議な力を持つようになった。不思議な力は人々の生活馴染まれていった。この時まで世界は平和に過ぎていた…。
突如として大地が揺れ、海が荒れた。割れた大地の底から1頭の龍が天へと昇って行った。光輝くそれは空と大地が繋がる程に巨大であった。人々はただその光景を眺めていた。大地は静まると、各地に4頭の竜が現れた。竜は都市や村を襲い、生き物を喰らい街を荒らし何処かへ姿を消した。
それから動物は竜の瘴気当てられ、魔物のと化し人を襲うようになった。人類はこれに対抗すべく、不思議な力を持つ者集まり、“ギルド”ができ、所属する者を“シェル”と呼ばれた…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 01:59:02
6993文字
会話率:44%
長きに渡る大戦を終結させたオルスラード帝国。
終わりの世代を率いていた元軍団長マコイは平和な日常を謳歌していた。
オルスラードに豊かな自然を供給していると言われているカルミア。
そのカルミアを巡って国中を巻き込んだ大災害が起こる。
運命に立
ち向かうマコイの最後の戦いの結末は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 15:25:35
1742文字
会話率:76%
天譴【てんけん】神・天帝が不埒者に下す罰を意味する言葉、天罰、神罰。
万世一系の皇帝が知召す世界帝国『アキツ諸侯連邦帝国』(帝国)と、
真教とよばれる一神教を信仰する専制君主国の連合体『神聖王国連合』(連合)そして、
革命により専
制君主を打倒し、民主主義国家となった国々の共同体『民主国家同盟』(同盟)
三大勢力が覇を争そう、豊かな自然が広がり、膨大な資源を包蔵する『南方大陸』
帝国と同盟がその山岳地帯の帰属をめぐり激しい議論が繰り広げられる会議の場で、
トガベ少将が同盟全権大使の前で放った大胆な一言、
「では、もしどこかの誰かが、その死の山の頂に立てばどうされますか?」
から壮大な作戦が動き出す。
成功のカギを握るのはまだ何人も無しえていない映像による生中継
その開発を任されたのは若き角有人の女性士官シィーラ・ルジャ・シャルマだった。
果たして彼女は未知の技術を確立できるのか?
そして、その先に待つさらなる試練とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 15:31:27
113281文字
会話率:25%
万世一系の皇帝が知召す世界帝国『アキツ諸侯連邦帝国』(帝国)と、
真教とよばれる一神教を信仰する専制君主国の連合体『神聖王国連合』(連合)の二大勢力が、
豊かな自然が広がり、膨大な資源を包蔵する『南方大陸』を巡り、もう一つの勢力、『民
主国家同盟』(同盟)と血で血を洗う凄惨な総力戦を戦った『全球大戦』
その最中、同盟の特殊部隊に指揮された帝国に反旗を翻す原住民ゲリラが、帝国軍の戦略拠点を襲撃し壊滅させた。
反撃のため、味方に引き入れた原住民部隊『愛郷遊撃隊』を率い、敵対的な部族が潜む広大な森に降り立つオタケベ・ノ・ライドウ大尉。
その先に待ち受けていたのは、敵の巧妙な罠だった。
『月桃館五〇三号室の男』の主人公、オタケベ・ノ・ライドウの過去の戦いを描く
異世界ミリタリーファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 13:11:58
13962文字
会話率:31%
万世一系の皇帝が知召す世界帝国『アキツ諸侯連邦帝国』(帝国)と、
真教とよばれる一神教を信仰する専制君主国の連合体『神聖王国連合』(連合)そして、
革命により専制君主を打倒し、民主主義国家となった国々の共同体『民主国家同盟』(同盟)
その三大勢力が覇を争そう、豊かな自然が広がり、膨大な資源を包蔵する『南方大陸』
その広大な密林地帯で帝国きっての大富豪チョル・ホハンの末子で
著名な民族学者であるユハンが調査旅行中に失踪した。
特務機関長のセツラより捜索を命じられた機関員のライドウは、
唯一の部下である戦闘民族の少女シスルを伴い帝国の敵対勢力『同盟』が支配する
『同盟共同海外統治領』への決死の潜入を試みる。
そこで待ち受けていたのは、危険な野獣蠢く密林の過酷な大自然、
同盟の冷酷な諜報機関『委員会』と残虐非道な移動虐殺部隊『索敵隊』
そして、狂暴な風習を持つ蛮族と恐れられる原住民『ウルヴゥ』
ユハンはなぜ?そしてどこへ消えたのか?
ライドウとシスルは緑の魔境で任務を遂行できるのか?
広大な大密林地帯を舞台に繰り広げられる、
異世界サバイバル・ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 23:25:03
79355文字
会話率:27%
緑豊かな自然に囲まれたエストワール王国。
様々な種族が共存するこの国では、光の精霊の契約者を『聖女』と呼んでいた。
聖女となるのは王族の家系。
母親から引き継ぎ、新たな聖女となった王女ユイノアは、冒険譚に憧れる女の子だった。
いつか大きくな
ったら、自分も世界中を旅してみたい。
そんな夢を抱いていた彼女は、旅人のユーレアスと出会い、旅への憧れを強くする。
しかし、彼女に与えられた運命は残酷だった。
母の死によって変わってしまった父と、それを良しとしなかった国民。
クーデターにより国は崩壊し、彼女は一人ぼっちになってしまう。
そして彼女は再び彼と出会った。
全てを失った少女と、かつて世界を救った英雄。
一人と一人が交わり始まった二人旅は、はたしてどこへたどり着くのだろうか?
書籍約一冊分のボリュームです。
第一部完結まで予約投稿済み。
ぜひぜひ読んで楽しんでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 12:00:00
105331文字
会話率:40%