海賊に襲われた船の底から助け出されたアリス。
国最高との呼び声高い鍛冶師の夫妻に引き取られた彼女は、自らも鍛冶師を目指して鎚を握り、また自ら打ち上げた剣を得物にに剣士としても研鑽を積んでいた。
鍛冶の技術も剣術も順調に成長を続けながら
、後になって生まれた弟、妹とも仲が良く、穏やかな日々が続くかと思われた。
しかしある日、両親が海難事故で消息を絶つ。
アリスはきょうだいを養いながらなんとか剣鍛冶師として両親の跡を継ごうとするが、父の仕事を知る人々からの評価は厳しく、剣鍛冶の仕事はほとんどないまま、生活の為に野鍛冶をやったり、冒険者として剣を握る機会も多かった。
どことなく悶々とした日々が続く中、上陸不可能と言われる島からボロボロの剣を携えた獣人が訪ねて来る。
島には魔王が封じられていると伝えられており、その剣は封印の要となっていたという。
かつて父が打ったというその剣を直してほしいというのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 18:00:22
109752文字
会話率:45%
女装の少年・畔はこの春から男女共学になった私立山手清花学院高等部に入学した。清花での伝統的な校内行事として「ミスマーガレットコンテスト」というミスコンが行われることを知った畔は、前代未聞の男子生徒としての優勝を目指す!
同じ一年花組に所属と
なった灰ノ宮瑠璃羽に敵視されたり、一部のクラスメイトからは偏見と不審の目で見られたりするが、畔は持ち前の明るさで逆境を打破していく。双子の妹の閑や、入学初日に助けた親沢小桃の応援を受けつつ、畔の自己研鑽の日々は始まっていく――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 23:50:00
109692文字
会話率:65%
ウレンキース王国には、聖女として産まれた者を王家に嫁がせる決まりがある。この世には人間属と魔王率いる魔族が存在し、有史以来人類と魔族は戦いを繰り広げていた。歴史上何度も魔王を倒し、その度に魔族の力も弱まっていたが、魔王の持つ不滅の命により魔
王は何度でも復活し、魔族もまた力を取り戻す。更に厄介なことに魔族による呪いは聖女にしか浄化出来ず、聖女は聖女の血によって産まれると信じ、また聖女の保護のため、聖女は王家に嫁ぐ仕来たりが出来たのだった。子爵家に産まれたエリシア・ブレイデントも聖女として生を受け、産まれてから今までハリンド第三王子に嫁ぐため研鑽を積んできた。だが、聖女であるはずのエリシアは、肝心の聖女の力が使えずハリンドからは『出来損ないの聖女』として罵られ虐げられて生きてきた。それでも、国のため国民のためといつか聖女の力が覚醒すると信じて、泥水を啜るような思いで生きてきたが、遂にハリンド第三王子が暴走を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 06:15:36
23949文字
会話率:42%
鬼人族の国阿修羅に生まれた鬼人族の子供ウツギには生まれつき角がなかった。
そんなウツギは毎日のように村の子供たちから角のないことを馬鹿にされいじめられていた。
いじめられる日々を送っていたウツギにある時転機が訪れる。
それはス
キル鑑定の儀式。その儀式によってウツギには特殊で意味不明なケンスキルがあることが判明する。
ウツギは自身のケンスキルがどのようなものかと研究していくにつれて、ケンスキルの有用性に気付きスキル研鑽に没頭していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 00:10:00
47183文字
会話率:57%
「大きくなったら魔法学園で会おうね」
四人の令嬢との約束を果たすべく、研鑽を積み、彼女達に相応しい青年へと成長したホワイト・ライス。彼女達との再会を夢見て約束通りに魔法学園を受験したホワイトだが、入試直後に投獄されることになってしまった
。牢屋を爆破してあっさりと脱獄したホワイトは別の国の魔法学園に入学し、魔法学園交流会にて彼女達と再会しようと考えたのだが、何故か教師として働くことになったのだった。
星座魔法とリング・コマンドを駆使し、ホワイトは令嬢ハーレムを成し遂げるために世界最強への道を駆け上がる。異世界爽快ハーレムバトルファンタジー
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:01:03
152620文字
会話率:49%
近年、魔術師を志す若者はどんどん減っているらしい。まあ魔力は生まれつきの才能だし仕方ない。
異界人がこの世界に留まるためには魔術師による契約が必要になるけどそもそも来訪者もどんどん減ってるし。
この世界から魔法はどんどん失われている。
そ
れでも。それでも魔法を信じて研鑽を積み上げて決闘を行おう。
魔術で封じた異界人を札にして戦うその決闘をウィザーズ・ブルードという。
最近は紙のカードがパックで売ってるみたいだけど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 01:01:19
1862文字
会話率:60%
大陸一の富豪にして権門エステバリス家。貴族にあって異例の女系にして代々猛女・女傑を輩出する公爵家にはとあるルールがあった。
ひとつは「封建にあたり王家との婚約もって契約とする」
ひとつは「多難を排し結ばれた男性配偶者を公爵代理とする」
そ
して
「子女は最強の「悪役令嬢」となるべく日々研鑽する」
今日もエステバリス家の女傑は高笑いと物理でヒロインと対峙するのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 09:54:43
7190文字
会話率:51%
いたって健全な男子、明堂 響(めいどう ひびき)はある理由でメイドに憧れていた――主になりたいという方向で。
そんな折、最新作のフルダイブ型VRMMOのサービス開始が発表された。
自身で好きなスキルと装備を作れるその最新作のタイトルは
“Original Trajectory Online”。プレイヤーの総数は少ないが、スキルの効果と装備の方向性を申請して、ある程度調整された上で自分だけのビルドで冒険をしよう――といった趣旨のゲームである。
そんな自由奔放なゲームの世界で、ヒビキは戦闘メイドではなく正統派メイド(本人はそのつもり)としての研鑽と、理想のお嬢様を育てることに奔走する物語。
――ときには友人達と共に難敵から敗走し、ときには1人で強敵を蹂躙(お掃除)し、ときには至高の料理を振る舞ったり。
「自由で呑気で、ごく稀にかっこかわいい女装メイドの日常はここにございます。どうぞごゆっくりしていってくださいませ」
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※本作は「カクヨム」さんでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 16:04:44
191978文字
会話率:52%
異能力が一部の人間に発現すると発見されて早数百年
この世界は異能力者の中でも特に上澄みの異能を持つ19人に統べられている
そんな中で19人の支配者はこの世界をどんどん異能力者にとって有利な世界に作り替えて行く
さてさてさて、そんな異能力が
蔓延る腐った世界を変えようと思った時
普通はどうするだろうか
支配者共に語り掛ける?
それとも武力を持って感情を律して戦う?
そんなんじゃ生温い
愛情?悲しみ?怒り?人を想う心に、人間としてのプライド?世界の常識に倫理観?
そんなもん全部ドブに捨てちまえ
さぁ、今紺色の髪の『神楽木 晦冥』とその双子の妹『神楽木 冥奈』が、"本来人間が持ち得る筈が無い能力"を引っさげ
純粋たる狂気と愉悦を持って嗤いながら、世界をひっくり返す
与えられた力に満足し、碌に研鑽もしないやつらの命を狩り、喰らい尽くす
ただ、彼等の心を愉悦で埋め、腹を満たす為に
何もかも、壊して見せよう
※最初の方はあまり無いですが、神話が色々混ざり合っていたりします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 23:27:41
7158文字
会話率:71%
かつては騎士の名門と呼ばれたブレイブ公爵家は、代々王族の専属護衛を任されていた。
しかし数世代前から優秀な騎士が生まれず、ついに専属護衛の任を解かれてしまう。それ以降も目立った活躍はなく、貴族としての地位や立場は薄れて行く。
ブレイブ家
の長女として生まれたミスティアは、才能がないながらも剣士として研鑽をつみ、騎士となった父の背中を見て育った。彼女は父を尊敬していたが、周囲の目は冷ややかであり、落ちぶれた騎士の一族と馬鹿にされてしまう。
そんなある日、父が戦場で命を落としてしまった。残されたのは母も病に倒れ、ついにはミスティア一人になってしまう。土地、お金、人、多くを失ってしまったミスティアは、亡き両親の想いを受け継ぎ、再びブレイブ家を最高の騎士の名家にするため、第一王子の護衛騎士になることを決意する。
こちらの作品の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n8177jc/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 11:10:00
90763文字
会話率:44%
かつては騎士の名門と呼ばれたブレイブ公爵家は、代々王族の専属護衛を任されていた。
しかし数世代前から優秀な騎士が生まれず、ついに専属護衛の任を解かれてしまう。それ以降も目立った活躍はなく、貴族としての地位や立場は薄れて行く。
ブレイブ家
の長女として生まれたミスティアは、才能がないながらも剣士として研鑽をつみ、騎士となった父の背中を見て育った。彼女は父を尊敬していたが、周囲の目は冷ややかであり、落ちぶれた騎士の一族と馬鹿にされてしまう。
そんなある日、父が戦場で命を落としてしまった。残されたのは母も病に倒れ、ついにはミスティア一人になってしまう。土地、お金、人、多くを失ってしまったミスティアは、亡き両親の想いを受け継ぎ、再びブレイブ家を最高の騎士の名家にするため、第一王子の護衛騎士になることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 19:00:06
10488文字
会話率:32%
平和な現代でただ一人、本物の武士を目指す大馬鹿者の青年がいた。各地の道場を練り歩き、剣術を身に着けて研鑽を積む。偉業を残した武士たちに憧れ、その絶技を真似ようとする。しかしどれだけ修行しても届かない。
燕返し、三段突き……それらは所詮フィク
ションなのか?
それでも彼は諦めなかった。そうしてたどり着いたの先は異世界。魔術こそが最強と呼ばれる世界。女神のチートは不要!
剣術一つで最高の武士、最強の剣士を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 19:09:58
98867文字
会話率:40%
俺は前世の記憶がある勇者で、つい最近、剣士と賢者と聖女と一緒に魔王を倒してこの王国を救ったんだ。
しかし、王女に婚約破棄されたから何の義理もなくなった王国におさらばして旅に出た。
楽しい旅で、美味しい料理に美しい景色に気の良い友との出会
い。さらに復活した美しい魔王との研鑽の日々を過ごし、満足して逝った。
一方で王女たちは俺を追放したこと、俺につきつけた浮気がそもそもやらせでかつ失敗していたことから破滅への道をまっしぐら。
無理やり体制だけを整えて圧政、腐敗、増税のトリプルコンボを決めた彼らはあっさりと玉座から引きずりおろされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 13:31:44
4721文字
会話率:25%
名門の魔法学校に通う伯爵令嬢のローズマリー。
魔法が大好きな彼女は、魔法学校で誰よりも努力と研鑽を重ねて、入学からずっと首席の座を独占し続けている。
順位などにまったく興味がなかった彼女は周りの目も気にせずに魔法に没頭し続けて、やがて首席の
まま卒業を果たすと、卒業パーティーの当日に婚約者から婚約破棄を告げられてしまった。
「男を立てられん妻など不要だ」
男尊女卑で男を立てる時代、能力のありすぎる女性は嫌悪されて結婚でも不利とされている。
名門の魔法学校を首席で卒業したローズマリーは女のくせに生意気という理由で婚約破棄され、多くの男子生徒たちからも嫉妬を買ってしまい、卒業パーティーの場で非難の的となってしまった。
そんな中、一人の生徒が声を上げる。
「じゃあ、代わりに僕がもらおうかな」
それは、入学からずっとローズマリーの背中を追い続けてきた次席の第二王子だった。
※完結まで毎日投稿。四十話ほどで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:10:00
108957文字
会話率:27%
名門の魔法学校に通う伯爵令嬢のローズマリー。
魔法が大好きな彼女は、魔法学校にて誰よりも努力と研鑽を重ねて、入学以来首席の座を独占し続けている。
順位などにまったく興味がなかった彼女は周りの目も気にせずに魔法に没頭し続けて、やがて首席のまま
卒業を果たすと、卒業パーティーの当日に婚約者から婚約破棄を告げられてしまった。
「男を立てられん妻など不要だ」
男尊女卑で男を立てる時代、能力のありすぎる女性は嫌悪されて結婚でも不利とされている。
名門の魔法学校を首席で卒業したローズマリーは女のくせに生意気という理由で婚約破棄され、多くの男子生徒たちからも嫉妬を買ってしまい、卒業パーティーの場で非難の的となってしまった。
そんな中、一人の生徒が声を上げる。
「じゃあ、代わりに僕がもらおうかな」
それは、入学からずっとローズマリーの背中を追い続けてきた次席の第二王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 22:05:39
10112文字
会話率:34%
魔法使いとしての素養を持つ者たちは魔法学園に入学し、『奇跡』に魅せられた彼らは日々魔法の研鑽を重ねる。
「私は忘れた記憶を思い出したい」
一人は過去に記憶を望み、
「退屈で飽き飽きしてしまう日常に意味なんてありません」
一人は現在に
未知を願い、
「つまりこれが未来への可能性ってやつよのう」
一人は未来に希望を紡ぐ。
三年間と限られた時間の中で、彼ら彼女らは何を成し遂げるのか。
「あ、じゃあ私と結婚してくれる? 西園寺くん」
「西園寺ぃぃぃ! テメェぇぇぇだけはぁぁぁ!!」
家族友人知人変人なんでもござれの魔法学園で繰り広げられる少しおバカで個性的な人物が駆け回る学園恋愛コメディ劇! ここに開演します!
※ノベルピアで先行公開中。章の区切り毎にこちらで順次公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 21:18:51
276920文字
会話率:36%
飯田一翔(いいだ かずと)は帰宅途中にクラスメイトを庇って事故に遭い死んでしまう。目を覚ました一翔の前にあったのは驚くほど小さく幼い自分の手と笑いかける知らない女性の顔だった。剣と魔法の異世界で地方貴族オールバーン家の長男として転生した一
翔改めアルフェルト・オールバーンは生まれながらに恵まれた魔術の才能と超人的な魔力を持っており、魔術というファンタジーに興味を惹かれ独学で多くの魔導書を読み漁る。そして手に入れた力で異世界を無双する……わけではなく、平穏な日常を求めて幼少期は才色兼備な姉スティエレンの、進学後は英雄の再来と呼ばれるセグルス・アルカディアの影に隠れながら自己研鑽を積んでいく。落ちこぼれと笑われながらも決して実力を表に出さない。そんなアルフェルトの理想。それは手の届くすべての人を幸せにすること。これはそんな誰もが笑うような綺麗事を、無理だと決めつけられた理想論を叶える少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:49:26
60726文字
会話率:57%
まだ肥沃な土地をもつ、陽霊の国。魔人の住むその国の王は、巨大な角を持つ十四歳の少年だった。幼い王は魔人の頂点ともいえる魔力を持ちながらも、病弱な肉体のせいで角を支えることができず、間もなく訪れる死を受けいれつつあった。そんな名ばかりの王シデ
ィアスには唯一、心を許した人間の娘ソフィアがいた。シディアスは少女を愛し、己の没後も不自由なく暮らせるよう、魔人にとって何よりも貴重な自身の角を与えようとしていた。──ほかでもない、ソフィアに角を砕かれるまでは。愛する少女に裏切られ魔力を著しく失ったシディアスだが、奇しくも角を砕かれたことにより肉体は自由を取り戻す。けれど、魔力を失った魔人の辿る末路は悲惨なものであった。
太陽の獣の血を引くシディアスの角が割れた日。それは世界に様々な意味での変化をもたらした。シディアスの代わりに玉座についたのは、彼の婚約者ルナ。少女はこれまで表向きは友好関係を築いてきた人間を徹底的に排除することを決める。それを受け、人類も抵抗すべく魔法技術の研鑽に努めた。
魔力を生み出せない代わりに磨きあげられた魔法技術を駆使する人間と、膨大な魔力に愛された魔人族。拮抗する2つの種族による争いが激化していくなか、シディアスとソフィアは再会を果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 09:00:00
43281文字
会話率:36%
主人公の一ノ瀬結衣は覚えてはいないものの前世から、いやその前からずっとVTuberに憧れ、志していた。
しかし、不運が重なりVTuberになることは叶わない。それでもVTuberへの憧れを胸に働きながらも自らの研鑽を積み、来世こそは
VTuberになると心に誓い死んでいく。
思いが魂に刻まれついに記憶持ったまま新たな人生を歩むことになった主人公。VTuberという夢に向けスタートダッシュを決めて目指すのはかつて憧れた各分野の最前線で輝くトップVTuber。
これは主人公がVTuberとして成り上がり、憧れるだけの1人の女の子が憧れられる側に立つまでの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:00:00
20464文字
会話率:46%
AIがそこら中に溢れかえり、生活に欠かせない存在となった世界……。
人々を守る戦士“ウォーリアー”に憧れ、地方からやってきた青年、リュウ・ランロック。
世界シェア70%を誇る、巨大AIカンパニー、テトラ社に入社した彼は、ウォーリアーを目指
し、日々研鑽を積んでいた。
かけがえのない友との出会い、仲間と夢へ向かって歩む日々……
しかし、その先で彼が見たモノは、巨大カンパニーの隠された真実……。
テクノロジーと魔法、様々な要素が混ざり合い、運命が交差する……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 03:54:44
17064文字
会話率:28%
ある日、高校生の僕の元へ中世ヨーロッパ風のお嬢様がご転移あそばれた。
お嬢様はどうやらボクシングにご興味があるらしく、必死で止めたが、ジムにまで所属して拳を研鑽したいとおっしゃる。
こんな貴族みたいなお嬢様がどうしてボクシングを?
奴隷が戦
っているのはおもしろいですわー、ならわかるけど。
え?どうして幼なじみのアイツとスパーリングすることになったんスか?
まぁいいけど。よくないけど。
異世界転移してきた悪役令嬢と蔑まれた貴族の娘が、拳ひとつで成り上がっていくファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:14:19
80089文字
会話率:61%
シュバルト王国の第一王子【ラインハルト・フォン・ヴァルフレイム】は器量と容姿にも恵まれ、王位継承者の最有力候補だった。しかし、それはラインハルトがたった4歳のちびっ子だった頃までの話。それ以来ラインハルトはまるで人が変ったかのように自堕落に
なってしまい、すこぶる評判を落とす有様だった。家族や貴族、使用人に至るまでが彼を嘲笑うようになり、更には王位継承権を奪わんと企む勢力までも現れ危機一髪!!
ーーーと思われたラインハルトであったが、それもこれも全て彼の思惑通りだったのだ!生まれつき聡明なラインハルトは王族として生きる人生に何の価値を見出せないことに早4歳で気づき、実は自ら廃嫡されるように根回しをしていたのだった。そしてある日、ラインハルトは己の運命を大きく左右する少女に出会い、共に国を出て冒険することを誓う。彼女との誓いを成就すべく、ラインハルトはいかにして王族から追放されるかを模索するがしかし、そこには国内外の陰謀が複雑に混じり合い政略戦争へと発展していく......
それでもラインハルトは諦めない。王国中の笑い者に甘んじながらも、陰ではこっそりと魔術、武術、学識、精神力などのあらゆる自己研鑽を怠らず彼は前進し続ける。
果たしてラインハルトは夢だった冒険に繰り出せるのであろうか......
第一王子として生まれた少年の一生を描く王道ファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 18:45:26
40335文字
会話率:62%
「お前を愛することはない」エラン王弟殿下は、結婚初夜にそう言いました。
彼は学園の頃から愛する人がいたらしく、しかしその方は身分違いで結婚が難しいとのこと。
公爵令嬢との婚約を破棄してまで、その人を選んだというのに……お気の毒な方。
それはそれとして、大公の末の娘のくせして貴族学園に行かず、魔導学園に入って研究研鑽三昧だった私。
急に降ってわいた王族との結婚生活なんて、興味はまったくないのです。
しかも務めは果たさなくていいと。なんて素晴らしい。
ところが。権力使って魔法省の職員の座を維持したまま、私は自由な生活を堪能し……今、身の破滅の危機にある。
夫のエラン、人を殺して魔石を取り出す非道な所業に手を出していました。このままでは私、断頭台に直行です。
しかも王弟エランを売ろうとしたら逃げられました。まずい、後がありません。
そんな私に、末の王妹殿下レン様が囁きました。
「わたくしを処刑し、民の怒りを鎮めなさい」
…………できません。
私は――――――――自らの手で、革命を起こすことにしました。
ずっと共に歩んでくれた、レン様をお守りするために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
15416文字
会話率:28%