大きく北と南に二つの巨大な大国が存在している世界。
その二つの大国を中心として世界は北の風の国と南の緑の国にゆるやかにわかれていた。
その北の風の国の中心である帝国の皇帝が突如、死去したことと、ある一人の英雄が北の王国に生まれたことで
、世界を巻き込む大戦争が始まる。
世界戦争を起こした若き英雄の目指しているものは、真の平和と人々が幸せに暮らせる理想の世界だった。
若き皇帝の名前はフィスカ。
そのフィスカには一人の弟がいた。
その弟の名前はセラム。
セラムは戦争を起こした兄、フィスカの意思に逆らって、フィスカの野望を止めるために帝国に亡命して兄と戦うことを決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 17:47:32
6451文字
会話率:3%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:51:00
513091文字
会話率:25%
大国の皇太子クライスに嫁いだ隣の小国の王女バーバラは結婚後僅か数日で逃げるように帰国した。
満身創痍のその姿に双子の妹ユーリアは彼への復讐を誓い、身代わりとなって彼の元に戻る。
だがクライスの秘密を知り、ユーリアの心情に変化が起こる。
一方
の皇帝のほうも戻った妃を疑いつつも心を寄せ始め、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:34:12
35524文字
会話率:23%
蛇香帝の正妃となった、田舎娘の菊花。
彼女は寒がりな皇帝をあたためる《皇帝陛下のあたため係》も拝命している。
重臣の裏切りによって朝廷は荒れに荒れ、なんとか立て直ってきた今日この頃。
菊花は夫である香樹から隣国である戌の国への訪問を提案さ
れる。
戌の国は、彼女が「おねえさま」と呼び慕っているリリーベルがいる国だ。
喜ぶ菊花だが、提案してきた香樹はなにやら浮かない様子で……。
訪れた戌の国で開催された舞踏会で悪口を言われ、戸惑う菊花。
香樹はそんな菊花の仇を打つために奮闘するけれど──。
その隙を狙うように、兎の国の王子が菊花に接近してきて……?
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※前作の『皇帝陛下のあたため係』は主婦と生活社様より2023年12月に書籍化していただきました。こちらは、その続編になります。未読の方は、ご注意ください。
『皇帝陛下のあたため係』
出版社:主婦と生活社
レーベル: PASH!ブックスFiore
イラストレーター:Matsukiさま
発売日:2023年12月20日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:10:00
101451文字
会話率:25%
天涯孤独な菊花は、新しい皇帝である蛇香帝の新たな後宮の花候補として、宦官の登月に見出された。
集められた女子たちは、これから女大学と呼ばれる学問所で、宮女に相応しい教育を施されるらしい。
学のない菊花は、タダで勉強が出来ると喜んだ。そん
なこと、貴族の娘しかできないことだから。
だが、そんな虫のいい話なんてなかったのだ!
新しい環境に慣れてきた頃、菊花は呼ばれた。
宦官は言った。「これは仕方のないことで、決してお前が選ばれたわけではない」と。
わけがわからないまま放り込まれた部屋にいたのは、今にも死にそうな顔色の美青年で……。
(あたためてくれって、どういうこと⁈)
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※同タイトルの作品を2022年4月まで掲載していましたが、公募の規約に則り削除しました。最終選考までいったのですが残念ながら落選となりましたので、さらに改稿したものを公開しています。
※この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 19:10:00
101151文字
会話率:24%
転生者であるオレはレトロゲームのRPG・ドラゴンズ・スターⅥの悪の帝国の皇帝になったみたいだ。
そしてオレがその世界で皇帝になる成人の儀で助けてやったのは氷の魔族の少女、チルド……名前が長すぎて覚える気にならんわ!! もういい、冷蔵庫と呼
んでやる!
オレは冷蔵庫の命を助けてやった代わりに彼女にオレに絶対服従の令呪を施した。
オレはこの世界で帝国皇帝として古代文明のロストテクノロジーの機械を使い世界征服を企んだ。
だが、兵士達の食糧問題などでなかなか敵国に攻め込めずに困っていた。
だから冷蔵庫に命令して食料を凍らせれば、軍をスムーズに進軍させる事が出来る。
オレが知る限り旧日本軍がアメリカに負けた最大の理由は、食糧不足による兵士の餓死だった。
だがこの世界で食糧問題を解決し、古代文明のロストテクノロジーを手に入れたオレが負けるわけがない!!
さあ、オレの異世界征服の覇業は今から始まるんだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:10:57
15805文字
会話率:27%
月下美人と称される公爵令嬢と氷の皇帝の恋愛談です。
出会いは幼少期、庭園で出会いました。
魔法がある世界です。ただただイチャイチャな雰囲気のお話があっても、、
よいと思いませんかっ??
わたくし受験生ですので投稿はしばらく不定期とさせて頂き
ます!T_T
言い回しがくどいと感じる場合があるかもしれません!
※合わないと感じた場合はどうぞ心のままにバックしてください!
そしていつかあなたを満足させられる作品を書けるようにがんばります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:47:34
22446文字
会話率:31%
主人公のレーナマリアは、西の小国エルトネイル王国の第1王女。エルトネイル王国の国王であるレーナマリアの父は、アヴァンジェル帝国との争いを避けるため、皇帝ルクスフィードの元へ娘を側室として差し出すことにした。「側室なら食べるに困るわけでもない
し、痛ぶられるわけでもないわ!」と特別な悲観もせず帝国へ渡ったレーナマリアだが、到着してすぐに己の甘さに気付かされることになる。皇帝ルクスフィードには、既に49人もの側室がいたのだ。自分が50番目の側室であると知ったレーナマリアは呆然としたが、「自分で変えられる状況でもないのだから、悩んでも仕方ないわ!」と今度は割り切る。明るい性格で毎日を楽しくぐうたらに過ごしていくが、ある日…側室たちが期待する皇帝との「閨の儀」の話を聞いてしまう。レーナマリアは、すっかり忘れていた皇帝の存在と、その皇帝と男女として交わることへの想像以上の拒絶感に苛まれ…そんな「望んでもいない順番待ちの列」に加わる気はない!と宣言すると、すぐに自分の人生のために生きる道を模索し始める。そして月日が流れ…いつの日か、逆に皇帝が彼女の列に並ぶことになってしまったのだ。立場逆転の恋愛劇、はたして二人は結ばれるのか?
➡️登場人物、国、背景など全て架空の100%フィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 08:21:32
52441文字
会話率:53%
輝鑑読みの講談師、語るに曰く――。
時は太陽暦に直して二千百四十二年。但馬に稀代の英傑が生まれようとしていた。
男の名は、垣屋続成。彼はのちに大陸の皇帝にまで上り詰める伝説の大英雄であった。
だが、その続成とて当初から英傑であったわけでは
ない。彼もまた、幼少から無敵の軍神というわけではなかった。
だがそれでも、彼は最強と言いうる名将であった。
今宵は、彼の前半生を彩る一級史料を紐解いてみたいと思う。
その、書の名は「輝鑑」。自叙伝に近い体裁を取ったその書は、公的記録であると同時に、一級史料に相応しいだけの確たる反証を受け止められる名著である。何せ、ツッコミどころが物語という体裁を取ったことと続成特有の方言は多少なりとも誇張されているのではないかというところだけであったというのだから、推して知るべしである。
そしてこの輝鑑に乗せられた垣屋続成の前半生は、おおよそ現在の我々からは知る術のない、波乱に満ちたものであった。齢八十を超え、畳の上で死したとは到底思えない、危難の連続であった。
それでは皆様、お立ち会い。初代富良東皇帝にして、かの伝説の聖君の一生を語ろうぞ!
〽とざい とーざい これに口上を勤めまするは神前成潔なる者にて候 とざい とーざい……
※当作品は、ノベルアッププラスにて一度完結した物語の改訂版です。
※当作品は、本HP[小説家になろう]の他にKADOKAWA様のHP[カクヨム]にて同時掲載されております。
※当作品は、だいぶ前(だいたい7年以上は前)に公開した、「播州公書記」という作品の正統進化版と位置付けております。「播州公書記」は一度なろうさんを退会した関係上閲覧できませんが、よしなに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 04:30:00
145762文字
会話率:58%
エンドニア帝国の皇帝グルテンは、飲むと『記憶を失い、再び目覚めたとき初めて見た人間に全ての愛情を捧げる』秘薬を入手。
サイタミア王国の第一王女プリンタルト姫を手中に収めるため、彼女に秘薬を飲ませようとするが、ひょんなことから、プリンタル
ト姫と彼女と犬猿の仲で美人だが超性格の悪いカナーギア王国クリームタルト妃に半分づつ飲ませる羽目になる。
二人の女性は秘薬のせいで記憶を失い、お互いを愛し合うようになるが、果たして本当に世界に平和は訪れるのか、それともその結果は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 11:58:42
7032文字
会話率:34%
無敗の皇帝ユリウスは戦場のさなか、敵軍の司令官に一目惚れする。
後に同盟が結ばれ戦は終結。敵の司令官であった少女と再び顔を合わせるが少女は一筋縄にはいかない性格で、ユリウスは仲を深めようと奮闘するが……。
冷酷非情とは名ばかりのへたれ皇帝が
少女の手のひらの上でころころ転がされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 08:50:38
94500文字
会話率:38%
【書籍化企画進行中】不幸だ異質な女子高生クルミは、ここではない異世界の前世の記憶を持っていた。魔力を持っていたクルミはそれを活かせないばかりか、それ故に両親からは気味悪がられるという不憫さ。
そんなどこか地球に馴染めずにいたクルミは、ある日
、前世でいた異世界にトリップしてしまう。
魔法具研究大好きな研究オタクだったクルミは、帰ってきたことを喜ぶ。親切な老夫婦に助けてもらい前世の分も幸せな魔法具生活を楽しもうとするクルミに降りかかる不運からの不運。
そんなクルミを助けたのはクルミを猫にしてしまう魔法具だった。
猫になったクルミを拾ったのは、なんと帝国の皇帝で……。
天使の皮を被った悪魔な皇帝にロックオンされたクルミは、いつしか皇帝の黒猫様と呼ばれるように。
逃げたいクルミは何度も脱走計画を練るも全て皇帝に笑顔で握り潰されてしまう。
クルミの幸せな魔法具ライフはどこへ行くのか。それは皇帝様だけが知る?
『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』の外伝。
この話単体で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 22:21:20
224576文字
会話率:40%
帝国の皇帝だったリーナは、史上最悪の悪女としてクーデターを起こされ、追放したはずの実の妹とその仲間たちの手によって処刑されてしまう。
死後の世界
そこに現れた二人の女神の慈悲により、チート能力を持って生まれ変わる──転生が約束された。
どんな能力でも手にする事ができ、思うがまま。
しかし、リーナが望んだのは、『男性』として転生する事。
全ては、──あいの妹を手にするため。
史上最悪のへんた──悪女は転生し、男爵家の三男『セリオス』として再び生を受ける。
これは、悪女が聖人(男)として転生し、最愛の妹と再び出会う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 21:07:46
39580文字
会話率:26%
平凡に生きていた1人のフリーターは逆恨みされた先輩に殺害されてしまう。
目を覚ましたら魔族が住まう魔界帝国の皇帝の皇太子「アンリマン・ドラグ=デモス・ドラガルフォン」として転生してしまった。
自分と同じ転生者がいることを知ったアンリ
は地上世界への旅を願い父である魔界大帝の許しを経て父から与えられた魔族と共に転生者を探すために人間が住まう地上世界へと旅立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 17:00:00
47625文字
会話率:37%
ロジャー王国の王家は代々金髪碧眼の者が多い。似た色合いというだけでもロジャー王国では優遇されることが多く、見た目重視の政策をとってきたロジャー王国は破滅の危機を迎えようとしていた。
破滅の危機を乗り越える手段はただ一つである。
長年敵
対してきた獣人帝国と同盟を結び、同名の証として王家の者を獣人帝国の皇帝に嫁がせるのだ。それ以外の方法はなかった。
「嫌ですわ!!」
ロジャー王国第三王女、セシリア・ロジャーは拒否の声をあげた。
長年敵対してきた相手の元に嫁ぐことに抵抗があり、なにより、セシリアは動物が大の苦手であった。そのような場所に嫁げるはずがない。
「セシリア。わかってくれ。お前以外に王女はいないのだ」
国王はため息を零した。
第一王女、第二王女ともに降嫁しており、すでに大公夫人や侯爵夫人になっている。妹の第四王女の婚約も幼少期から決まっており、いまさら、覆すわけにはいかなかった。
「でしたら、アレを使ってくださいませ!」
セシリアは声をあげた。
ーーこうして、獣人帝国の皇帝の元にヴァージニア・ロジャーは嫁ぐことになった。これは、祖国で虐げられてきたヴァージニアは獣人帝国で幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 10:20:00
18185文字
会話率:33%
約30年前。かつて、世界最強と謳われた民族 桂の一族の亡命を受け入れた東国は、「盗賊の国」と呼称されるほどに治安は最悪を極めた。
そんな退廃国家の衛兵隊には、東国の元第三皇女という特殊な遍歴を持った、香月と言う女性兵士がいた。
ある
日、とある理由から、来国した隣国の皇帝 来儀の専属護衛に選出された香月は、不服ながらも彼と行動を共にすることとなる。
しかし、その采配が、いくつもの思惑が複雑に絡んでいることによって成されていることを、香月は知る由もない。
『積年の恋心』『行き場のない家族愛』『一方的な友情』に、『託された願い』……それぞれの片オモイを紡いだ時、秘められた一つの真実に辿り着く、中華風ファンタジーなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:00:00
37458文字
会話率:50%
69億年前「ソラト」は、いくつかの恒星系を作った。
生命や魂の実験場として。
銀河を移動して生きる悠久の時の中、彼等は気づいた。
大きな過ちに。
彼らは、すぐに数億の恒星系を消滅させた。
しかし、恐れていたことが起きてしまった。
最後の一つの恒星系の第3惑星トリスタンで。
力を与えられ過ぎた創造物。
粘土から作られた生き物達。
それらは、自らを「アマト」と呼び、銀河の覇者である「ソラト」に成り代わろうとし始めた。
「ソラト」は天の炎で「アマト」生きたまま焼き、「アマト」は「ソラト」母艦ピットを惑星トリスタンに墜落させた。
「ソラト」と「アマト」の戦いは続く。
その末裔を通して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 01:29:29
2491021文字
会話率:23%
Aqui está a tradução adaptada para o japonês:
タマは、ユニコーン帝国の貴族の一人の娘です。この帝国では、約千年間も内戦が続いています。
彼女の父である大公は、「ハゲ王の三つ編み」と呼ばれる魔
法の王冠を求めて黒土のダンジョンへ遠征に出ました。その王冠は、伝説によると、それを手にした者が真の皇帝として認められると言われています。しかし、彼は遠征中に行方不明となってしまいました。
貴族たちの争いを避けるため、タマの母親は失われた魔法を使い、タマを帝国の最も遠い伯爵領である故郷に連れて行きます。その目的は、生まれた時から昏睡状態にあるタマのいとこの命を救うためでした。
儀式の後、彼女のいとこは不思議な様子で目を覚ましました。
多くの人々は、彼女が伝説の魔女となり、帝国を滅ぼすだろうと信じています。一方で、彼女こそが「ハゲ王の三つ編み」を取り戻す存在だと考える者もいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 11:48:29
7276文字
会話率:2%
成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。
皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。
だが驚くエフィニアが聞いたのは「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」とい
う皇帝の心無い言葉で……。
ならば結構です。別に私も陛下に愛されたいとは思ってませんのでご安心を。
祖国の安全のため後宮には入りますが、皇帝陛下はどうぞご自由に他の寵姫を愛でてくださいませ!
他の側室の嫌がらせにもめげずに、エフィニアは精霊たちと共にのびのびと後宮ライフを満喫する。
やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。
えっ、皇帝陛下が私を呼んでる? いつの間にか皇后候補に!?
私は静かに暮らしたいんですけど!!?
竜族皇帝×妖精王女の、異種族すれ違いファンタジー後宮ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 22:24:26
228330文字
会話率:32%
ある意味自業自得で命を落としたヤンチャ系男子高校生だが、中世ヨーロッパ風異世界の帝国皇帝の跡取りに転生した。しかしそれは、実はほとんど何の権力もない、名ばかりの皇帝だった……。
最終更新:2025-01-01 23:12:50
536193文字
会話率:42%
〝方やフライヘル、方やヘルツォーク。私達はあって然るべき壁を構築した。〟
ある日、前線の皇帝大本営より書簡が届けられた。
差出人は元帥閣下―――そして主人公の旧友だった。
※本作はフィクションであり、実在する歴史的事象、人物、組織、
国家、民族等とは一切の関係がありません。
※「架空の歴史をさも現実かの如く登場させる小説」みたいな所があります…。
※小ジャンルは一応「純文学」としておりますが……これが純文学であるか否か確証が持てません……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 02:20:36
2749文字
会話率:7%
王国のカティア王女は、兄の不始末の代償として、獣人族が住まう帝国の皇帝に嫁ぐことになった。
カティアを待っていたのは、冷酷無比な皇帝と彼に忠実な八人の公爵たち。カティアの兄のせいで一族の者を傷付けられ、彼女の悪い噂を信じる彼らは、ことあるご
とにカティアを馬鹿にする。
「皆さんのおっしゃるとおりですね。私は何の力もない、ちっぽけな人間ですから。偉大なる皇帝の妃としては全く釣り合いませんよね」
敵対するのも面倒なので、適当に八公爵に合わせるカティア。
けれど、彼女は絶滅したと思われていた古代種であり、誰もがその復活を待ち望んでいる最上位種の「魔女」だった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
117776文字
会話率:32%