【旅立つ青年とバレエを愛する少女の物語】
有宮沙羅(ありみやさら)は高校入学を控えた十五歳の少女。
フランス人の曽祖父をもつスタイル抜群な沙羅は悩みを抱えていた。
「バレエを辞めたい」と、言い出せずにいること。
その上、父の転勤が終わり
、五年ぶりに戻った我が家は、何かがおかしかった。
近所の子供から覗かれ、クラスメイトからは入学早々避けられる。
沙羅は原因を知る。留守中に家を貸した間借り人のせいだと。
彼と話をつけるために会う決意をするが……。
彼は天使のような笑顔を持つ優しい青年だった。
名前は塔ノ森結翔(とうのもりゆいと)。十八歳。
サンティアゴへの巡礼を夢見ていた。
優しい笑顔と声で沙羅を呼ぶ結翔。
いつしか沙羅は彼に心惹かれていく。……。
☆沙羅はバレエに復帰できるのか?
☆結翔はなぜ旅に出るのか?
二人の心情と沙羅の学校生活を通して、お話は進んでいきます。
お楽しみいただけましたら、ブクマ、評価★等いただけますと幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 18:58:48
468141文字
会話率:27%
僕は悪い人間。僕の周りには不幸な人がいる。
僕と関わる人は不幸になる。そう、僕は疫病神
僕は人間が嫌いで嫌いで大好きだ。時には馬鹿みたいに道を踏み間違えて
時には何もかも人のせいにして逃げる。
そんな人間のちっぽけな被害妄想が好きだ。
だか
ら、今日も僕は不幸を撒き散らす
そんな一瞬の人間の美しい醜さを見るために
僕の周りにいる人間たちは、みんな少しずつ壊れていく。
まるで精巧に作られたガラス細工に、僕という何かが触れてひびが入るように。
でも、それが楽しい。
その痛みと苦しみを隠しながら、笑顔で生きようとする人間の滑稽さ。
「僕がいなければ、この人たちはもっと幸せだっただろう」
そんな風に思うと、なんだか笑いが込み上げてくる。
誰かとぶつかるわけでもなく、ただ黙って観察する。
人間はみんな何かに追われている。
仕事、恋愛、家庭、夢。
「そんなもの、全部どうでもいいじゃないか」
心の中でそう呟くと、妙に胸が痛んだ。
僕自身も、追われているからだ。
でも、その追われているものが何なのか、よくわからない。
ただ一つだけ確かなことがある。
僕は、自分の不幸さえ愛している。
ある日、僕の目の前に現れた一人の少女が言った。
「君、本当は誰よりも救われたいんでしょ?」
その瞳には、僕の中に隠した闇と同じ色が映っていた。
彼女は笑っていた。僕が今まで見た誰よりも醜く、そして美しく。
その瞬間、僕の世界が少しだけ揺らいだ気がした。
それが始まりだった。僕という「疫病神」が、その正体を暴かれる物語の。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-29 15:22:16
2867文字
会話率:24%
SF×ラブコメ×学園×アクション×推理×かぐや姫!
未来からやって来た美少女によって、普通?の男子高生がSF現象や超能力者、未来人の抗争に巻き込まれていく――
平凡な怠け者高校生の相田周太郎(シュータ)は、転校生の竹本美月と出逢う。美月
は金髪で美人の未来人。タイムマシンの実験で過去に来たと言う。実験の不手際のせいで超能力が身に付いてしまったシュータは美月に協力して、様々なトラブルを解決していくが、他の超能力者や敵の未来人のせいでますます世界は危険な方向に向かって行く。未来予知ができるエネルギッシュな美少女同級生のみよりんやテレポーターで従順な後輩くんのノエル、謎のおバカ敵スパイ、ルリ等々の力を借りながら、シュータは美月を守り、平穏な学校生活を取り戻せるのか……?
全6章で完結予定。
序章「竹取・石作篇」、二章「庫持篇」、三章「阿部篇」、四章「大伴篇」、五章「石上篇」、終章「帝篇」
ハルヒみたいなSFを自分なりに書いてみたい! と思い『みらいひめ』の構想を考えました(設定や文体がハルヒっぽいかもです。話の筋は違います)。『竹取物語』を下敷きにしています。原作を読み直したい方には、室伏『新版 竹取物語 現代語訳付き』(角川ソフィア)がオススメ。
※R15設定にしておきましたが、どの年齢の方でも楽しめる作品になってます。R15にしようと思ったのはひとえにルリが原因です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 13:00:00
1011060文字
会話率:54%
夜の河川敷で誰かに階段から突き落とされる夢を見た青牧晴斗は、青春したい欲求に駆られる。
青春とは何なのか、その疑問に思い悩むのも一瞬。幼馴染の赤崎頼人が簡単にまとめてくれたから!
仲間を集めて青春の為に思いついたものを片っ端からやってい
くだけ。
青牧と赤崎が出会うのは、事故物件、急に女体化した男子、唐突に流行り出したソシャゲなどの不思議達。大体全部、宇宙人のせい!
明るく愉快に、暗くも彩りがあり、夢のある世界になったら良いなって感じのやつで送る青春物語。かも!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 05:20:23
16960文字
会話率:55%
「俺が……死んでる……?」
俺の名はイオン。貴族なのに『天与』――才能がないせいで虐げられてきた。ある日魔族に襲われた幼馴染のリズを助けようとしたんだけど、返り討ちにされたっぽい。目の前には俺の死体。
いや、え? もしかして俺、幽霊にな
ってる!? なんで!?
『だからね、イオンの“天与”は“幽霊化”だった、っていうことなんだよ』
と知った口を利くのは俺の愛剣ファム・ファタール。いや死んでからじゃもう遅いってお前今喋った!? いや、もう訳分かんねぇよ……。
時を同じくして動き出す魔王軍。それに対抗するかの如く、五人の少年少女が魔王を倒す『天命の戦士』として神に選ばれる。その中には――なんとリズの姿が。
いや、待てよ。俺は幽霊。誰にも見えない。そんでファムを使って物を斬ることができる。これ、魔王倒せるじゃん! よし魔王、覚悟――あれ? 斬れない?
「どういうことだよ! もっと気合い入れろよファム! 固くなれ! 限界を超えろ!」
『人のせいにしないの! イオンがへっぽこだからでしょー!? そっちこそもっと腰入れてよ!』
魔王、強すぎて斬れませんでした。マジふざけんな。
でも、決めた。リズを守るため、『天命の戦士』御一行を陰で支えてやるよ!
俺は幽霊だけど、大切な人を守る騎士になる。
そう――『幽霊騎士』なんて、カッコよくね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:01:09
554256文字
会話率:35%
神の使徒のミスにより、異世界に転生してしまった、玲那。
その世界は、先人の異世界人が悪行を行ってばかりで、異世界人などクソだと言われる世界だった。
家と土地を与えられ、たまに本が届くくらいで、食料もなければ、便利なものも一切ない、原始な生活
。魔物がいるという森の入り口前の家から、生きるために糧を探しに行くしかない。
そこで知り合った、魔物討伐隊の騎士フェルナンとオレード。村人たちに親切にしてもらいながら、スローライフを満喫する。
しかし、討伐隊は村人に避けられていて、なにやら不穏な雰囲気があった。それがまさか、先人の異世界人のせいだったとは。
チートなんてない。魔法を持っている人がいるのに、使えない。ツルから草履を作り、草から糸を作り、服を作る。土を耕して、なんでも植える。お金がないなら、作るしかない。材料は、森の中にある!
原始なスローライフなんて、体力がなけりゃ、やってられない。
生きていくために、前世の知識と、使徒が持ってくる本で、なんとかする!
ただ、異世界人とバレるわけにはいかない。処刑されてしまうかもしれない。
人生ひっそり、長生きが目標。玲那の体力自慢のスローライフが始まる。
異世界田舎でガチ物作り日常生活、たまに問題?な話です
ゆっくりのんびり連載していく予定です
他社サイト様投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 21:10:00
317538文字
会話率:42%
うつすことに躍起になっている人のせいで……。
最終更新:2024-10-04 20:00:00
2111文字
会話率:5%
いつまでも消えない、負の遺産。
最終更新:2023-09-25 20:00:00
1630文字
会話率:12%
自分の本音をつい押し殺してしまうヒロイン。その場さえ笑って過ごせば、自分さえ我慢すれば。
自分勝手“すぎる”人のせいで親友が昏睡状態の主人公。そんな2人が衝撃的な出会いをする。
大学生のヒロインは大学へ行くと美術室へ届け物を頼まれる。そのと
きも断れず美術室へ。そこには衝撃的な出会いをした主人公が。
自分を出せないヒロインと大学でできた友達。そんな価値観を壊すような主人公。
自分、そして他人、そして「すぎる」とはなんなのか。そんなことが中核にあるストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 21:05:57
8711文字
会話率:54%
謝罪
こんな夢を見た。
駅のホームでベンチで電車を待っていると、ハトがてくてくと自分のそばにやってきた。きたって、やれるものは何もないし、ハトにエサをやるほど物好きじゃない。はぁ、とため息をついた。自分はこれからも何年もこうして電車
に乗り、つまらない仕事をし続けるのか。本当、私は何のために生きているのだろう。何がしたいのだろう。
何もしたくない。何もしたくないのだ。なのに、ずっと私は働いている。やめてほしい。コミュニケーション能力もないし、ストレスはたまりやすい方だし、ほんと、生きてて良いこと1つもない。
皆、何が幸せなんだろう。どうして生きているんだろう。何も面白くないじゃないか。生きてて何も面白くないじゃないか。
ハトはいつか消えていた。私はホームで一人、本を読んでいた。田舎だから、電車がなかなか来ない。まぁ、ずっと来なくて良いけど。
この何も面白くない世界で人はどうして生きているのだろう。こんなに不幸を感じているのはもしかして自分だけなのだろうか。きっとそうだ。そうに違いない。私以外は皆、幸せなのだ。私だけが、まるで世界中の不幸をゴミ箱に全部集めたみたいに、不幸なのだ。
苦しいものだ。どうしてこんなに苦しまなければならない。誰のせいだ。誰を責めればいい?神か?仏か?
絶対に己自身を責めろだなんて言わせない。そう。何で私の責任なんだ?意味がわからない。意味がわからないんだ。私のせいじゃねぇだろ。
「違うよ」
どこかから、声が聞こえる。
「違うよ」
後ろを向いた。小学生ぐらいの男の子が立っていた。
「誰?」
「違うよ」
「・・・何が?」
「君のせいだよ」
「え?」
「他人のせいにするのは、甘えだよ」
「は?」
「他人のせいにするのは、甘えなんだよ」
「なんだよ、急に」
私は呟いた。
「自分のせいにすると、気持ち良いんだよ」
「・・・」
「自分のせいにすると、格好いいんだよ」
「・・・」
この男の子を、どこかで見たことがある。この子は・・・。
「ごめんね。僕の伝え方が悪いみたいだね」
男の子は、小さな手で、頭を掻いた。
「ごめんね。全て僕が悪いんだ」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-07 10:52:43
1339文字
会話率:67%
『近所に引っ越してきた櫻子はツンデレだけど嫌いじゃない件』
小六の娘の母さやか。ある朝、夫と娘の会話を聞き、自分が同じ年の頃に経験した事を思い出し回想する。近所に建った青い屋根の家、越してきたのは岸野一家。その一人娘の櫻子は高飛車な性
格だった。しかしイケメン父と元モデルの母をもち自身は綺麗な洋装の櫻子をさやかは密かに羨ましく思っていた。
一番の友達、美沙はさやかを尊敬し憧れている。3年生から剣道を続けているさやかと美沙。練習試合で格下と思っていた美沙から技を決められ自問自答する中、新人戦選考試合の話があり一緒に出場したいと美沙がさやかに意気込んできた。
稽古の事を引きずったまま帰宅すると櫻子父が購入したバイクを見て興奮している父の姿が。しばらく後、父が古いバイクを購入する。その日からさやかに度々、父がレースをしていた話をするようになった。だが何故か母には内緒にしてと口止めをする。
選考試合の結果美沙が選出され、さやかは選ばれず気落ちする。選考に落ちたことを引きずり、他人のせいにするさやかを、諭す父にも食って掛かる。興奮し思ってもいない言葉を投げかけるさやかを母が窘める。翌朝、美沙が1人で朝練を続けていた事を知る。
傷心の中、岸野母からサーキット走行会の誘いがあり一家で参加する。そこで父と母の過去を知る事になり、大切な友達と 父に対して悔やみ涙する。翌朝、武道場を訪れ美沙に謝ることができ本当の親友になる。
『彩夏と友達になりたいけど私の癖がじゃまをする!件』
櫻子は心優しい子、しかし緊張すると態度が高飛車になる癖があり悩んでいる。好印象のさやかに初対面から失敗してしまう。さやかと友達になるきっかけを作ろうと奮闘するが上手くいかない。
機転を利かせた櫻子、松金一家をサーキット走行会に誘う事に成功する。だがここでも大きな失敗を犯し自分に失望し母の前で号泣する。優しく諭す母に自分の気持ちを素直に打ち明ける。
容姿が変わった櫻子だがツンデレ調子は変わらない。だがさやかは優しく受け入れ二人に友情が芽生える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 10:04:37
37352文字
会話率:36%
この世界には多くの人間がいる。
その大多数が自分以外の者と関わり、信用することによって、世界は成り立っている。
だから自己完結した思考回路の持ち主は珍しいのでは無いかと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
この世界に自分を容れない。
因果は常に自分にある。
そうやって生きていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 22:09:37
683文字
会話率:31%
どうにも直属、愛したものから嫌われる質がある。
今も昔も、天命に従って嫌われた。
「どうでも良いから、嫌な事をされても気にしない。好きだから、些細な事でも意地悪と結び付ける」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 22:25:22
1008文字
会話率:0%
人のせいにしたくない
キーワード:
最終更新:2024-05-15 00:58:15
1842文字
会話率:0%
40代未婚の弱者男性が自分の人生を振り返り、自分の「愛着障害」とじっくり向き合います。
物心ついた時から両親との関係はぎこちなく「恐怖」がありました。
親からの自分に対する暴力、暴言、いじめ。小学校では間違った人との接し方で、嫌われてしま
います。
やがて転勤引っ越しで友人や安全地帯をも失い、多くの敵や憎悪を生みながら中学、高校と進み――。上京と同時に壊れてしまいます。
今の「満たされない生き様」は、全てが自分のせいなのか。
あるいは「愛着障害」として他人のせいにしていいものなのか。
文章として残すことで、考えても考えても明確な回答を得られない苦しみに一定の結論を得られることを祈っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 08:58:44
9376文字
会話率:6%
両国が憎いとか、
嫌いな奴に復讐したい訳では無い。
もう、全部疲れた。
もう頑張れなくなった。
助けを叫んでも誰も答えてくれない。
結局大人になっても孤独だった。
それでも、全部俺が悪いのか?
酒と自分に酔わなきゃ、やってらんねーよ。
人の
せいにするなって言うけどさ、
じゃ、この憤りを何処へぶつければいいんだよ。
もう、ほっといてくれ。
綺麗事でも、今の俺には必要な言葉なんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 23:01:03
5766文字
会話率:1%
昔うつを患っていた頃、仲間からの連絡に応える事が出来ず、携帯電話が壊れてしまった事も重なり、連絡手段を失ってしまいました。
年賀状などで繋がりを回復した人もいますが、そのまま疎遠になってしまった人もいます。
でも、それは天災みたいなもの
。
他人のせいにするのは論外ですが、自分のせいにしても成長は出来ないですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 21:29:52
535文字
会話率:0%
ファンタジー系国盗りゲーム~アルテミスの野望~
そのゲームに登場するセリア姫は、統治する国をズタボロにしてしまうキャラ。
全国民に恨まれ無惨に処刑されるのが確定している。
だが実際に国がズタボロになった理由は彼女にかかった呪いのせい。
決
してセリア姫本人のせいではなくて、それもあって同情されて人気キャラだった。
だが彼女を救いたくても、処刑は強制イベントなので不可能。
俺はそんなゲームに転生してしまったのだ。
ならやるしかない! 絶対にセリア姫を救って見せる!
だが決してたやすい話ではない。むしろ難易度無理ゲー級だ。
それはセリア姫にかけられた呪いのせいで超絶無能で不運なため!
政治をすれば国の経済を崩壊させて、兵を率いれば万の兵を千まで戦力低下させる!
勝ち確定の戦なのに敵国と対等な条件の停戦を結んでしまう!
俺はそんな彼女を救うために、自重せずに無双する。しないと詰む。
優秀な人材を集めたり金稼ぎしたり……ゲーム知識を総動員して姫を救うのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 21:43:11
74200文字
会話率:40%
「なんという悪女! 即刻婚約破棄、三日後に首切り処刑だ!」
何千回と断罪処刑を繰り返してきただろう。また断罪が始まる。しかし、この時だけは展開が違った。
「ずっと君を探していた!君こそオレの運命の番……」
ドラゴンに乗って王城のステン
ドグラスをぶち破り、私を助けてくれたその人は最強種・竜人の王様だった。
なんでも私がループし続けていたのはこの竜王様の魔力によるものだったらしい。運命の番と番えない限り、何度でも時間を遡りループする、という――。
「いや、それ、ふざけてます……?」
「えっ」
「私もう疲れちゃって……つがいとか、恋とか愛とか、信じられないんですけど……」
たしかに私を助けてはくれたけど、私が何千回も死んだのはこの人のせいじゃない!好きになるなんて、絶対無理!
幾千回もループし続けて心がズタボロ令嬢×ヘタレ残念イケメン竜王様、運命の二人は無事番えるのか――?
(番えなかったらループ確定ってひどすぎじゃない?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 06:10:04
12927文字
会話率:43%
希望の象徴として活動拠点である王国から敬われているホープマンは、希望と絶望の間で揺れ動く日々を送っていた。彼は希望を振りまくのに疲れ、孤立した大森林に身を隠し、静かな生活を送っていたが、ある日突然、病に襲われる。
意識が混濁する中、彼は赤
い眼を持つ少女の幻影に出会う。しかし、その可憐な姿は触手と大きな眼に変わり、空中に浮かぶ球体の中に閉じ込められた少女として現れる。
絶望に包まれたホープマンは笑いながら言う。
「どれだけお前が強大な絶望の塊だろうと俺は死ねない。昔倒した魔人のせいで不老不死になってしまったのだからな」
【では私を殺してくれ。ホープマン。そしたらお前を殺してやろう】
ホープマンは自殺願望のある少女、ディストピアの誘いに乗る決意をする。触手に纏われながら、彼は森の中へと歩き出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 22:13:35
7421文字
会話率:56%
誰かのせいにしたいわけでもないけれど、自分は悪くないとも思うような。そういうこともある。
最終更新:2023-03-30 00:56:15
606文字
会話率:7%
(最初から最後まで胸糞悪いと感じる人もいるかもしれません。)
私が、小学校4年生の時の話。
ある人のせいで、世の中を疑う「はじまり」が蟠りになってしまった話。
死にたいと思った、苦しいという感情の「はじまり」
を書きました(多分こんな感じ)
最終更新:2023-01-29 09:46:22
3452文字
会話率:10%