アン・サンドバーグ侯爵夫人とマイケル・サンドバーグ侯爵は、子どもの頃からの幼馴染みである。しかし、ふたりはずっと憎しみあっているライバルどうし。ふたりは、親どうしが決めた結婚を強いられ、やむなく結婚する。そして、結婚後もかわらず憎しみあって
いる。結婚の際、アンはマイケルから「おれは、家名を傷つけない程度に好きなことをする。だから、おまえも好きなことをすればいい」と宣言される。結婚後、マイケルは王都にて宰相として活躍し、アンは王都にいるマイケルに代わってサンドバーグ侯爵領を管理している。しかし、王都ではアンは悪女として名高く、社交界で非難と嘲笑の的にされている。そして、マイケルには「まことに愛する人」の存在が。ふたりは、それぞれの仕事や私生活が忙しく、ほとんど会うことのないすれ違いの生活を五年以上もの間続けている。運命に縛られ、抗えないふたり。マイケルはアンを憎み、そしてアンはマイケルを憎む。たまに会ったとしても、アンと目さえ合わせないマイケル。そのマイケルに離縁をして欲しい、と言えないアン。
そんなあるとき、アンは隣接するバークレー公爵領で行われている不正を正す為王都を訪れる。そして、あるパーティーでマイケルが彼の「ほんとうに愛する人」と密会しているのを見てしまう。
愛のない結婚。憎しみあう夫と妻。
しかし、アンの心の底に封印されている真実は……。そして、マイケルの心の奥底の真実は……。
※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。タイトル変更するかもしれません。ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 20:06:03
71684文字
会話率:24%
伯爵令嬢のアリシアは半年後に結婚する予定だった。
公爵家次男の婚約者、ルーカスと両思いで一緒になれるのを楽しみにしていたのに。
ルーカスにとって腹違いの兄、ニコラオスの突然の死が全てを狂わせていく。
義母の願う血筋の継承。
ニコラオスの婚
約者、フォティアからの横槍。
公爵家を継ぐ義務に縛られるルーカス。
フォティアのお腹にはニコラオスの子供が宿っており、正統なる後継者を望む義母は
ルーカスとアリシアの婚約を破棄させ、フォティアと婚約させようとする。
そんな中アリシアのお腹にもまた小さな命が。
何があってもこの子を守らなければ。
大切なあなたとの未来を夢見たいのに許されない。
ならば私は去りましょう。
たとえあなたに選ばれなくても。
私は私の人生を歩んでいく。
これは普通の伯爵令嬢と訳あり公爵令息の、思いが報われるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 19:40:00
176508文字
会話率:29%
女性の女性による女性のための応援歌です。
平凡ですが、周囲に流されたり泣き言を言うだけではなく、意志の強さもある女性をイメージしました。
キーワード:
最終更新:2025-02-26 17:47:09
215文字
会話率:0%
「私、婚約破棄するから!!」
アーレン王国は魔法使いしか暮らせない国。魔力量によってレベル分けされ、それによって婚姻が決まっていた。
魔力量で決まった政略結婚に納得いかないアリシアは、アーレン王国から失踪する。
アリシアは気ままに旅をし
ながら、アーレン王国の王族問題を解決するために周りを巻き込みつつ、想いのままに突っ走る。
猪突猛進、少し我儘、我が道を行く……そして友達想いのアリシアは幸せになる為に思うがまま今日も行く。
冒頭の部分の婚約破棄は、される側ではなく、する側です。
水曜日と土曜日の週2日更新予定です。曜日は前後する事があります。
※作者独自の世界観があります。
※最後は私なりのハッピーエンドですが、それまでに主人公は、何度か失恋します。失恋耐性のない方はご自衛してください。
※R18になる様な性的描写はないですが、妊娠、出産の話もあります。苦手な方は注意を。
※結婚、離婚、暗い話、すれ違い等もあります。
※別作品の半端者〜のフィリアの母親の話になります。
誰とハッピーエンドかネタバレしたくない方は半端者〜はこちらを読み終えてからにして下さい。時間軸はこちらが先の話です。
※主人公であるアリシアは異世界転生、転移者ではありません。
※この世界の成人は16歳ですが、現実世界とは異なりますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 18:02:15
124305文字
会話率:21%
こことは違う世界。世界の始まりの神の庭アウラ。そこに主人公は生まれ落ちた。
大陸の大半を占める広大なヴァイデンライヒ王国の国境沿いにあるゲーアノルト山脈の裾野にあるクルゼ村。よくある辺境の寒村にいる村人達は皆、茶色い髪に茶色い瞳。しかし
その少女だけが白銀の髪に青銀の瞳。
彼女は村長一家の虐待から家出をし、しばらく白狐の友達と山で過ごしていたが、ある日村人達に捕まって奴隷として売られてしまうところから物語は始まる。
彼女には前世の記憶があった。決して幸せではない記憶。でも生きていくには申し分ない教訓。
この世界の不条理にはもう我慢がならない。
私は私の心に従う。邪魔をするならば容赦はしない。だからこれは……私の欲なの。
少女は何故転生したのか?何故前世の記憶があるのか?どうして家族に恵まれないのか?どうして人は誰かを愛するの?
敢えて空気を読まない不遜な幼女が“常識”に凝り固まった王国人達に波乱を巻き起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 13:00:00
896378文字
会話率:40%
エターナル・ファンタズム・レクイエムを1000時間以上プレイした藤本晴人は、このゲームのすべてを知っていた。
ヒロインのアリシア・フォン・エーデルワイスも知っていた。
モンスターも知っていた。
筋書きも知っていた。
そして、彼女の親友であり
、相棒であり、パーティメンバーの一人であることに満足していた。
彼はヒーローではなかったし、なりたくもなかった。
アリシアは世界を救うために奔走し、春人は縁の下の力持ちとして、細かい仕事を手伝ったり、時折サポートしたりした。
甘い取引だった。
その後、春人はゲームの世界にイセカイされた。
そして今?
彼は相変わらず、ヒーローとしての能力ゼロの役立たずの相棒だが、1つだけ不条理な特技を持っている。
ところで、この悪女たちはみんな頭がおかしい。
ある者は彼の死を望み、ある者は結婚を望み、ある者はその両方を同時に望む。
一方、アリシアは完璧な姿で世界を救い、春人は毒入りのラブレターをかわし、ロマンチックな死の罠から生き延びようとしている。
その時、私は衝撃を受けた。
私はもうただの相棒ではなかった。
私は、なぜかゲーム中のすべての悪女に恋される相棒だったのだ。
なぜかって?わからない。
静かな脇役のはずが、ノンストップの大惨事になってしまった。
実際のヒロインであるアリシアは世界を救うために力仕事ばかりしているのに、私は私を「真実の愛」と思っている人殺しの女たちのハーレムに取り残されている。
どうやって生き残ればいいんだ?
惚れ薬と毒の短剣をかわすのが唯一の仕事のような人生にどう対処すればいいのか?
はたして春人は、うっかり悪女と結婚して破滅することなく、悪女の集中砲火から逃れることができるのか?
はたまた、彼は史上初めて恋の病に倒れた相棒になってしまうのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 16:16:17
1137文字
会話率:25%
私は私は気持ちよく感じていたいだけ
キーワード:
最終更新:2025-02-21 14:56:56
244文字
会話率:0%
「ちがーーーーーう!!」
とてつもなく、その声はよく響いた。
「私がお慕いしているのはあんたらなんかじゃないの!勘違い野郎ども、消えろ!」
「え!?」
自分たちが選ばれること前提でいた攻略対象たち。
どうしてそんなに自分に自信があるの
かしら。顔がいい?だからどうした、そんなこと私には関係ないわ。
これは、恋愛シミュレーションゲーム『マジカル☆トゥインクル』といかいうところの世界、らしい。何だマジカルとかトゥインクルとか。
魔法が当たり前にあり、精霊もいるようなこの世界で、何故だかゲームとやらのヒロインになって(されて)しまった私、エリス。
攻略対象がどうとか、貴女の望んだものなら意のまま手に入るとか、やたら私に得をするよなことばかり言ってこられたし、何かよく分かんない知識が頭の中にドバっと入ってきた。
これを使えば、確かに色々と思うままなのかもしれない。でも、私が本当に欲しいのは……。
攻略対象とかいう王太子殿下、宰相閣下のご子息、ギルドマスター、色々な人が私にあれこれと迫ってくる。そうね、私を手に入れたらどうとか、って唆されたらしいものね、貴方たち。
私は私、誰にも私の気持ちを好きにさせたりなんかしませんとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 12:21:56
43250文字
会話率:55%
「転生してから200年、草ばかり食って生きてました。肉って美味しいね!」
メイデアの森に住むエルフ・ルルエティーラはある日唐突に前世の記憶を取り戻した。
そのきっかけは、頭を打ち、更に肉が焼かれる匂いを嗅いだせい。
200年草ばっかり食
って生きてきたルルエティーラは、禁断の(?)肉の味を思い出してしまったのだ。
「前世でも私はお肉大好きでした! お肉の調理法なら誰にも負けない自信がありました!
この異世界でどこまでできるかわからないけど、私は私の肉道を突き進む!」
有り余る魔法の才能を全て「肉を美味しく食べるため」に注ぎ込む、元日本人の変態エルフ、ここに爆誕――。
この小説はカクヨム様にも連載しております。
イメージイラストにAI生成イラストを使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:12:05
87242文字
会話率:37%
伯爵令嬢だと言うのに、両親も使用人も病弱な妹に構い切りで、私の事なんて放置して、殆ど居ないように扱う。
前世の記憶からすると、ここは恋愛小説の世界で病弱な妹はヒロイン。
だからといって、私がこんな扱い受ける必要ある? 無いよね?
!
いいわよ、そっちがその気なら、私が空気みたいなモブだとしても、私は私として生きるためにこの家を出ていってやる!
幸い、この世界には私の一番の推しである魔法伯閣下がいる! 彼と契約して、家出決行よ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 15:53:40
11722文字
会話率:13%
ソフィア・プリムローズは六歳の時に両親を殺されてから、助けてくれた騎士団長に保護されて暮らしていた。
高潔なランドルフ家は絵に描いたように幸せな家族。
優しい両親に見目麗しい兄弟。
その弟オーウェンに想いを寄せていた先、十二歳の時に蘇った前
世の記憶から自分の運命を知る。
浄化の旅の中で召喚された聖女と恋に落ちるオーウェン。
聖女への嫉妬に身を焦がし闇へと堕ちた先に待ち受けるのは、惨めな孤独死――。
運命を変える為に、心から大切な人がずっと笑っていられるように。
ソフィアは一人、抗うことを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 20:48:12
324647文字
会話率:44%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私は、ざまぁ回避のため、まじめに生きていた。
でも、ヒロイン(転生者)の嫌がらせがひどい!
彼女の嘘を信じた推しから嫌われるし。無実の罪を着せられるし。そのうえ「ちゃんと悪役やりなさい」⁉
シナリオ通りに進
めようとするヒロインからのハラスメントには、もう、うんざり!
私は私の望むままに生きます!!
⚠途中、視点が変わります。サブタイトルをご覧下さい。
⚠本編+番外で4万字ほどの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 07:20:00
42454文字
会話率:41%
私はクズ人間で、人の搾りかすのようなものです。
キーワード:
最終更新:2025-01-22 23:10:03
482文字
会話率:0%
私は愛しい人をどうしても護りたくて禁忌をおかした。
私は私の手で唯一愛した怪物を生んだ。
キーワード:
最終更新:2025-01-16 23:05:24
510文字
会話率:16%
前世って信じますか…?
ある日、オタク・腐女子として生きた前世を思い出してしまった私。好みドンピシャな王子のおかげで楽しい毎日を送ることができています!
でも、やっぱり異世界転生だから、一筋縄ではいかないですよね…。でも、私は私だから、
自分なりに頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 15:10:37
11981文字
会話率:34%
子どもの頃に父から性的な悪戯を受けたアニエスは、男性恐怖症に陥った。
学園を卒業後修道院へ入る筈が、母の再婚相手の都合で、ある侯爵家へ嫁ぐことに。
数年間だけの白い結婚でいいという条件だったため渋々受け入れた。
美貌の侯爵令息であるゾーイは女性嫌いで、男色の噂があったがそれは事実だった。
女性は愛せないと言ったゾーイに嫁ぐ日、ゾーイの同性の恋人シェリがそこにいた。
アニエスは夫と愛人シェリの三人での結婚生活がはじまるが······。
アニエスが自分の過去の闇から脱し、自分という存在を前向きに愛することができるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:07:21
28328文字
会話率:30%
「…頼む…早く自殺してくれよ…
…君が可哀想だ…」
私は私を憐れんだ。つまり―――いや、恐らく…彼女は私を憐れんだ。
私は最早、彼女が何たるかを知らぬのだ。
キーワード:
最終更新:2025-01-12 10:41:20
485文字
会話率:8%
前世でプレイした乙女ゲームの脇役に転生した私。だけど攻略対象キャラ達に言い寄るビッチ令嬢だった。勿論相手にはされないわ。自覚があるからもうそんな愚かな真似はしなくて済むと思いきや、私は世界の強制力で意に反して彼らに魅了される体質だった。貞操
を守るためにも強制魅了に耐える日々を送っていたある日、一人の聖騎士と出会った。彼は私の強制魅了を呪いだと断じ何と浄化してくれた。それからは事あるごとに彼に浄化をお願いしていたんだけど、近頃彼の様子がおかしい。私は私で彼への恋心を自覚して、これでは浄化が無駄になると危ぶみ冷却期間が必要だとしばらく会わないようにした。そんな最中私を疎んでいた攻略対象達に追い詰められて魅了発動で大ピンチ。そこを助けてくれたのは聖騎士の彼だった……な話。アルファポリス様にも同じのあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 15:00:00
28173文字
会話率:31%
私は死にたい。
なぜなら、私は私自身を受け入れれないのだ。
同時に自分に期待してしまう私もいる。
自分に期待したくない。
だから、私は全力で他人を羨ましがることにした。
自分の存在価値を無くすために。
私がこの世の中から消えてもいいと思
うために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 00:48:21
940文字
会話率:0%
「クソだな、この男」
それが、この小説を読んでまず思ったことだった。
司書の有希(ゆうき)が転生した世界は、大ヒット小説「ひとひらの雪」の世界だった。
しかも、絶対なりたくないと思っていた、アーマリア・フォレスト―つまり、主人公に転生して
しまったのだ!!
最後は死んでしまうヒロインに転生してしまった有希は、そのバットエンドを避けるため、離婚活動、通称離活をすることを決心する。
「『お前は私のものだ』!? 馬鹿なことを言わないでください。私は私のものです!!」
死ぬより怖い物はない、傷者? 社会的評判!?
そんなもののために死ぬわけないでしょ!!
ヒーロー蹴散らすお姫様、参上です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 07:17:17
80037文字
会話率:24%