太陽の神・陽針(ひばり)との痴話喧嘩の挙句、力を封印されてしまった筵町の土地神・月縫(つきぬい)。その影響で、筵町は季節が廻らなくなってしまう。
死にたくないと、春が、夏が、秋が、冬が、時に抗う。それは次第に悪化していき、遂には人間に寄生
し、その者に異能を与えて武装させることで生き延びようとする季節まで現れた。
そこで月縫は、自らに仕える一族の中から上手く丸め込むことができそうな者を選び、季節を強制的に廻らせる方法「季節殺し」をさせようと試みる。
そうして選ばれた、不運な中学校の国語教師・縞島 絲(しまじま いと)と、彼の幼馴染で中学校の保険医・窓格子 千鳥(まどごうし ちどり)。
季節に寄生され、異能を操る魔法少女となった教え子を救うため奔走する絲。
絲の意思を尊重しながらも、季節を殺すことを最優先にナイフを振るう千鳥。
魔法少女VS教師の戦いの行く末はいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-22 22:33:57
6096文字
会話率:40%
筵を編み、草鞋を売って糊口をしのぐ少年の家には、桑の巨木が生えている。
遠い先祖が植えたその木の懐で、彼は天を仰ぐ。
少年の名は劉備。
小さな出会いをきっかけに、時は動き出した。
大きな事件は起こらない、日常系三国志小説です。
(厳密には
後漢時代ですが)
Webサイト「お姫様倶楽部petit」と「カクヨム」にも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-30 15:00:00
14740文字
会話率:27%