辺境での輸送任務中、正体不明の相手に襲撃された主人公の部隊。幸いにも人的にも物的にも被害
は少なかった。襲撃を受けた原因は、輸送していた「図書遺産」にあるとしか考えられなかった。
かっては我が国もと図書隊が専守防衛目的で創設され、激しい戦
闘を繰り広げてきた時代があったが、今日では、思想差別的なことで見れば、ネットやSNSなどでの拡散の方が影響力も強くなり、
書籍においての攻防はほぼ皆無となっていた。
しかしながら、思想や民権運動が先行してきた政治思想においても、民主主義が、かっての輝き
を失い、大衆迎合的、週刊誌ネタ的な、思想や信念も何もない、マスコミ扇動的投票行動が、政権
の実績や陣容をまったく顧みなくなってしまい、どの国でも政権が不安定になってしまった。
民主主義の政治体制のでありつつ、民主主義以外の政治選挙体制を模索する必要が、世界中の
国家で必要な時代になってきた。
図書遺産は、そんな、現在においては絶対と思われている民主主義を、相対的にとらえなおし
時代に適した国家の政治選挙形態を、模索する秘密裏の国家的プロジェクトとして始まったので
ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 16:12:49
1106文字
会話率:34%
ネット右翼として活動していた僕はある日、目覚めると在日3世になっていた。活動を過激なものへと誘導していき、同時に対抗勢力ウンター運動を仕掛けた。
相互作用によって拡大していく両陣営はやがて統制が効かなくなり暴徒と化す。
身分は在日で中身は日
本人、そんな僕の苦悩と闘争目的。
※この小説に登場する人物やエピソードは、実在する人物・団体とは、ほとんど関係がありません。
ほぼフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 19:05:00
18889文字
会話率:1%
短編集です。カクヨムにも同時掲載(https://kakuyomu.jp/works/1177354054882399461)
不定期投稿です。そもそも短編集なんだから終わりがあるわけでもありません。
いくつかの極めて短い話は、200文字制
限のせいで投稿できていませんが、それをみたければカクヨムのほうにいってください。
ちょっと政治思想とか、きつい物言いとかが入り込むことがあるかもしれません。
それでもよければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 19:00:00
21062文字
会話率:43%
自衛官を父親に持つ、中学2年生の恒元直進(つねもとすすむ)は、石川県の閑静な町の中学に転校してきた。祖父から受け継いだ政治思想による直進の異様なキャラクターは、すぐにこの静かな中学校に混乱を巻き起こす。
最終更新:2017-02-19 14:33:43
4409文字
会話率:46%
西暦2070年、人類は三度目の世界大戦を経験しその科学技術は飛躍的に進歩した。
だが、その中で日本は政治思想の違う政党同士が連立を組み集離を繰り返し、如何に多くの議席を獲得するかのみ始終しつつ外国に媚を売るだけの政治を未だに続けていた。
それに業を煮やした志士たちによってクーデターが勃発、電撃作戦にて政権を打倒し大政奉還を行い新政権を樹立させた。
そのクーデターには、独自開発された新概念兵器。巨大人型機動兵器FAの姿があった――――そして、FAパイロットたちはこう呼ばれた、武士と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 00:45:37
44177文字
会話率:26%