彼女の名前はミコ様。
本当はもう少し長くて威厳に溢れる名前をしているんだけど、ミコ様って呼ぶ方が可愛いし、彼女にとっても似合うから僕はそう呼んでいる。
誰にも知られずにひっそりと廃れていく山奥の社で、存外に俗に塗れて暮らしている彼
女だけれど………こう見えても歴とした狐の神様。
つまりはお稲荷様だ。
小さな僕を見つけ、保護し護ってくれた彼女に僕は当然の結果として惚れ込んでいて──つい最近お互いの想いを打ち明けて、身も心も重ね合ったばかり。
それはもう、ケモノのごとく交わりあい、愛し愛されイチャイチャと過ごして来たのだけれど。
やっぱりと言うべきか、当たり前だと言うべきか。
ミコ様は僕の子を孕んでしまった。
いや、『しまった』と言う言葉は不適切だろう。
愛しい愛しい僕のミコ様のお腹の中に、僕らの愛が実ったのだ。
当然僕は喜んでいる。あんまり感情表現が得意じゃないから勘違いされるけど、こう見えてとても興奮しているし喜んでいるんだ。本当だ。
そんな僕らは、人間と神様と言う関係である以上様々な障害を抱えている。
それは生きていく時間であったり、俗世との繋がりだったりと、考えるだけでも面倒なモノがどっさりだ。
だけど僕はくじけない。
愛する妻と生まれくる子供のために、僕は全力で責任を全うするだけだ。
これはそんな僕らの慌ただしくも退屈しない、幸せな毎日の物語。
僕が人間から…………『神様』へと至る、数年間の物語。
もしアナタがお暇ならば、どうか僕らの惚気話に付き合って欲しい。
え、ただの自慢だけど?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 16:00:41
23576文字
会話率:39%
人間と神。交わるべきではなかったふたつの存在。
ならば。
その間に生まれた私は、生まれるべきではなかったの?
今日もリノヴェルカは問い続ける。びょおお、びょおおと風の音。彼女の周囲で風が泣く。
泣かないで、と慰めてくれたあの人、
――私は。
伝い落ちる涙を、止めてくれる人は、もう……。
――私は、ひとりぼっちだ。
悲しみの風はアルティーラの台地に吹き、辺り一帯を凍らせた。
人と神との間に生まれた娘の歩む、数奇な運命のお話。
※この作品は、
http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=20161
及びpixiv
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 20:00:00
24941文字
会話率:35%
色々な神様がいる世界で、人間と敵対する神に立ち向かう人間と神の器の主人公ツミチハ。多くの天災を乗り越えながらも人助けをするツミチハの目的とは?
人間と神が繰り広げる!頭脳戦略超能力アクション!
最終更新:2020-03-18 02:00:00
19848文字
会話率:26%
そこは人間と神様が存在するセカイ――。
日本のとある街、神尾市に住む高校生――有坂洋一。剣道くらいしか特に秀でた才能がない彼は、友人や家族と普通に暮らしていた。
しかし、そんな洋一の前に突然現れたギリシア神話の女神アルテミス。
しかも学
園にまで転校してきて、ひとつ屋根の下で暮らす羽目に!?
さらに妹のクラスには勝利の女神ニケがおり、神様に囲まれた学園生活がスタート!
人間と神のギャップに苦労しながら――なんてことはなく、案外普通な生活を送りつつ、少しドタバタな日常が繰り返されていく。
◇◆◇◆◇◆
※少しでも興味を持っていただいたら、感想やブックマークをして頂ければ執筆活動の励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 16:22:53
200688文字
会話率:41%
この物語は、食べられてしまう系です。
主人公のアップルは、意地悪な家族、学校のクラスメートから迫害され、自分に自信のない、ドジっ子、ダメっ子、使えない子、いらない子でした。
ある時、神様が世界を滅ぼそうとする、邪悪な人間を滅ぼそうとし
ます。神様は、遊んでいたチェスの駒に命を与え、12体の神の使徒として地上の浄化に乗り出しました。
もちろん冴えないアップルは、家族やクラスメートに見捨てられ、神の使徒に食べられてしまいます。そこでアップルを食べた神の使徒ジュライと運命の出会いを果たし、本当の友達を得たアップルは愛を育んでいくという、人間と神の使徒の物語である。
この物語は、10万字完結で窮屈な展開になるのは、お約束なので、最初から神の使徒3、4体で抑えて、残りの8体の神の使徒の個性は考えないでいこうという素敵な構成です。
あとは、NHKの朝ドラ特番でありましたが、主人公が真面目だと、話が長いので視聴者が飽きてしまう。ということで、毎回、朝ドラの主人公は、海に飛び込んだり、流行語大賞を狙ったり、ふざけた設定とのことでした。
今回は、頓挫しない限り普段通り真面目に書きつつ、おふざけ設定、ドジっ子、ダメっ子、使えない子、いらない子を作成。本音は、こんなものでいいのか? ですが、人気アニメや、ヒット作は全部そんなんばかりだな~というのが答えなんだと妥協。もっと、ふざけなければいけない。
スランプ時ではないが、久しぶりに紹介文を書いた気がする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 05:24:37
100461文字
会話率:71%
―――――かつて
ヒトは神になろうとした。
しかし「制空権」「核」「超能力」「魔法」という神の所業を成し遂げる度に、いつの時代もその全てを神々によって滅ぼされる運命を辿ってきた。
神々は憤怒したのだ。
ヒトの文明が進化する度に
神への信仰心が薄まる事を。
それでもヒトは何度滅ぼされようとも2000年ほどで文明を再構築し、再び神に近付こうとする。
神々は恐れた。いつかこの玉座をヒトに奪われるのではないかと。
ヒトは新たな力を得る度に大罪を犯し、神々はヒトが自らの足元に迫るたびに無差別な死を与え大罪を犯す。
そんな神とヒトとの一万年にも及ぶ戦いに、セカイは落胆し【ある決断】をしたのだった。
―――――そして、
伍巡目の世界。ついにヒトは神の力を得る。
「戦神」
それはヒトが神々の加護をその身に宿し、操り、運命に抗える力。
しかし、それと同時に神がヒトの身体に干渉できる力でもあった。
セカイは終わりのないこの争いを治める為、与えたのだ。互いに断罪できる力を。
―――――人間と神。
「セカイ」を求めた最期の戦いが、今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 06:33:54
40757文字
会話率:44%
人里離れた所に住んでいた人間と神族のハーフのシャル。
彼女は友達のハク(プラチナウルフ)と共に人間の住む地へと旅へでた。
最終更新:2018-10-30 17:32:57
9810文字
会話率:36%
ーーヒロイン。大袈裟に言えばこの世を変える事が出来る、否、変えたのだ。だがそれは歴史には残る事は無かった。一部の間では伝説、そして人類の大概はあの出来事を知らないーー
天才プログラマー杉田悠一が発明したのは、世界に存在する全
てのアニメのヒロインを具現化出来るという夢のあるもの。実際のところ自分を優越感で満たすためだけであったのだが......。そんな悠一はこのマシンを全国に売り飛ばす前にオリジナルのヒロインを創作し、理想の彼女を作り出す。
彼女との出会いを通じて気持ちの在り方や人間関係などの在り方を見直す悠一。そして、ある日急にお前は神だと言われさらには神々を討伐してこいと......
舞台は各地を巡り、満身創痍になりながらも戦い続けるーーーそんな彼らに待ち受ける驚愕の真実とは?
人間と神の両方を持ち合わせる悠一と、悠一に忠実な美少女具現化ヒロインが贈る青春ラブコメ&難しい人間関係?否、神々関係のお話。
果たして悠一に青春は来るのか?そして明日は来るのか?
「俺は君をーーーー殺す」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 07:10:02
84588文字
会話率:48%
今日も、お狐様の二本の尻尾はもふもふだ。(本文より)
ちょっとまぬけなお狐様(神の使いの狐。外見は白狐。もふもふ尻尾が二本ある。多分女子。陽気な性格で人間大好きだが人間には変化できない)と真面目な千田千人さん(人間と神狐のハーフ。男子。天
涯孤独の会社員)の特に何も起こらない平和な日常。人によっては悲恋だと思われる要素があるかもしれません。
剣も魔法も異世界も出てきませんが、多分ファンタジーです。もふもふは正義。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 03:00:00
8307文字
会話率:46%
刀剣乱舞の二次創作です。主の名前など出てきます。苦手な方はご注意ください。
とある女審神者と刀剣男士、人間と神はどう関わっているかがテーマです。
作者独自の考えも含まれます。
それでもいいかなって方はお進みください。
※作者がこんな本丸あ
りなんじゃね?って思ったのを妄想して書いているので、似ているようで、異なる本丸が存在します。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-28 17:15:25
37609文字
会話率:38%
これは、元人間と神との戦いの物語である。
神は天使を創り、次に人間を創った。
神は天使を愛し、人間も愛した。
だが、その神の考えに反する者もいた。
全ての天使をまとめる大天使長ルシフェル。
神と同等に話せる唯一の存在。だが、そんなルシフェル
の眼に映るのは愚かな姿の人間。
そんな人間をなぜ神は愛するのか・・・
次第にルシフェルの心に怒りが宿り、神に戦いを挑み、自分が神になろうと考えた。
その戦いは長きに渡ったが、ルシフェルの力は一歩及ばず神に敗れ、地獄へと叩き落されたのだった。
しかし、神に敗れたルシフェルは地獄で傷を癒し、また神に戦いを挑むことになる。
そんなルシフェルを止めるのは後任の大天使長ミカエル?
いや、違う。人間だ。しかも史上稀にみる殺人鬼、ライラス・バートンだ。
「悪には悪で」
そしてライラスの教育係に任命されたのは死神のキル。天界きって武術の達人だ。
キルに伝授されたクリエイティブワールド(創造したことを具現化する能力)を駆使して
様々な悪魔と戦い、成長し、ルシフェルと対戦することになるが・・・・
ラストは誰も想像もつかない展開に・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-15 20:00:00
208385文字
会話率:39%
これは[人界][天界][魔界]の3界から成る世界で最強に成り上がる主人公が率いる人間と神と悪魔の物語。
人間は天使と契約する事で能力を手に入れることが出来るような世界で、主人公である神場昴ももちろん能力があった。能力の種類は炎系、水系、地
系、空間系などがある。しかし昴が所有してる能力は、ありふれた回復系能力であった。 ──あの日まで。その日、昴は声を聞く。「お前、力が欲しくないか?」その声はまるで自分の中から聞こえてくるような感覚…そんなものがあるような不気味な声だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-17 23:05:32
434文字
会話率:50%
昔々、まだ人間と神々が共に暮らしていたヤマトの国でのお話。
「二ノ姫ヲ東に向カワセロ。アレノ夫トナルベキ男ガイル」
氏神の託宣により、突如東国に嫁ぐことになった12歳の少女・サクヒメ。しかしどうやら婚家は嫁取りどころではないらしい。未来
の夫となる少年を救うため、一路東へと向かうサクヒメとその一行だったが、道中さまざまな異変に巻き込まれてしまう。果たしてサクヒメは無事に夫のもとに辿り着けるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 01:08:05
23091文字
会話率:56%
1925年3月、沖縄北部でその事件は起きた。化け物が住むと噂される漁村宇賀那(うがな)、その周囲の村が次々に何者かに襲撃されたのだ。事態を重く見た軍は部隊を派遣するが、そこで彼らが見たのは魚と人間とカエルを掛け合わせたような不気味な怪物の
大群と、悍ましい不定形の塊だった。化け物たちは軍に容赦なく襲い掛かる。さらに事件の裏側には、太古からの恐怖が隠されていた。出撃した日本陸軍部隊の運命は?
クトゥルフ神話と言うよりは架空戦記、戦闘がメインです。人間と神話生物が正面から戦う話なので、普通の神話作品が読みたい方にはお勧めできないかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 21:49:55
121952文字
会話率:38%
人間は本来、この地球において、通常思われている以上に素晴らしい存在である。人間誰しもが神々に愛され、その恩恵を受け取っている。この、庭園での物語は、人間と神々との、声にならない至福の対話である。
最終更新:2016-01-31 08:19:16
6617文字
会話率:0%
人間と神様が共存する世界。
誰が人で、誰が人ではないのか。
もしかしたら、好きになった人は神様かもしれない。
主人公である柊 桃季(ひいらぎ とき)は、
神様に恋をしてしまった結果、人間としての生を終わらせた。
そして、神様としてこの世界
に戻ってきたのだ。
「 守ってあげられなくてごめんな。 」
後悔と罪悪感に苛まれた彼の神様としての未来は、希望か絶望か。
さぁ。彼は今、何を思う?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-19 01:06:17
2090文字
会話率:48%
フェアリーは、主に妖精と訳され西洋の神話や伝説に登場する、超自然的な存在、人間と神の中間的な存在の総称。
人とも神とも違う性格と行動は、しばしば気まぐれと形容される。
名前はラテン語で運命を意味する「Fata」という言葉に由来する。
説によっては元々は神の使いであったともされている。
~~ウィキペディアより抜粋~~
西洋だけじゃないんだよ! 日本にもいるんだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 16:44:39
2495文字
会話率:2%
〈心にも あらでうき世にながらえば 恋しかるべき 夜半の月かな〉
人間と神様と月と太陽の話。
自分にしか見えない世界で、自分にしか聞こえない悲嘆があるのであれば、他に誰が手を差し伸べるというのか。
キーワード:
最終更新:2015-08-23 00:55:22
7272文字
会話率:40%
神々の争いにより、神界は人間界と融合してしまった。
その争いが終結したのちに神々は新たなる神界を作り、人間と神との関係はまた途絶えたと思われた。
しかし、今でも人間界では神界と混ざりあったせいか新たな神がこの世界に産まれているのであった。
その神々は人間に力を与えるとともに人間憑き、共生しているのであった。
そんな人間達を専門的に育成する高校、『神人学園』
この出来立てほやほやの高校での異能バトル系青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-03 16:26:00
8254文字
会話率:54%
理想を求める人間と神、主人公は運という力が少ない、だから彼は日常を求める。
これは英雄伝、しかし醜い人間の欲望の物語。
最終更新:2015-03-30 19:53:32
3184文字
会話率:65%