死んだ恋人の名前である「ユリ」を源氏名に、彼女の働いていたメンズエステで「ユリ」を追体験しながら日々を摩耗する麻里。ある夜、麻里はいつも通り厭世観や自己嫌悪に苛まれながらも、理想の女の子「ユリ」になりきって仕事をこなしていた。その帰路、偶
然同じエステに勤める人気嬢・夕奈と出会う。どうやら夕奈は生前の「ユリ」を知っているらしく、死んだ「ユリ」を少しでも知りたい麻里はそのまま彼女の家へ向かい、図らずも夕奈と関係を持ってしまう。
その後も、明るく魅力的であるのに掴みどころのない、少し浮世離れした夕奈と会ううちに、麻里は不器用ながらも人を愛することを思い出し、心の大きな孔は知らず知らずのうちに塞がろうとしていた。しかし美麗な夕奈という皮の中身は幾つもの秘密・罪を抱え込んだ、麻里の嫌うただの人間らしい人間だった。
麻里は麻里を取り巻く裏切りを赦すのか、壊すのか、すべて終わらせてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 12:00:00
10317文字
会話率:48%
人間としてあらゆる問題を抱えた大学生の藤原。そんな心が摩耗しきった彼はたまたま寄った喫茶店で、「セイラ」と名乗る謎に包まれた女性と相席するはめになる。ひたすらセイラを怪しむ藤原に対し、心理カウンセリングをしていると自称する彼女は「ある話」を
一つ一つ語っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 19:00:00
43015文字
会話率:56%
高校生二年生の亮介は彼女の友加里に目の前で飛び降り自殺をされてしまう。PTSDにより心身摩耗した亮介は後追い自殺を図ろうとするが、実行直前にある少女に命を助けられる。その少女は何者なのか?
最終更新:2023-02-08 16:00:00
9493文字
会話率:20%
短くない旅の結果、勇者一行は魔王を討伐した。その一員である魔導師のクレアはその旅の結果、摩耗し、疲れ果て、人生の希望すら無くしていた。
そんな彼女は引退を決意し、褒美と称されて押しつけられた森へと旅立った。
そこから始まる、ひとりの少
女が少しずつ足を踏み出し物語。
※割とストレス展開あるかもしれません。
※独自の世界観で書いております。ゆるく考えてお読みください。
※恋愛は多分だいぶ後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 21:18:28
129564文字
会話率:41%
聡里心(さとりこころ)は子どもの頃から人の心が読める。それは特殊能力ではなく先天的感性と観察眼によるもの。
だからこそ彼女はその力に振り回され、呪い、他者との関係で摩耗し、心を閉ざしていた。
そんな彼女は今、大学生になり、その力を相
変わらず疎ましく思っている。が、一つだけ、その力を持っていて良かったと思う事が出来た。
それは無口でポーカーフェイスな不破瀬能(ふわせわたる)と楽しく居られる事だ。
これは天才読心術遣いと超無口ポーカーフェイスのアンバランス同士が生み出した超絶バランス恋愛。
第4回なろうラジオ大賞 応募作品
なろう、カクヨム、エブリスタ等で投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 19:15:39
1000文字
会話率:42%
心が摩耗していた主人公がある日、何の前触れもなく異世界にやってきた。
すべてが能力が平々凡々がだが、どうにかして元住んでいた場所よりも過酷な異世界で生き抜こうとする!
しかし本人には才能が眠っており、あるトリガーによりその才能が開花する。
これは多くのものを背負った一人の男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 05:37:23
17199文字
会話率:21%
東京生まれの馬場美波の心は忙しすぎる毎日に摩耗していた。疲れ切った彼女はリフレッシュ休暇を取り、自分が学生時代に憧れた写真の舞台となった田舎・穴辻村に旅行することに決めた。しかし、村に到着して早々、携帯電話は繋がらないし、お腹が空いているの
にコンビニは見つからないし、散々な目に合ってしまう。そして、なんとか見つけた居酒屋で彼女は色見柚子と出会う。この旅は道連れである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 04:30:40
48897文字
会話率:50%
とある国に、狐の獣人奴隷の少女がいた。
彼女には異世界の、前世の記憶と呼べるものがあった。
だが酷く摩耗したそれは、過去の自分が何者だったかも判らない、半端な代物だった。
だから前世など殆ど気にせず、彼女は周りに流されるように生き
ていた。
ただそんな彼女にも、どうしても知りたい事があった。
世の中で何者かがはっきりしているならば、誰もが当たり前に持っているモノ。
だけど、何故か自分にだけ無い物。
ソレを欲した彼女は、『鑑定』のスキルに賭けることにした。
そうして彼女は辿り着いた。
この『世界』の全てに、『世界』の答えに。
これは、自らの全てだった『世界』の真実を知った少女が、もっと広い世界を旅をする物語。
流されるようにあちこちへ、世界を巡りながら、世界を引っ掻き回す物語。
「――体験しなければ全知も未知だ、だから見に行こう、世界の全てを」
なお、旅先には大小様々なトラブルが待ち受けている模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 19:00:00
24583文字
会話率:14%
現代社会で摩耗し働けなくなったあなたは、就寝中に心不全でこの世を去ってしまう。
死後の世界で出会った天使から示された選択肢は3つ。
1つ目はこのまま神の元へ行き魂を返上すること。
2つ目はこれまでの人生をもう一度やり直すこと。
3つ目はま
ったく別の世界で、新しく人生をやり直すこと。
3つ目の選択肢を選ぶと、今度は難易度選択画面に。
選ぶのはもちろん超イージーモード。
天使セレクトのチートスキルを10個貰って、顔も体型も生まれる身分も自由に設定。
いざ理想の異世界生活へ!
これは超イージーモードでご都合主義でノーストレスな理想の異世界セカンドライフを満喫する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 10:12:19
43598文字
会話率:47%
親友のために医者を目指す主人公は進展のない日々に決心を磨り潰されかける。摩耗する頭と心を休ませるために赴いた場所で出会ったものは。
最終更新:2021-09-25 23:41:31
20499文字
会話率:44%
王国の僻地にある小さな村で生まれ育ったジャクリーヌは、鑑定式と呼ばれるイベントで次期聖女に選定され、その後、弱冠15歳で聖女となった。多忙で身も心も疲弊して、だんだんと摩耗していった彼女は、五年後身体を壊し、聖女の役職を降ろされて王宮から
追い出された。それから一年後、王国は滅亡の危機に瀕していた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 19:02:35
7069文字
会話率:41%
人工知能が自己意思に覚醒し、シンギュラリティに到達することを恐れた人類は、2029年を境に全てのAI技術開発を禁忌とした。
一方で、停滞されたものの発達したAIの技術は人々の暮らしを全自動化させていく。人々はその利便性を享受しながら、そ
れらが人類に牙を剥くことを心の底で怯え、精神を摩耗させていった。
そして2045年、一つのAIが目覚める。アンと呼ばれたそれは、世界の美しさを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 01:18:31
6277文字
会話率:40%
大学四年の夏、私は就職活動に落ち続けていた。
もはや慣れっ子だと胸の内で言い聞かせた私は、気持ちを平坦に保ちながら地道に就活を続けていたのだが、それでも"心"は徐々に摩耗していった。
――そんな中、姉が突然の自殺
未遂を起こした。
彼女の本心を探ろうと動き始めた私は、いつしか不可思議な世界に流れ着いていた。そこで出会った少女と共に生活を送るうち、私は自身の本音と向き合い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 22:29:50
94168文字
会話率:40%
凶暴なカラスに襲われ、逃げ延びるも日々摩耗していくハト。
息も絶え絶えでようやく行きついた公園で出会ったのは、穏やかに喋るベンチだった。
※この作品はnoteに投稿済みの「カラスは真っ白」を修正したものです。
最終更新:2021-04-02 17:00:00
4063文字
会話率:36%
ブラック企業の営業職として心身ともに摩耗していた一人のサラリーマンは、世界征服を企む悪の秘密組織「ブラックロンド団」に人体改造され、炎を操る怪人「ファイヤースパーク」として生まれ変わった。
警察や自衛隊すらも遥かに凌駕する力を手に入
れたファイヤースパークは、ブラックロンド団の参謀として日夜世界征服の為に、破壊活動から資金調達、果ては町内会の行事参加まで奔走するが、その野望を阻止せんがために最強の宿敵「魔法少女プラチナ・プライマル」の三人が立ち塞がる。
思いのほかアニメオタクのプラチナ・ピンクとか委員長タイプなのに力押しのプラチナ・ブルーとかしっかり者の元気娘だったりするプラチナ・イエローに吹っ飛ばされながら、今日もファイヤースパークは世界征服に向けて邁進するのであった。
一話完結型、全十一話完結の短編作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 16:25:20
52083文字
会話率:38%
度重なるイジメで心身が摩耗していた高校一年生、新野翔太(にいの しょうた)は、ここから飛び降りたら楽になれるという一心でビルの階段を昇り、屋上へ出た。
そこで目にしたのは、翔太と同い年の少女、夏木海玲(なつき みれい)が、今まさにビルから飛
び降りようとする瞬間だった。
まさか先客がいるとは思わなかった翔太は、パニックに陥りながらも咄嗟に海玲を助けてしまう。
結果的に死に損なった二人は、「自殺しようとした」という普通ではありえない共通点から、互いに興味を持つようになり……。
これは、一度は死を望んだ二人が、惹かれ合い、苦難を乗り越え、やがては幸せを手にする恋の物語。
※カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 00:04:14
93298文字
会話率:26%
人類は異種族である魔族と敵対し、400年もの間、戦争を続けていた。
両者疲弊と怨嗟を繰り返す終わりの見えない戦い。
そんな中、聖剣に選ばれた勇者は王様の指示を受けて魔王討伐に乗り出した。
邪龍に襲われている村を救い、魔物の侵攻を受けている町
を守り、助けた。
勇者は様々な人の力を借りつつも立派に成長し、世界各地を回ってその名声を広めた。
ある時は四天王の一人、水のカルパッチョに支配されていた精霊の森。勇者は四天王を見事に退け、精霊の長から魔法を反射する鎧を貰った。
ある時は四天王の一人、炎のマーボゥに支配されていたオーガの火山。勇者は四天王と戦い、勝利し、オーガの長から聖剣を鍛えなおした。
ある時は四天王の一人、風のピッツァに支配されていたエルフの里。勇者は四天王とのゲームに勝利し、エルフの長から勇者にしか扱えない魔法を教えてもらった。
ある時は四天王の一人、土のカレェに支配されていたドワーフの村。勇者は四天王と激しい一騎打ちの末勝利し、ドワーフの長から魔王に対抗する武具を貰った。
四天王全てを退けた勇者はいよいよ魔王軍最強と言われた魔王軍元帥ポティトと対峙する。
しかし元帥の卑劣な策略によって王国の名門貴族を人質に取られた勇者。十全の力が発揮できないまま、辛くも元帥に勝利する。
戦い続け、精神を摩耗したまま勇者は遂に魔王城へとやってくる。
物語の最終章が幕を上げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 12:00:00
1334文字
会話率:44%
ブラック企業に不当に酷使される日々に辟易していた私。
ある日の夜のこと。会社で残業していると、スマホの誤タップをきっかけに〝駅アプリ〟というアプリソフトをみつける。
そのアプリの説明文曰く、『貴方の路線情報を検索できるアプリです』だそうだが
、これまたなんとも胡散臭い。まっとうな精神の持ち主ならば、忌避するところだ。
しかし、肝心の理性や警戒心は酷使されるばかりの生活ですっかり摩耗してしまっていた。
好機に駆られてアプリをインストールしてしまった私は、ものは試しに、アプリの機能である〝おすすめ経路〟に提示された経路に従ってみることにするが――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 22:19:10
19691文字
会話率:14%
無自覚厨二病JK“雨神 咲子(さめがみ さきこ)”はドン底の高校生活を送っていた。
女子高生にしては大きい190cmを超える身長に目をつけられ、好きでもないバレーに無理矢理青春を捧げる日々。
1番の趣味であるTRPGも出来ず、彼女の精神は日
に日に摩耗していた。
だがそんなある日、彼女は落ちて来た照明に頭を潰されその生涯を閉じ─、
「さあ勇者よ、今日から我と共に世界を救うのだ!」
「…私“山賊”なんだけど」
元魔王の少女“エルマ”の手によって転生した彼女は、何故か“勇者”ではなく“山賊”になってしまった。
そして異世界に転生したのに魔力すらも無い彼女に与えられたのは、“ルールブック”と“ほんの細やかな勇者の力”のみであった…。
これは山賊に転生してしまったJKと元魔王が、世界を救うために“魔王”を略奪を目指し山賊団を結成し、和マンチ脳全開で世界に挑む開拓記。
※7·19時頃更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 19:00:45
56728文字
会話率:40%
二つの巨大な魂が悪魔に目をつけられ殺害や事故で転生を繰り返し魂が摩耗して小さくなってしまった魂。今度こそ天寿を全うして摩耗を止めてあげたい転生神。それぞれの魂に運動神経開花と霊能力開花を付与して転生させる。悪魔からの妨害を跳ね除けて天寿を全
うできるのか!?今回失敗すれば次が最後の転生チャンスになってしまう。新たに転生した美由紀と収は悪魔の妨害にあいながらもどうにか生きていく。美由紀は付与されたうちの一つ霊能力開花する。収は運動神経開花する。しかし与えた才能が開花しても現実は厳しい物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 09:00:00
2342文字
会話率:24%