『朝日』は自分が通う高校の卒業式で退屈を貪っていた。
しかし桜の由来を話し始めた校長によって、中学生の頃の記憶が呼び起されることになる。
親友の孝太と中学に入学と同時に訪れた『狩宿の下馬桜』の下で出会った『木内さくら』は、名の如く可憐で、
二人の心を鷲掴みするのは容易であった。
数日を待たずに朝日とさくらは交際を始めたが、わずか三か月で引き裂かれることになる。
永遠の誓いとも取れる言葉を最後に交わしてから三年が経っていた—―。
何の連絡も取れなくなった『さくら』を何度も諦めようとする。
忘れようとするほどに思い出される愛がある。
気が付けばいつも思い出される『さくら』という存在に朝日は苦しみ続けていた。
朝日とさくらには、どんな縁があるのというのだろうか—―。
運命を呪いたくもなった朝日が、辿り着いた先にあったものとは—―。
※この作品は「エブリスタhttps://estar.jp/novels/10942750」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 13:42:46
39445文字
会話率:24%
新宮理(しんぐうさとる)には生来の特殊能力があった。
それは新宮家の子に度々現れるものの一つで、理(さとる)の場合は『相手の心を読む』というものだった。
能力は成人する頃には消えるのだという。よって理は能力に頼ることをせずに生きていく
ことを自分に課していた。
クラスメイトの桜木有栖とは中学から浅からぬ縁がある。
金髪碧眼で周囲から誤解をされる強気の性格。
そんな有栖は常にいちゃもんをつけては理の肌に触れてこようとした。
その度に心の叫びが聞こえてきた。それは発せられる言葉とは真逆の心の声だった。
「新宮、早くしなさいよね」
(きゃーっ、今日も新宮に触れちゃった! 充電完了ぉ……)
有栖は周囲に一切ばらすことなく、理に恋心を抱いていた。
中学時代に女子集団から攻撃されていた有栖を、理が大体的にかばったことが原因だった。
しかし有栖本人は知らない。その全ての感情が本人に伝わっていることを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 12:40:50
15807文字
会話率:15%
都内のターミナル駅近傍で、カフェのオーナー店長をする守谷従治は魔術師だった。彼は自身の店の業務の傍ら、オカルトと縁があるスタッフに囲まれつつ、魔術を使った副業をしていた。守谷の魔術は証拠が残らない。それ故に自身の中の判断基準に照らし、仕事
を請け負っていた。そしていま、守谷を訪ねるものがあった。その女性は、交際相手が談合の主犯とされ、その件で相談があるという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 20:33:56
194023文字
会話率:53%
佳那が拓海に仙丹を食べさそうとするが、拓海は嫌がる
仙丹とは人を修行なしに仙人にしてしまう霊薬である
仙女である佳那は前世以前から因縁がある拓海を仙人にして永遠に一緒にいようとしているのだが
聊斎志異風の怪異を書いてみました
ノベリーにのっけたものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 15:33:16
1876文字
会話率:65%
『人生って最高だろ?』
18才の人間のぼくは社会適性検査で劣を取り、捨てられた。絶望の淵に立たされていた時に、ピンクの髪のカレ、陽太と出会う。後に、カレは吸血鬼でぼくの家と因縁がある家のものだとわかり、ぼくは死を覚悟する。しかし、なぜかカレ
に楽園へと連れていかれる。ぼくを恨んでいるはずの朝日家の家族たちに歓迎され、朝日家の四男の夕馬となる。そして、日本みたいなのに違う、文潟で第二の人生を歩むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 17:27:05
1860文字
会話率:5%
自分のことを「影」と呼ぶ霊魂が巫女に語りかけてきた。
巫女はその霊魂が、今、自分がいる土地に縁があることを理解していた。
「影」は当時の記憶を、時に鮮やかに、時におぼろげに、巫女に語るのであった。
最終更新:2022-08-06 00:00:00
4233文字
会話率:4%
物心つく頃から、わたくし、ウィスタリア・アーテル公爵令嬢の物を奪ってきた双子の妹エレクトラは、当然のように、わたくしの婚約者である第二王子さえも奪い取った。
手に入れた途端、興味を失くして放り出すのはいつもの事だが、妹の態度に怒った第二王
子は口論の末、妹の首を絞めた。
気絶し、目覚めた妹は、今までの妹とは真逆な人間になっていた。
「彼女」曰く、自分は妹の前世の人格だというのだ。
わたくしが恋する義兄シオンにも前世の記憶があり、「彼女」とシオンは前世で因縁があるようで――。
「彼女」と会った時、シオンは、どうなるのだろう?
アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 18:11:12
35617文字
会話率:27%
舞台は、《リンケージクライシス》という多くの人が精神的・肉体的に異世界の人間と繋がってしまう事態が発生した日本です。
主人公は、髪の毛にコンプレックスがある鏡 日有(かがみ ひゆう)という高校生。
彼は行方不明になった兄を探すため、ある組
織に身を置くことになります。
彼は生涯の相棒となっていく剣士サーザスや不思議な縁がある女魔法使いの蓮川 美優流(はすかわ みゆる)と共にこの世界の謎を解明してきます。
作者注)
作者がやりたいことを全部ぶちこんだある意味寄せ鍋のような作品になると思います。バトルアクション多め。キャラも多分多め。あと、堅苦しいシリアスな流ればかりにしたくないので、ギャグも多めにしたい・・・。喜怒哀楽あってのエンターテイメントだと思いますので、そのあたり書いていきたいなぁ〜と思っております。
読みづらい部分もあるかと思いますが、初小説なのでご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 08:24:32
97541文字
会話率:32%
江戸時代の播磨国には石高一万石の林田藩が成立する。藩主は建部氏である。建部氏は近江佐々木氏の庶流と称し、近江国神崎郡建部郷を本拠とした。家紋は「三ツ蝶」である。播磨国揖保郡林田郷を本拠とした武士に林田氏がいる。林田氏の初代・林田肥後守泰範の
祖父は近江国守護・佐々木定綱の被官であった。林田と佐々木氏には縁がある。
林田藩主の話は、初代藩主建部政長の三代前の建部秀清から始まる。建部秀清、寿徳、光重、政長となる。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑全てに仕えることになった。
歴代藩主は以下の通り。
建部政長(まさなが)従五位下、丹波守
建部政明(まさあき)従五位下、丹波守
建部政宇(まさのき)従五位下、内匠頭、寺社奉行
建部政周(まさちか)従五位下、丹波守
建部政民(まさたみ)従五位下、丹波守
建部長教(ながのり)従五位下、近江守
建部政賢(まさかた)従五位下、内匠頭 大番頭
建部政醇(まさあつ)従五位下、内匠頭 大番頭
建部政和(まさより)従五位下、内匠頭 大番頭
建部政世(まさよ)従五位下、内匠頭
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 01:00:00
207663文字
会話率:56%
太田姫子はオタサーの姫であり、高校のアニメ研究会でオタク男子たちをたぶらかし続けている女子高生である。
しかし、そんな彼女に付きまとう女がひとりいた。
名は風川風菜。クラスのイケイケギャルの陽キャで、自らを陰キャと自覚している姫子にとって何
故縁があるのかも不思議な関係だ。
2人はある日、ひょんなことから死にゲーダークファンタジー“リビングデッド・コンティネント”の世界に飛ばされてしまう! しかもこの世界で死ねば現実でも死亡するルール付きで!
姫子は、高難易度のゲームの世界で生き残るなんて無理だと絶望してしまう。
……だがその時、事実が明かされる。
なんと、風川風菜は“リビングデッド・コンティネント”のRTA世界ランカーだったのだ!
この物語は、オタサーの姫がオタクに優しいギャルの手ほどきを受けながら、初見じゃまず勝てない厄介な高難易度死にゲーの強敵達を、バグと仕様と知識で完封していくラブコメディ冒険譚である!
※当作はRTAを直接的な題材にした作品ではなく、RTAのテクニックを活用して効率よくゲーム世界を攻略していくスタンスです。
※当作を書くにあたり、ざわ氏(@DKzawa3)にバグ監修担当として特にバグ関係の知識提供などを行ってもらっています。詳しくは以下のURLを参照してください(https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1659972/blogkey/2943495/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 19:11:41
137088文字
会話率:34%
皇帝フリードリヒ4世は、得意の絶頂にいた。皇后の実家であるイリリア王国が、新興国に大敗。窮地に陥って援軍を求めてきたのだ。劣勢の続くイリリア王からの援軍の条件は、「皇后の子を次の王にする」という破格のものだった。これが成れば、我が子は2か
国を統べる覇者となる。皇帝権力の強化に心血を注いできた彼の最大の成果となるべき業績であった。
その、皇帝は、帝都のローゼンブルグ侯爵邸に行幸していた。援軍の将であるローゼンブルグ侯の、出陣の前祝いに招かれたのだ。
ローゼンブルグ侯爵と皇帝の間には少なからぬ因縁がある。侯爵の娘であるエミリアは、以前は皇帝の婚約者であったのだが、素行と皇帝への不敬を理由に婚約を破棄され、4年間に及ぶ謹慎処分を受けていた。
実は、この婚約破棄は、皇帝権力を強化しようと企てた、皇帝とその側近による陰謀であった。その秘密は皇帝の周囲のごく一部しか知らないもので、当然、侯爵にも知られていないはず。
ところが、それは既に侯爵家の者に知られていた。何事もなかったかのように尊大に振る舞う皇帝に、侯爵家が動き出す。
※人が死ぬシーンが出てきます。
※異世界恋愛ジャンルで連載中の『皇帝の罠、令嬢の罠』の基になった短編です。そちらの第21話、22話に本作のダイジェスト版が掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 18:14:37
14622文字
会話率:17%
とある田舎町に捨て猫が集まる奇妙な家があった。
猫に縁がある一家のある一人娘の話。
最終更新:2022-02-06 21:13:19
11222文字
会話率:38%
小さい頃からみる不思議な夢があった。
典型的な悪役令嬢の女の子目線から王道の恋愛映画を見る―そんな夢。
幼いころ、婚約者という王子様に一目ぼれしたところから始まり、今は全寮制の学園で下級貴族のヒロインポジションの女に現を抜かす王子を見て嫉妬
に狂っている。
今ではお決まりすぎて誰も見ないようなつまらないストーリーだが、彼女の人生を追体験しているようで、応援しながら見守っていた。
「今日も見たよ、あの夢。あの子、遂にヒロインに殺し屋を差し向けるみたいだ。」
今日も大好きな親友の隆二にこの話をする。
妻にも言っていない、昔からの二人だけの話題というだけでなんだか嬉しくて、会うたびに話をしていた。
「あの夢か。確か中学の時からずっと言ってるよな?大人になるまで見るなんて、その子と何か縁があるんじゃないか?俺は落ちる夢ぐらいしか定期的に見ないな」
最近、その話題にも反応が薄くなってきたことに気づかないふりをし、毎回付き合ってくれる隆二に甘えていた。それだけでいい。一生思いは伝えずに親友として生きていく。
跡継ぎのため仕方なくお見合いして結婚した妻と5歳になる息子は、家族として愛していることに間違いはない。俺は幸せ者だ、そう思っていた。
「・・・なんで?」
自分の家の風呂場で最愛の親友と妻の不倫現場に遭遇するまでは。
「俺だって・・・俺だって隆二の事が好きなのに!!」
動転して訳も分からず自分の気持ちをぶちまけてしまう。
「最低。彰さんってゲイだったの?」
「俺の事そんな風にみていたのか。気持ち悪い」
俺が被害者の筈なのに罵られ、耐えられず自分の家から逃げ出してしまった。
公園のベンチで泣きつかれうたた寝すると、今日もあの子の夢をみた。
「サイオン様っ違うのです!全てはあの女が悪いのですわ!」
「黙れ。貴様に名前を呼ぶことも許可していない上にリリーの事をあの女呼ばわりするとは。王族不敬罪の罪も背負いたいらしいな。人を殺そうと思う其方らしい下劣な振る舞いだ。見るに堪えん。」
「婚約破棄と合わせて国外追放を命じる。二度とこの国に足を踏み入れるな。同じ空気も吸いたくない。」
そうか。お前も人生の絶望を味わうなんて本当に運命を感じるよ。
でもな、お前の方が俺の人生よりマシだろ。
『本当にそうかしら。じゃあ試してみたら?』
「へ?」
目が覚めると俺はあの夢の悪役令嬢になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 00:00:00
4902文字
会話率:25%
たとえどんな地獄でも、『捧げたい』ものがそこにある。
それは聖盃でなければ、叶えられない。
アナタと私、アンタと俺。
────正反対な境遇のふたりは、ある日交わり合う。
嫌気がさした職場からはばたくように自由を手に入れた、不
死の力を持つ女戦士オルタリア。
そして両親のことで疲れ果て、囚われたように村で過ごす、隻腕の青年ゲオル。
スカッと仕事を終えたその数日後のある日、幻の聖遺物『聖盃』の話を聞いたオルタリアがまず訪れた場所こそ、ゲオルのいる村だった。
ひょんなことからゲオルとともに行動すると、世界的に勢力を拡大している宗教団体であり、ゲオルにとっても因縁がある『プレロマ聖母教団』が暗躍していた。
しかしそんなことはおかまいなしに、嬉々として状況を受け入れるオルタリア。
すべてはそこから始まった。
教団からの刺客、獣法(オーム)と言われる異能の力の使い手たちや、過去に存在した魔物や人間などの影『マガツ』が行く手を阻むようにふたりに襲い掛かる。
────そしてそんな中手に入れたのが、聖鋼の黒義手《コルトパイソン》という名の聖遺物だった。
これが聖盃へのキーとなるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 02:43:35
43024文字
会話率:35%
伯爵令嬢のアンバーは世にも奇妙な少女(幽霊)を拾う。少女は実体化し人間となってアンバーの妹のように振る舞い始め、いつしか伯爵邸は誰もが少女の言いなりとなっていき、アンバーは追い詰められついく。そんなとき、アンバーは世にも奇妙な女性(幽霊)に
出会う。どうも女性と少女の間には因縁があるようで…果たして、彼女はアンバーの救世主になってくれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 08:04:04
84007文字
会話率:37%
前世では薄暗い人生を送っていた、節三 紺(せつみつ こん) 14歳
愛情を感じられない家族 小・中学に渡って執拗に行われたいじめ
そして彼女の最期は、紺が思いを寄せていた初恋の相手に突き落とされ、そのまま川の奥底に沈む・・・という、あっけな
いものであった
しかし、そんな彼女の為に『カミサマ』が用意してくれたのは、
『起死回生プラン』と呼ばれる、至れり尽くせりな転生プラン!!
彼女はそのプランを駆使し、転生後は極力人間関係に悩まされない設定を施した。
結果、彼女は人と獣の混血種である『人獣(ヒューマンビースト)』コン・シルフォとなる。
そして彼女の望み通り、人が滅多に立ち入らない、山奥にある人獣の身が暮らす『フシミの里』で、自然にあふれた悠々自適な生活を手にするのであった。
だが、そんな彼女の意思とは裏腹に、様々な問題に巻き込まれてしまうコン。そんな彼女に追い打ちをかけるかの如く、
4つ年の離れた彼女の『兄』
森の中で偶然救った王都の『兵士長』
兄と因縁がある『黒獣(ダークビースト)の青年』
王国の王位継承者である『第一王子』
そんな第一王子の後ろに佇む『第二王子』
彼女は5人の男性に気に入られ、彼女の渇望していた『穏やかな生活』が、どんどん彼女から離れていく。
「やめてぇ!!! もう私に関わらないでぇ!!!
私は静かに生きたいだけなのぉ!!!」
果たして、彼女は平穏な暮らしを再び手にする事ができるのか?!
彼らとの恋愛ルートを回避する為、コンは奔走するのであった・・・!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 18:33:03
159888文字
会話率:16%
予知の力を持つ聖女として崇められていた侯爵令嬢アウレリア、彼女の予知には「自らの縁があるものは未来が見えない」という欠点があった。
彼女の母が死んですぐ、父はすぐ使用人に手を出し、母違いの妹が生まれた。妹はなんでもアウレリアのものを妬み、お
姉さまばかりずるいとアウレリアのものを欲しかった。優しいアウレリアは妹を愛したが…。愛する家族の未来を完全に予知するためにアウレリアは家族と離れ、修道院に一人暮らすことにした。しかしそれを父も妹は理解せず…。
彼女の力を取り込みたい王に無理やり王太子の婚約者にされたが、彼もアウレリアを理解せず、妹からの讒言を受け入れ婚約破棄の上、死罪にしようとした。
そんなアウレリアが祖国に対してしたこととは? 彼女の復讐とは何だったのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 16:06:39
7295文字
会話率:32%
俺は恋人を奪われた。これはその復讐だ。
最終更新:2021-04-01 15:13:24
687文字
会話率:6%
エラリイとエースは、パリの法律事務所で働くイギリス人弁護士。エラリイはひょんなことから音楽学校生のシャールと知りあうが、シャールは、パリの歓楽街でイラク人の少女が爆死した事件の関係者として警察に留置されてしまう。シャールの弁護士となったエ
ースの懸命な活動にも関わらず、シャールの身柄はなかなか解放されない。やがて、ムスリムの自爆テロとみなされていた事件には、イラク戦争に遡る因縁があることがわかってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 22:35:19
48072文字
会話率:33%
シャドウと呼ばれる異形の影に襲われたルシェラを助けたのは、黒衣に身を包んだ銀髪の悪魔レヴィリウスだった。
聖女の血を引くルシェラの体は悪魔にとってはご馳走で、レヴィリウスはそんな彼女を今夜も艶めかしく誘惑する。外見も行動も紳士なのに、時々獰
猛な獣のようにルシェラを求めるレヴィリウス。そんな彼に翻弄されながらも次第に惹かれていくルシェラだったが、心よりも体を求めるレヴィリウスに対して素直に心を開けないでいた。
そんな中、リトベルの街に別の悪魔が現れる。
赤毛の不良悪魔と、得体の知れない黒髪の悪魔。そのうち黒髪の悪魔の方は、どうやらレヴィリウスと因縁があるようで……?!
三人の悪魔と幼馴染みの神官に囲まれて、聖女の血を引くルシェラの純潔が狙われる!
――君を抱きたいのだから仕方がない。
貪欲にルシェラに執着するレヴィリウスの真意とは。
悪魔と聖女と微エロ風味の恋愛ファンタジー、始まります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 20:00:00
111429文字
会話率:46%