私、プリシアはバルガラ王国の名門令嬢として、裕福な生活をしていた。でも、私はこの国に不満がある。それは極端な男尊女卑。この国の女性の立場はとても低い。名門令嬢の私だって、嫁げば、男の為に一生を捧げないといけなくなる。そんなの絶対嫌! 私は自
由に生きたいの! その為にはまず、どうしようかしら? そうだ、女だって強いってことを証明しましょう! 私は12才になってから、剣を振り始めた。そして、13才になった時、名前と性別を偽って、武闘大会に参加する。ここで私の、女の強さを証明して見せるわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 20:54:26
11339文字
会話率:32%
異世界で貴族の子供、バルドに転生し知識チートによる成り上がりを夢見た男。だがその夢は彼が授かった天与スキルの『努力』により潰える。
何事を習得するにも人の10倍の努力が必要とされる外れスキル。その不名誉により追放されてしまったのだ。
そして10年後。国中の戦士・魔道士たち歴戦の強者が集う武闘大会に姿を現したバルド。
10年間辺境の地で努力を重ねていた彼は、この大会で優勝を勝ち取るためにやって来たのだ。
外れスキルを抱えたままの自分が最強であると示すために。
『努力』スキルは外れなんかではないと。
そしてスキルに支配されたこの世界の常識をぶち壊すために。
これは外れスキルと侮蔑されてきた彼が、最強へと至る努力の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 04:34:01
13255文字
会話率:39%
今まで向かうところ敵無しの無敵の大貴族であったミルコフ・ロードバルはこの日も武闘大会で気持ちよく高笑いをしていた。自分より強い者などいない、いても自分の両親か、王家の者だけ。そう思っていた彼の前に現れたのは、平民の少女だった。そして、その
少女の一撃でもって、ミルコフの最強伝説は幕を閉じる。つまりは、負けたのである、大貴族が、平民に。
これにより、ロードバル家の風評は地に落ちた、それを取り戻すためにドラゴン討伐を命じられたミルコフだったが、ドラゴン討伐の相棒として紹介されたのは、先の平民女だった。
その旅の中で、異常な強さを見せる平民女にことある事に勝負を挑むミルコフだったが、何度挑んでもどうしても勝てなくて。彼が勝てる日は、来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 19:13:06
15343文字
会話率:58%
ふざけているようでふざけていない、やっぱりふざけた仇討ち!
地球の支配者を決める武闘大会、地球ファイトの地球代表(?)に選ばれた青年、神風トオル!
その大会には行方不明であった父の手がかりが存在した!
待ち受ける数多の強敵!
アメリカ!中
国!忍者!恐竜!宇宙人!宇都宮……!
幻の拳法、地球真拳の使い手である彼は地獄の悪魔的トーナメント戦を勝ち進む!
そして判明する――父を殺害したのはなんとアメリカ大統領!
神風トオルは父の仇を討つため、地球ファイト優勝を目指すのだ!
※カクヨムにも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 16:00:00
262328文字
会話率:28%
佐伯 一弥は、どこにでもいる普通の高校生だった。しかし、ある時その日常は崩壊する。
妹・麻弥に突如現れた超能力―――アビリティと呼ばれる力に目覚めた麻弥は暴走してしまう。
妹を助けようとする一弥だったが、力及ばず途方に暮れていた。
そん
な時、突如現れた集団に麻弥を連れ去られてしまう。
妹を助けるため、一弥はアビリティ保持者が集まる天ケ瀬学園に転入する。
その学園では、優勝者の願いが1つだけ叶うというアビリティ保持者同士の武闘大会―――アビリティアリーナが開催されていた。
一弥は「妹を助ける」という願いを叶えるため、アビリティアリーナへと身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 00:27:01
174115文字
会話率:40%
故郷を追われて数年。魔界一を決める武闘大会に幼馴染で侯爵令嬢のリリアが出場するとのニュースを聞き、半吸血鬼のヴァンは故郷の地へと舞い戻った。
「ねぇヴァン。もし私が悪いドラゴンに攫われたら、あなたは助けに来てくれる?」
「助けるよ。何が
あっても、絶対に」
幼い日に交わした約束────破ればその身を死に至らしめる、吸血鬼の血の契り。
本来であれば効果も無く消えるはずだった、本で見た程度の古いおまじない。
しかし、リリアの内に流れる真祖の血は、そんなおまじないにさえ力と制約を与えた。
その身を蝕む痛みが知らせる、幼馴染の少女の危機。
血の契りに命を削られながらも、ヴァンは幼い頃に交わした約束を果たすべく大魔闘演武大会へ挑む。
Twitter闇鍋企画作品
概要
複数人の作家が集まってそれぞれ自分の好きな要素や単語を一つずつ上げていき、それらを全部足し合わせた短編をそれぞれが書くことで作家によってどのくらいの違いが出るのか検証する遊び。
ルール
・参加作家一人につき一つずつ好きな要素を上げる
※今回は参加はしないものの、お題だけ出してくれた方が結構いたのでかなりの数になりました
・その要素をすべて足した短編を書く。
・締め切りを決め、それまでに書き上げる
※社会人や主婦の方も参加されたので、今回は一話のみ一斉投稿。完結はそれぞれのタイミングで行なうものとする
・あらすじに企画の概要とお題を明記する
今回のお題
「半吸血鬼」「熱血主人公」「諦めない」「全速力」
「恋」「幼馴染」「身分差」
「ニャルラトホテプ」「狂気」
「とんぼ」「焼き鳥」「ドラゴン」「はい喜んでー!」「性感帯」「おじさん」
※こんなのどないせいっちゅーねん!?
・参加した作家全員の作品を読む義務はない。
・あくまでも遊びなので楽しくやりましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 23:00:00
8873文字
会話率:38%
旅人の双星(そうせい)は、大きな武闘大会に参加することにした。
勝てたら嬉しいな・・くらいの気持ちでいたら、なぜか不思議なことばかり起こる?
冗談みたいな幸運ばかり起こるギャグ話です。
真面目なバトルものじゃないですよ。
最終更新:2020-12-21 00:00:00
616621文字
会話率:62%
四神の力を代々受け継いだ家に生まれた青龍院海斗(せいりゅういんかいと)は今年の4月で高校一年生になる。
歴代でも右に出るものはいないと称されるほどの才能を持っている。そんな彼が通う高校は特殊な術士が各地から集まる全国でも4校しかないうちの一
つ、四神第一高校だ。
海斗は4年後に控えた四神祭なる武闘大会に出場し、高校で出会うたくさんの仲間たちと助け合い黄龍継承者の宿命を背負いながら奔走する物語である。
その第一歩となる四神第一高校の入学式前日・・・・その日から物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 02:00:00
360045文字
会話率:63%
若手格闘家千曲一直(ちくま かずなお)は、アルバイト中に崩れてきた機材の下敷きとなり命を落とす。
再び目覚めた時、彼は異世界で名門寄宿学校に通う公爵令嬢になっていた。
その上父親の不祥事によって家は没落の危機。それに伴い決まっていた筈の縁談
まで破談となってしまう。
窮地に陥った千曲=公爵令嬢ハンナは、没落を回避すべく前世とった杵柄とばかりに国内でもっとも名誉ある武闘大会への出場を決定する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 01:03:40
288272文字
会話率:28%
生まれつきの不治の病で亡くなった少年は、李星穂(リー・シンスイ)という女性として異世界に転生。
前世と違う性別だが、健康体に生まれ変われたため、シンスイは自由に動き回れる喜びを存分に享受する。その過程で究極の体術【武法(ぶほう)】と出会い、
その魅力に取りつかれた。
シンスイは夢中になって武法を修行するが、一五歳のある日、その大好きな武法を捨てるか否かの選択を迫られることに……?
これは、少女として生まれ変わった少年が、自身の生き甲斐を守るため、強敵たちをなぎ倒していくお話。
【作中世界の単位】
両斤(りょうきん)=kg
厘米(りんまい)=cm
米(まい)=m
【作中世界の行政区分】
省(しょう)=日本の都道府県にあたる。
市(し)=大きな町や都市を表す。
郷(ごう)=村や小さな町を表す。
※arcadia、カクヨム、ハーメルンにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 06:36:34
762270文字
会話率:22%
無理っぽいと早々に諦めて、普通じゃない事を楽しもうとする男のお話です。
最初はポンポン時間が進みます。
メインの舞台は学園予定|д・)チラッ(けど学園の描写は少ないし、武闘大会とかは絶対に有りませんよ。
忌憚ない自由なご意見等を頂けると
幸いです。作品の質向上に活かせるよう努めます。
文章力が上がったら最初の方は書き直す予定です。
おすすめのキーワードがあったら教えて下さいm(_ _)m切実にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 07:04:05
11599文字
会話率:22%
加納宗吾(35歳・男)は、かつていじめを受けて中退した高校の同窓会に参加した。しかしその最中、彼は18年ぶりに再会した同級生達と共に異世界へ召喚されてしまう。
そして彼らが召喚された世界は、国家間の全面戦争を避ける為に各国が召喚した勇者
を育成し、代理戦争としての武闘大会「勇者戦争」で競わせる世界だった!
召喚した勇者を各国代表が指名する「勇者選択会議」が行われ、元クラスメイト達が次々と指名される中、スキル不明な上に魔力が最低ランクであった宗吾は指名漏れしてしまう。
元クラスメイト達が各国でVIP待遇を約束される一方、僅かな金や装備だけを渡されて放り出されることになった宗吾だが、彼は同じように指名されなかった元クラスメイトの美女とその五人の娘達を庇護することを決意する。
戦いの中で徐々に覚醒する彼のスキル。その正体は、圧倒的な火力で敵を蹂躙する2つとない対軍スキル「独立砲兵大隊召喚」だった。
これは異世界に召喚された一人の砲兵が、地球で培った力と新たに得たスキルを駆使して、同郷の母娘達とともに生き抜いていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 14:22:53
177245文字
会話率:46%
大貴族にして英雄を両親に持つエルマは腐っていた。勇者の父に、聖女の母。その二人の力を受け継いだ優秀な兄姉。そして何もない自分。ついでに言えば幼馴染にしてこの国の姫も自分よりも優秀で、エルマはそんな周りと比べられ出来損ないと言われる日々に疲れ
ていた。そんな日々の中、王様が武闘大会を開くという。英雄の息子だからと強制的に出場することが決まったエルマ。どうせまた出来損ないと言われるんだろうな、と鬱屈とした日々を過ごし始めた矢先、エルマはとある存在と出会う。その存在との出会いによってエルマの運命は大きく変わっていく。
「ここから始まるのは俺達と神様の戦争だ、エルマ」
「相手が生きてるなら、神様だって殺してみせるさ」
深くは考えないほうがいい、エンターテインメントっていうのはそういうもんだろ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 23:22:05
14486文字
会話率:30%
雑魚魔王のアモンは、勇者である娘ノエルとペットのポチが自分を神にする会議をしているところを目撃する。人類最強を打ち倒せば神に近づくと聞き、そんなことできるわけがないと眠りについた。アモンは娘たちの行動力を舐めすぎていた――魔界と人間界の武闘
大会でアモンは最強と名高い姫サファイア・ルメテウスと対峙することになる。激闘の末、サファイアに勝利したアモンは慈悲深い神として称えられることに――「ちゃうねん、転んだだけやねん」※「子犬を拾ったら最強の魔王になっていた。ちゃうねん、ペットのつもりやったねん」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 20:24:44
3979文字
会話率:37%
アビアス学園放送研究会企画、『デ・コメント ストーリー(はじまりの章)』の説明会にお越しいただき、誠にありがとうございます。研究会一同、心より感謝申し上げます。さて、本日、司会進行役をいたしますプロヂューサーの“藤森”と申します。早速、企
画の概要をご説明させていただきます。
まず、『デ・コメント ストーリー』はサブタイトル、『舞台、それは全てを手に入れる闘いの場。弾けろ、若人! 』となっております。こちらはお手元の資料には記載されておりません。企画委員にて故意に略されたようでございます。「無い方が良い」との事でございますが、如何でございましょう。
さて、この企画は計9編の短編集でございます。序章は私、“藤森”の章でございます。内容は特にございません。謎とテンポ。上記二点を意識した一文となっております。
第一章でございます。こちらは当方所属者“白ゴブリン・T”と学園代表“苦無彩影”先生、そして学生代表“バニー・ピンクパンサー”の掛け合いの一文でございます。三馬鹿の駄弁りと参加選手のトラブルで字数を、否、面白みをアップさせた内容となっております。
次に、第二章のご説明に移ります。第二章は武闘大会第一試合“M・J・クラリス対エンジュ・バルボッサ”の内容となっております。勝者、M・J・クラリスの目線での一文でございます。
第三章でございます。三馬鹿の駄弁り三昧となっております。
第四章でございます。大会第二試合“デル・ツヴァイリヒト・ボロックス対二階堂和十”の一文でございます。敗者、二階堂和十の目線でお愉しみ下さい。
第五章でございます。こちらは観客席からの中継でございます。“涙ゴブリン・W”が報告致します。
第六章でございます。こちらは“バニー”の決勝戦回顧録もどきでございます。
第七章でございます。こちらは“サタナキア・ウェストランド”の目線で語られた一文でございます。中程、ワニワニいたしますが、優勝者“クラリス”の望みが叶うまでの内容でございます。
最後、結章でございます。こちらは“ツヴァイリヒト”の目線でございます。袖触れる縁で親しくなった少女達にエールを送りたくなる、そんな一文となっております。
以上、簡単でございますが、アビアス学園放送研究会企画『デ・コメント ストーリー』説明を終了させていただきます。御清聴ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 20:00:00
80257文字
会話率:49%
魔境の武闘大会の真っ只中、突如として天界に拉致られてしまった勇者様(※シリーズ「7」参照)。
その美貌にずっと前(※乳幼児期)から目を付けていた美の女神が、ついに愛人にするべく誘拐してしまったのだ。
果たして勇者様の貞操は無事に済むの
か?
ヤンデレストーカーに脅かされてきた様々なトラウマから肉食女子にガチで怯える勇者様との友情を胸に、リアンカちゃん(自称ただの村娘⦅※魔境基準⦆)が立ち上がる――!
何とか都合を付けて天上の世界へと辿り着いた村娘のリアンカちゃんと、魔王のまぁちゃん御一行様。
既に天界に所属を書き換えられてしまった勇者様を連れ帰るには、一筋縄ではいかないらしい。天界で再会した御先祖様から聞いたところによると、神々が勇者様に授けていた加護が天界に縛り付ける楔と化しているとのこと。同時に加護を与えていた神々が勇者様の天界における後見となっているのだと。
勇者様を地上へ五体満足で連れ帰る為には、勇者様の後見となっている神々に許しをもらう必要がある。古今東西かねてより、神々に人間の要求を通すには神の試練を乗り越えねばならない。後見神々の試練を一つ一つ乗り越え、勇者様の身柄を勝ち取れ……と、そんな話になったのだが。
「あ? わざわざ試練なんぞ受けんでも、別に倒しちまえば良いじゃねーか。武力で破って我を押し通す、それが魔境流ってもんだぜ?」
流石は大陸最強の魔王様、言うことが違う。
そんな訳で、普通だったら素直に試練を乗り越えて穏便に、となる筈が……何故か真っ向から喧嘩を売る方向で神々を殴りに行くことが方針と化した。
※ただしバトルの方法は戦闘だけとは限らない。
「どうでも良いけど、勇者様のポジション完璧にヒロインですよね! ね、雄姫さま?」
「あ。敢えて目を逸らしていたことを――!」
「危地に追いやられた勇者様を救うため、私(リアンカ)とまぁちゃん(魔王)が神々の世界へ殴り込みをかけます★」
「あっはっはっはっは、勇者、立つ瀬ねー!」
「わ、笑わないでくれ、まぁ殿ーっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 01:44:58
551372文字
会話率:32%
勇者様(キラキラ超人類不憫科女難亜目)が可哀想な目に遭います。
不憫にして不運につき、彼に次々と試練(笑)が襲い掛かる。
いつしか天からお迎えも来るかもしれな…い?
※ちなみに主人公は勇者様に非ず。
「最近、勇者様も女装が板についてきたと
思いませんか?」
「本人めちゃくちゃ抵抗してるがな」
「え? 既に大分諦めてるような……」
「諦めてるっちゃ諦めてるけどよ。渋々女装しつつ、意識は染まっちゃいねぇだろ」
「ああ、それは確かに。あれだけ美人様に仕上げても、「え……これが私?」ってはなりませんよね。重々しく深~い溜息をついて、遠い目をしてます。無意識なのか女装中の所作は完璧に淑女ですけど」
「完璧に淑女(笑)」
「平素は多くの女性をヤンデレストーカーに堕とし、女装すれば男共を魅了する……勇者様も罪な方ですね!」
「きょ、強要しているのは誰だー!!」
「お、勇者じゃねーか」
「勇者様、今日もお綺麗ですよ!」
「ま、せっちゃんには負けるがな!」
そんな勇者様に、そろそろ邪小人さんの呪いが炸裂しそうな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 00:00:00
611725文字
会話率:30%
ここは、いま私たちがいる世界とは別の世界。
異形の「魔物」たちが野山を跋扈し、崇高な「神」という存在が世界を司っていた。
そんな場所にも、「人間」という種族は生きていた。しかし魔物たちの前では、その力は乏しいものだった。人々は魔物の影
に怯えながらも、協力して毎日を力強く生きていた。
辺境の地………深い森の中にウッドプールという村があった。その村に、ライタという少年がいた。
彼は幼くして両親を亡くし、村の戦士・ボイスカに育てられた。
ライタは17歳のとき、都会で行われている武闘大会で準優勝をおさめた。そしてその直後に、村から旅立つことを決意する。
彼には幼馴染みがいた。ルルゥという可愛らしい女の子だった。しかし彼女は、12歳のときにアイグラント帝国の軍隊にさらわれてしまった。彼女を探し出すことが、ライタの旅の目的の一つだ。
アイグラント帝国というのは近年大陸で幅を利かせている新興国で、その暴力的な統治の仕方と、勢力を拡大するためには手段を選ばない強引なやり方から、悪評を世界に響かせていた。
ライタの旅が、まさかアイグラント帝国とこれほど関わる旅になるとは、誰も思ってはいなかった。そして結果として、あの両親の死と向き合うことになるということも、誰一人予想できるはずがなかった。
この壮大な物語は、カリンという小説家がライタに話を聞くところから始まる。これからカリンの書く物語は、天と地を巡り、種族を越えて大勢の存在が関わるこの世界の、一大叙事詩となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 05:09:10
2290文字
会話率:37%
武闘大会はまだまだ続きます
最終更新:2018-06-23 13:43:31
18181文字
会話率:51%
いよいよ始まった武闘大会
最終更新:2017-09-11 02:05:18
46811文字
会話率:51%
「英雄」を生み出すことをなにより大切にする国、ツールス王国。
冒険者イーガン・ロックエルは、こつこつと実績を積んで「英雄候補」と呼ばれる地位に達し、武闘大会で好成績を残すまでになるが、理不尽な理由で力の根源を奪われてしまう。
行き場をなく
したイーガンが流れ着いたのは、王国の北東の端にある小都市、トラーシュ。
そこで英雄候補を育てる仕事をしないかと誘われるイーガンだが、仕事の内容をよく聞いてみると、それは冒険者に因縁をつけたりして揉め事を作り出す、チンピラ役をやれというものだった……。
酒を愛する元冒険者が北の田舎町で暮らしながら、悪役としてイベントを仕掛け町おこしをする物語です。
遅筆なので、あんまり気張って投稿せず不定期更新で行こうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 18:00:00
47450文字
会話率:34%
武闘大会での優勝を目指す、弟子と師匠の話です。
最終更新:2017-09-14 22:39:46
2825文字
会話率:83%