「革命をはじめようか」
短い共産党宣言を読み終えたところでそんなことを言ったあたしだったが
「革命を導いてが良い」
がどこからか分からずに脳に響いた。他の言葉と一緒に。
するかよと突っ込み返りたかったんだけど、記憶が不安定になった。
時間が流れるくらいは何とか分かっていって、場所も変わる途中だ。
本当に声があったのか?
音でもあったのか?
数秒にも及ばない内に異なる所にいると把握できて、轟音と破壊に囲まれた。周りの悲鳴と近くに子猫か赤ちゃんの鳴き声も聞こえる。
母さんが抱きしめて走ってる。ちらちらと裏から大きな……
何あれ。大きい過ぎて早すぎて、でも輪郭不明。音だけで死にそうだ。
来たか。
突然回されて母さんと向き合う。
「ごめんね、ヤ」
とだけ言い、あたしを土に置いた。そして母さんが突然消えた。
あそこへ向いたか。どうしてそんなこと。|娼婦《しょうふ》が何を出来てるの。
近い子猫か赤ちゃんの泣き声が悲鳴になった。慟哭になった
ああ。
あたしだね。
夢か。きっとそうだよ。
破壊音が激しくなる内に、終わりを待つしかない。
目を閉じて記憶がまた不明になる。そのうすると混乱が遠ざかる事に気づいて目をまた開ける。
町の姿がない。目を彷徨わせた最後に誰かのおじいさんの腕にいた。
「母親によく助けられたな。二人とも」
彼の視線を追ったら、遠く下に建物があった。
記憶がまた不明になる前の最後の記憶は轟く悲鳴だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:29:52
204004文字
会話率:39%
現時点で観測される四次元時空または四次元多様体は直行する空間3方向と時間1から構成されるが、それらの構成が悠久普遍であるという証拠はない。
最終更新:2024-11-15 07:32:34
33435文字
会話率:40%
もし、、勇気があれば、、、、
崩壊事件により、友人を失った 菅野涼介は
また、何気ない日常を過ごしていた、、、、
そんな中、崩壊事件が発生、、
近くに居た子供を庇い、死んでしまう、、
そんな中不思議な声が聞こえる
「能力発動 星の流れる者
」
気がつくと、学園入学式に、、、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 18:16:43
414文字
会話率:14%
アーカディア・オンラインと呼ばれるVRMMOには、多くのプレイヤーが知るある”噂”があった。
それは、ある一人のプレイヤーと、NPCがかなり親密な関係にあるというもの。
これだけ聞くと特になんてことのない話に聞こえるが、ここで重要なのは
、そのNPCは、”好感度システムが実装されていないNPC”であるということだった。
この噂を聞いた多くのプレイヤーが彼女との会話を試みるも、返ってくるのはNPCとして設定された機械的な返事だけ。
やがてその噂は都市伝説的な扱いとなり、多くの人が忘れていた…そんなある日。
突如、そのNPCはゲームから姿を消すことになった。誰もが運営が削除したものと思っていたが…実は。
かつてのNPCと一緒に異世界へ転生し、いろいろありつつも、その多くをイチャイチャして過ごす2人のお話。
*カクヨムでも掲載しています。
*ヤンデレではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 11:58:07
3018文字
会話率:30%
コンビニエンスストアとは、その名のとおり、便利さを売りにする小さな箱舟だ。外から見ればただ明るく活気に満ちているようだが、足を踏み入れるとそこには小さな宇宙が広がっている。
棚に並ぶ商品たちは、まるで自分こそが最高の選択であるかのように
客を誘惑する。その洗練されたデザインは、ある人にとってはスーパーモデルのように映るだろう。しかし、私にはその過剰な自己主張がこう叫んでいるように聞こえる。『私たちを買って! 無駄な消費を続けて!』と。
彼らはただの炭水化物と糖分の塊に過ぎず、人々の健康を少しずつ奪っている。それでも人々はそれを買い、食べ、そして後悔するのだ。これが現代社会の食のサイクルである。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-13 11:00:00
2257文字
会話率:29%
「お、お、おぉああぁ……」
おれはそのくぐもった声を聞き、一瞬、不思議な感覚に襲われた。母のおなかの中にいて、外の会話を聞いているような。だがそれは今、おれは暗闇の中にいて、身動きが取れないからだろう。ああ、それを言ったら冗談として笑っ
てもらえるだろうか。無理だろうな。泣き崩れる母と妻を宥める医者と看護師の声が聞こえる。
「あ、あなたぁぁ、こんな、こんなぁ……」
ひどい姿になっちゃって、か? でも見えないんだ。おれには何も。真っ暗なんだ。意識を取り戻してから二日、いや三日が経っただろうか。……わからないが、が、が、少しは冷静に、な、なってない、なれるはずがない、ああぁぁぁ、まただ。正気の糸が切れそうだ。叫び出したくなる。でも、それすらできな、い、い、い。……ああ、もう何度も頭の中で叫んだ。酸欠になりそうなくらい。脳の血管が切れるんじゃないかと思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 11:00:00
2774文字
会話率:6%
とある夜。男はそっとドアを開け、家の中を進む。彼が目指していたのは、この僅かに聞こえる音のもと。心臓はそれを阻害、張り裂けそうなほど激しく鼓動していたが、気づかれてはならない。不意打ちを狙っている。ある意味ではそうだ。彼は泥棒……違う。そ
れはある意味、相手のほうだ。
――ガチャ!
「え、あ、あなた、出張じゃ! あ、こ、これは違うの」
「お前ぇ……いや、お前らぁぁぁ……」
彼が今朝、妻に出張と偽り家を出た理由。前々から浮気を疑い、この夜。その現場を押さえよう考えたのだ。
その企みは成功といえた。だが、彼は何度も頭の中で(苦痛を伴いつつ)シミュレーションしたにもかかわらず、戸惑いを見せたのはその相手の男というのが
「……よう」
「よう、じゃねえぞぉぉぉ、お、お前、親友だと思ってたのに!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 11:10:00
1930文字
会話率:91%
行きつけの居酒屋で、飲み仲間とグチりながら飲むのが楽しみの私、伊藤陽子。普段はお酒に飲まれることはないのに、疲れからかダウンしてしまう。ふと気づくと下着姿で!? 隣には飲み仲間のハルトが横になっている。そしてシャワーの音が聞こえるということ
は、もう一人、、、なにがあった、私!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 07:00:00
5396文字
会話率:56%
特に目立たない普通の毎日を過ごす普通の女子大生、水卜紗雪。
紗雪には普通じゃないものが2つあった。
1つはどこからか聞こえる「声」。
人ではないものの声がふとした瞬間紗雪にだけ聞こえている。その内容は様々でいい内容もあれば、悪意に満ちていて
聞こえるのが辛いものまで多種多様だった。
そして、もう1つは・・・ 紗雪が「今」を生きるのは2回目以上のはずだ。
時折勘違いとか、既視感(デジャブ)と言うには正確過ぎる事が何度となくある。
何かが起きた時にふと「ああ、次はコレが起きるな」と言うのが確定した事実として認識されるのだ。
そして、それは外れた事がない。更に分岐が2~3ある場合があるのだ。そして、このパターンなら次はコレだと想定できる。
けれども、今が何回目なのか、なにが理由で繰り返しているのかはサッパリ分からない。
そんな平凡なようで不安定、けれども何事もなく平和に生きてきた紗雪の生活は美しすぎる美女と美少女と出会った事で一変する。
※陰陽術もどきのオリジナル呪術あり
※作者はハピエン厨なので基本最後はハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:36:38
50881文字
会話率:44%
「夏も終わりにさしかかった夕暮れ時、どこからか聞こえるヒグラシのなく声が哀愁を感じさせ、言い知れぬ寂しさを覚えて彼女に話しかけたのが始まりだった。」
大学3年生の昴は市内女子大学に通う真理に出会い、そこから2人の人生は交錯していくが…
タイ
トルに秘められた意味、そして待ち受ける衝撃のラストとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 11:19:52
2512文字
会話率:35%
ある日、婚約者の心の声(?)が聞こえる様になってしまった侯爵令嬢のアイリス。
婚約者を溺愛しているのに、呪いにより考えている事が真逆の言葉となり婚約者に伝わり泣かせてしまった公爵子息のミハイル。
妹クラリスに婚約者のミハイルを奪われてしまっ
たアイリスは、父親に無理矢理修道院へ連れて行かれてしまう事に…
果たして、2人の思いは通じるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 21:18:58
12134文字
会話率:47%
小さいころテレビで超能力者の特集を行っていた。超能力者の真似をしてスプーンを手に取って見るといきなり曲がった。その日から何故か人の心の声が聞こえるようになってしまい、僕は学校に行けなくなった。そんな僕が本屋に行く途中、雷に打たれて気づけば
異世界に転生していた。魔力のない異世界人の僕は、魔法の世界で冒険をしていくことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:00:00
169093文字
会話率:62%
本の虫な少年が手に入れたのは、空間を繋ぐ不思議な鏡だった。
不登校の中学生・有主(なおゆき)はいつも本を読んで暮らしている。ある日、白ずくめの女を追い駆けた先で手に入れたのは不思議な鏡。「アリス、覗いてみて」という鏡から聞こえる声に導
かれて迷い込んだのは、大好きな物語の登場人物と同じ呼び名を持つ者達が住む異空間だった。
国民の大半を占める人間(トランプ)、ヒト以外の動物の特徴を持つ獣(ドミノ)が暮らすワンダーランドでは、謎多き影の兵団(チェス)が怪しい動きを見せていた。そんな鏡の中と鏡の外を行ったり来たりの風変わりな「日常」が始まる。
童話をモチーフにした、ほのぼのシリアス日常系(たまにダークな)ファンタジー。
――ページを捲れば、世界はそこに広がっている。
毎週水曜日更新!
※まえがきに扉絵(イラスト)のある面があります。
設定集→ncode.syosetu.com/n1609dy/
エブリスタにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 21:00:00
904068文字
会話率:55%
「……ティアーっっ!!」
――ああ、こんな様々な声が行き交う中で、君の声が聞こえる。
白い髪と、背中に体を覆ってしまえるような大きな白い翼、ハッとするような純白の色を持つ、鳥人族(ちょうじんぞく)と呼ばれる人種族の君。
誰かが言った
っけ、君の瞳は白じゃなくて暖かな日の光の色だって。
半面、僕は何かしらの特徴を姿に持たない人間と呼ばれる者。
強いて言うなら、僕はこの種族の中で、唯一漆黒を持つ人間だという事だろうか。
人の中で、黒の一族と呼ばれ、恐れられる存在。
この世界で、ネア大陸と呼ばれるこの地で、たった一人しか存在を許されない、そんな人間が僕だ。
人間は外見にはっきりした特徴を持たないかわりに、不思議な現象を起こせる力を内に秘めている。
黒の一族の僕は髪に漆黒を、内に秘める力は誰より強く、様々なすべを持つ。
そんな現象を目にして、君は幼子のようにはしゃいではすごいすごいと喜んでくれたっけ。
なら、僕の最期のお願いも聞いてほしい。
「ユキシロ、ごめんね。……さよなら」
別れを告げる事を、どうか許してね。
いつも笑ってた君が好きだった。笑って、周りを明るくさせてしまうユキシロが大好きだった。
幸せなんて、そんな名の付くモノ、数えるほどしかなかった僕の生で、君といる時間はいつも記憶の中で宝石のようにキラキラ輝いてた。
この記憶ごと、僕自身ごと、流れ出る紅の色と一緒に砕くから。
――そうして最後に残るのは、何だったろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 18:00:00
37051文字
会話率:32%
焼き芋の復讐。
それはとてと恐ろしかった。
キーワード:
最終更新:2024-10-27 18:18:47
445文字
会話率:6%
あなたの声が私を狂わすの。
とても、魅力的な声に私はあなたの姿を探し求めてしまうの。
これは恋なのかしら。
あぁー誘惑しないで、お願い。
でも、あなたの声が私を誘惑するの。
あなたの声が私を呼ぶの。
姿を見ると手招きするの。
どうしたらいい
の?
お願い、私を誘惑しないで。
「石焼きーも、焼き立て、ほっかほかのおいもだよ」
駄目よ駄目よ、耳をふさいでも聞こえるの。
素敵な声が、ダイエット中の私を手招きするの。
誘惑なんかに…負けちゃうのよね。
「石焼きーも、焼きたてー、ほっかほかのおいもだよ」
私は今ダイエット中なのにー。
でも、誘惑に負けちゃうのよね。
あぁ折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-27 17:26:36
214文字
会話率:9%
聖公爵と呼ばれるいにしえの一族の血を引く16歳の少女、ココ・シュードルフ。
彼女は古道具の声が聞こえる体質だが、母を亡くし化け物と呼ばれる見た目になってしまったことにより、実父と継母・義姉に嫌厭されて使用人として扱われていた。
ある日、国
王の財宝を管理するノア・ランフォート伯爵がやってきたことにより、ココの日常は一変する。
ココはノアとともに自分を蔑んできた者たちに復讐をするため動き出す。
復讐を誓う少女×少女に忠誠を誓う美青年
骨董品を中心に繰り広げられる
ダークファンタジーです。
内容が無理な人はそっと閉じてネガティヴコメントは控えてください、お願いしますm(_ _)m
※この物語はあくまでファンタジーでありフィクションです。
実在する、人物.地名.団体、宗教、史実とは一切関係ありません。暴力や犯罪行為を助長する意図はありません。
暴力的な表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
◆大変申し訳ありませんが、不定期更新にさせてください。
◆レーティングマークは念のためです。
◆表紙画像は簡単表紙メーカー様で作成しています。
◆無断転写や内容の模倣はご遠慮ください。
◆文章をAI学習に使うことは絶対にしないでください。
◆アルファポリスさん/エブリスタさん/カクヨムさん/なろうさんで掲載します。
〇構想執筆投稿:2024年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 08:00:00
126965文字
会話率:37%
生まれつき音が聞こえにくい、三樂 月。
いつものように、目が覚めるとある聲が聞こえる。
その聲は鮮明に聞こえ、
しかもその聲は___の鍵となっていた。
最終更新:2024-10-24 14:31:06
7115文字
会話率:30%
生きる事なんてやめてしまおう、そう思った琴葉の前に現れたのは耳が聞こえなくなっていく音でした。
音がくれる世界に魅了されていく琴葉は、生きる事を続ける事に決めた。
そんな二人の交際をよく思わない音の母と琴葉の父。
音の母は、何も知らない琴葉
を嫌い、琴葉の父もまた耳が聞こえない音を嫌うのだった。
そんな周りの雑音《ノイズ》に振り回される事なく同棲を始める琴葉と音。
このまま順調に結婚に向かって行くのだと思っていたある日、音の母が音の元へやってくる。
音から家を追い出された母は、帰り道に琴葉と出会い。
琴葉に音と別れて欲しいと告げる。
周りの雑音《ノイズ》が聞こえなくなって平和な日々を過ごしていた琴葉の耳にまた耳障りな雑音《ノイズ》が入ってくる。
そして、音もまた……。
自分と琴葉を取り巻く雑音《ノイズ》に振り回され始める。
聞こえるとか聞こえないとか周りの雑音《ノイズ》に振り回された二人が出す答えとは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 17:18:58
72331文字
会話率:50%
神々の暇つぶしとしてハイスペック男子17歳の体を与えられ、日本人女性の意識を持ったまま異世界に放り込まれることになった宮本瑞希27歳。
外身と中身の性別が違うため、自分にだけ聞こえる声が神から賜ったアドバイザーとして存在しているが…。
終着
点のある物語ではないので未完になる可能性大です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 20:57:23
124831文字
会話率:37%
クラスメイトの女の子が死んだ。
そう、死んだはずなのに俺の眼の前にはその彼女がいるんだよね。
姿も見えるし声も聞こえる。
それって俺だけ?
数奇な運命から幽霊と俺との交流が始まる。
カクヨムにも投稿してます
最終更新:2024-10-18 19:00:00
15956文字
会話率:58%
文化祭で展示する絵を描くように頼まれた生徒の話。
最終更新:2024-10-18 12:10:29
2205文字
会話率:36%
ここは、人類は〝生まれてから死ぬまでお姉さんの姿でいるお姉さん国の国民〟か、〝生涯ショタのままのショタ国の国民か〟に分かれている世界。
お姉さんとショタは、それぞれ十五歳と十歳になると、神によって選ばれた〝パートナー〟と、ペアを組まされる
。
そして、一年間の間、毎日、その相手と一緒に行動することを義務付けられる。
その間は、<ファイッ!>という声がどこからか聞こえる度に、〝相手をキュンとさせる、またはドキドキさせる言動〟をしなければならない。
それに対して、相手がときめいたら<ピンポーン!>、ときめかなければ<ブー!>という音と共に、判定が下る。
三回まで挑戦出来るが、三回連続で失敗すると、自分も相手も消えてしまう(どちらか一方が一回挑戦したら、それで一回分カウントされる。つまり、お姉さんが連続で三回挑戦したり、逆にショタが連続挑戦しても良いし、一回ずつ交代して合計で三回、としても良い)。
尚、どちらかのみが〝キュン、またはドキドキ〟すれば良い。
最終的に、この百年間のトータルで、より相手国国民をときめかせた国は生き残り、この〝呪い〟もなくなり、相手国によってより〝キュン、またはドキドキ〟させられてしまった国は、消滅する。
そして。
今年が丁度その百年目だ。
そんな中。
「こんな事はもう止めて欲しい」と、神に直談判に行く二人の姿があった。
彼女たち――お姉さん国王女とショタ国王子は、神が住まうという塔へと向かう。
そこは、生きて帰って来た者が誰もいない場所なのだが、二人が足を踏み入れたその塔――通称〝ラブコメ塔〟――は、少々様子がおかしくて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 18:04:41
13236文字
会話率:42%